かつての共著が蘇る
自分が初めての単著を出したのが、今から10年ほど前だった。
発刊元はひまわり社。家本芳郎先生とひまわり社の松本社長さんと、その1年ほど前に東京でお会いして、執筆を勧められたのだった。
家本先生監修というのは大きかった。原稿を2、3回チェックしていただいた時のアドバイスが自分の弱点を見直すきっかけになった。
「佐藤先生は、難しい表現が多い。もっとわかりやすく」というのは、自分の胸に響いた。これ以降「わかりやすさ」が原稿のキーワードになった。
さて、そのひまわり社も一昨年廃業となり、いくつかの単著が別の出版社から発刊となった。また、共著も同様である。
このたび、その共著のいくつかが別の出版社から再発刊されるということで、連絡が来た。
「小学校 まわりに聞きにくい問題をかかえた子の指導100の成功例」(家本芳郎編)
「小学校・中学校 まわりに聞きにくい保護者とのトラブル解決80の成功例 」(家本芳郎編)
どちらも10年ほど前に一生懸命に書いた原稿が掲載されていた。同時に家本先生からいただいたコメントも思い出した。
「形に残る仕事のすばらしさ」である。
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