南部鉄器
昨日、岩谷堂箪笥について書いたら、今朝の朝日新聞の別刷りに「使いたい、贈りたい東北の手仕事品」の読者ランキングが出ていた。
1位は「南部鉄器」であった。新聞に書かれているミニ紹介を記す。
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産地は盛岡市と奥州市水沢地区。砂鉄、木炭、川砂、粘土、漆など原材料に恵まれ発展した。写真は欧米で人気を集める岩鋳の急須
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ここに書かれているように、実は自分の校区の隣(羽田地区)が大生産地である。車で10分足らずでいくつかの生産工場が出てくる。「○○鋳造」という看板が次々と目につく。南部鉄器の資料館もあり、2年前の県の造形教育研究大会でもお世話になった。このような伝統工芸が近くあることは、社会科の学習面でも強みである。本当に社会科を学習するには恵まれた学区である。(ちなみにケーブルテレビ局も学区内の歩いていけるところにあり、情報の勉強もできる。)
それにしても、南部鉄器が欧米で人気というのは知らなかった。これはネット販売が大きいであろう。検索すると、楽天でも多くの南部鉄器が紹介されていた。
伝統工芸とインターネットのコラボ。これも授業の素材となりそうである。
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