母校が…
毎月購入している「初等教育資料」に出身小学校を見つけて驚いた。「子どもに学んだあの風景」という2ページほどのコラムを校長が書いていた。
秋田県の小さな町の小さな小学校。それが母校である。検索したらホームページがあった。
児童数を見て驚いた。全校で36名。複式校である。
私が卒業したのは40年前。その時の私たち6年生が36名だった。単純計算で6分の1に児童数が激減しているのである。小さな町といえども国道沿いにあるし、JR駅だって自転車で10分ほど。秋田市へは車で40分。決して不便なわけではない。それでいてこの減少。これが地方の現実なのだと実感した。
同級生がどれぐらい残っているのだろうか…自分も生まれ故郷を去った口であるが、心配になった。
それでも先の雑誌のエッセーには、子どもと教師との温かいエピソードが書かれていた。
激減する小学校でも子どもたちは希望。子どもたちは宝。そんなことを思った。
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