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2014.04.30

4月が終了

早くも4月が終了。いくつか思ったことを。

○昨年度とポジションが変わっていないのだが、総務スタッフ(主幹、教務、生徒指導、事務)が自分以外全て転勤となり、仕事の風景が変わった1ケ月だった。
 学校を軌道に乗せるために自分がすべきこともあり、スタッフの皆さんに関わることが多い1ケ月だった。その点では充実の日々。
 「転勤は最大の研修」という言葉を聞いたことがあったが、「自分は転勤しなくても周囲が転勤することで新しい仕事に取り組む」ということも、大きな研修だと実感している。

○今年度は遠くに出掛ける自主的な研修は当面控えているが、その分読書等に励むことができた月でもあった。昨年度の読書量が減ったことは大きな反省だった。本から学ぶことはどの場所でもできることを実感している。

○自主的に出掛けることは少ないものの、講師依頼等については結果的に例年並みに近づいてきた。多くは7月以降である。今の自分の立場への依頼に感謝しつつ、新しい内容で話をするようにしなければいけないと考えている。

○この4月から二人の子たちも新しい道を歩き始めた。そのための準備で4月上旬まであれこれ時間を割いた。子どもたちが新しい道を歩くということは、自分の環境も変化しているということ。異動はなくても、変化を感じた1ケ月であった。

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2014.04.29

昭和の日 変化の大きかった昭和時代

祝日恒例の子どもたち向けの小話。
今年度も掲載します。
記事を改めて読んで今年は東京オリンピックから50年を実感しました。

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1 一番長い昭和時代

四月二十九日は昭和の日です。昭和天皇の誕生日であり、昭和の時代をふりかえる祝日です。
 昭和時代は二十世紀の元号(げんごう)の一つです。元号とは、特定の時代を年を使って指すもので、漢字を使う日本や中国などで使われたものです。昭和の前の元号は大正、その前は明治で聞いたことがあるでしょう。
 昭和は元年から六十四年まで続きました。昭和天皇の在位期間にあたります。実際には元年と六十四年は1週間程度だったので、実際の昭和時代の期間は六十二年ほどです。この期間は元号の中では一番長いものです。
 皆さんの家族や親せきの中にも「昭和生まれ」が多くいると思います。それぐらい昭和時代は長かったのです。

2 「激動の時代」

 昭和は大きく変わった時代と言われています。
 昭和二十年までは大きな戦争がありました。たくさんの人が亡くなり、原子爆弾が広島と長崎に落とされました。
 その戦争が終わってからは日本も平和になり、どんどん発展してきました。人々の生活も豊かになり、新幹線、自動車、テレビといった皆さんにとっても身近なものが次々と生まれました。
 昭和時代の最初と最後では、同じ時代とは思われないほどの違いがあったのです。

3 東京オリンピックとテレビ中継

 昭和時代の大きな出来事の一つに東京オリンピックがあげられます。昭和三十九年に開催された東京でのオリンピックです。
 このオリンピックは戦争に敗れた日本の成長ぶりを世界に示すものでした。特に注目されたのは世界各国にオリンピックの様子が放送されたことです。今は、世界各国の様子をテレビで簡単に見ることができます。しかし、その頃は技術も十分ではありませんでした。
 それがこの東京オリンピックでできるようになりました。東京オリンピックは「テレビオリンピック」と言われたほどでした。ちなみにこの東京オリンピックの女子バレー決勝の視聴率は八十五%(NHK調べ)です。この記録は史上最高です。

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2014.04.28

世界遺産のニュースに昔の授業を思い出した

富岡製糸場が世界遺産になりそうだ…というニュースが入った。
このニュースで思い出したのが、かつて6年生で自分が行った研究授業だ。

教師生活10年目の年に6年生を担任していた。その時に、研究授業で明治時代の製糸業を扱った。
確か蚕の実物を子どもたちにも示した記憶がある。
その産業と明治時代の政策を関連づけた内容で、さらに当時の労働ぶりを加えて学習させた。

そこで自分なりの一工夫が、「たいへんだと思われていた当時の労働条件が、実は恵まれていた」ということを子どもたちに資料から考えさせるという点だった。
その時には、「自分たちの中にあるイメージを覆す社会的なものの見方を育てられる」と思っていたものだった。
今も、社会的なものの見方・考え方を育てるにはそのような複眼的な思考を育てるには必要なものだと思っている。

しかし、今回ニュースに関わって一連の情報がこちらに提示された。これらを読むと、「恵まれていた」という見方もまた一面的だったのではないか…と感じている。一部の人は恵まれていたのかもしれないが、全員がそうだったとは限らない。その点では、「悲惨な労働条件」のイメージと同じように一面的なイメージを植え付けてしまった授業になった可能性もあったのでは…と思っている。

もしまた同じような内容で授業をする機会があったら、この点でのバランスを考えた授業を構築する必要があると改めて感じているのである。

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2014.04.27

新しく知る言葉

こちらの記事を読んで、モンスターティーチャ-という言葉あることを知った。
モンスターペアレントではなく、モンスター「ティーチャ-」である。
検索してみると、こちらのような記事もあった。これはかなり極端な例であり、まさに「モンスター級」であるが、漢字の書き取りについては「量を重ねることが効果がある」と信じている教師も確かにいるかもしれない。

こちらの教育雑誌に「サービス業マインドの蔓延」ということが書かれていた。
80年代以降は本来サービス業と呼称してよいか疑問である職種(教師も…)にも、「サービス業マインド」が求められるようになったということだ。
そのようなマインド自体は適切な評価されるものであろうが、過剰に求められるのであれば身動きがとれなくなるのも事実。学校のことを当てはめると、あれこれ思い当たることもある。

これらは新しく知る言葉だ。言葉を知ることによって、その分、新たな見方も少し広がるような気がする。


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2014.04.26

後進向けに授業披露

指導力優れた教員、後進向けに授業披露」という秋田県のニュース。

一昨年の11月に秋田の能代で参観した授業を思い出した。参観した授業はこちらの報告が詳しい。
40代のベテランのすばらしい授業だった。学校公開といってもなかなかそういう機会に立ち合うことができないが、秋田県のこのしくみなら、そのチャンスも増えるであろう。

そして、これは何も「後進」だけのためではないであろう。秋田県だけではなく本県も自分たちの世代も多くの皆さんが担任として第一線でがんばっている。教員構成から、「定年退職まで担任」は今後どんどん増えてくるであろう。
そういう先生方にも、モデル授業は不可欠だと思う。

事実、一昨年の11月の参観授業では「条件付き撮影フリ―」だった(このフォーラムの大きな特色だ)ので、多くの皆さんが授業後の板書や掲示物の撮影をしていた。自校に持ち帰って、先のレポートのように報告したり、授業に役立てたりしたのであろう。多くのベテラン教員も交じっていたことが印象に残っている。

自分も同様。まだまだ授業する機会がある。ベテランだけではなく、他世代からも学んで自分の授業の腕をまだまだ上げたいと思う。


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2014.04.25

復興教育のための絵本

3・11以来、本県では復興教育に力を入れている。
大きな被害がなかった内陸の学校でもそれは同じである。
私自身も、子どもたちのため、被災地のために取り組みたいことには力を注ぎたいと今も考えている。
自分の今の立場からすれば、子どもたちに授業で直接ということは難しい。
ただ、補欠授業に入った時に、もし数分~10分程度の時間があいていれば何かが出来るのではないか…そう今年は思っていた。

そこで、東日本大震災関係の絵本や児童作文を購入した。
大人向けの関係本は本当にたくさんあるが、絵本となると限られる。それでも、自分が探した分については20冊以上は見つけることができた。その中で10冊程度を購入。これらを学年に合わせて、チャンスがあれば読んでいきたいと思う。

岩手を舞台にした絵本も何冊かある。
つなみてんでんこ はしれ、上へ!」は「釜石の奇跡」を描いたもの。
はしれさんてつ、きぼうをのせて」は、三陸鉄道スタッフの奮闘ぶりを描いたもの。
このような話はやはり語り継ぎたいと思う。
特に「はしれ、上へ!」の最後のおじいさんのメッセージは印象的だ。

「人間は海からめぐみをもらうばっかりで、つきあいかたを、わすれてたのかもしんねえな」

これからも心したいメッセージだ。

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2014.04.24

体育活動時等における事故対応テキスト~ASUKAモデル~

何気なくテレビを見ていたら、「AEDを迷わず使え」という特集にくぎ付けになった。
自分も毎年1回はAEDの講習会を受けている。また、教職員にも研修会参加を促す立場である。
何かの時には迷わずに使いたいと思っているが、いざという時に即時判断できるかとなれば、迷う人も出てくるかもしれない。

そのニュースでは「迷わずに使うことの大切さ」を強調していた。
3年前に起きた小学校の学校事故のことも報じられていた。当事者の親のメッセージは強いものだった。
さいたま市ではそのことを契機に「体育活動時等における事故対応テキスト~ASUKAモデル~」を発行している。
これは他県、他市でも参考になるものである。
危機管理の一つとして参考にしていきたい。

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2014.04.23

「授業でも講話でも使える話のネタ事典」

授業でも講話でも使える話のネタ事典」(教育開発研究所)に4本分だけですが、原稿を書かせていただきました。あくまでも「ネタ事典」で、子どもたちへの指導には自力で調べる必要はありますが、持ちネタのヒントにはなります。

目次はこちら
この中の「おいあくま」「胸の中の〈思い〉は見えない。けれど〈思いやり〉はだれにでも見える(宮澤章二)」「宮越由貴奈」「お正月行事」について書かせていただきました。


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2014.04.22

プロフィールカード

先週の授業参観の際、事前に各学級を回っていた。
各学級で、一人一人の写真付きプロフィールカードを作成していた。
これは担任ではない自分にとっては子どもたちを覚えるための大切な掲示物だ。特に補教で各学級に入った時には、なかなかその時間だけで子どもたちを覚えることができない。あとでプロフィールカードを見ると、ぐんと覚えやすくなる。
大規模校なので、なかなか多くの子どもたちを覚えることはできないが、それでも子どもたちを覚えることは管理職といしては必須のことだ。

そのプロフィールカードの学級による写真の違いを、当時佐藤学級を取材した方がこちらに書いている。以前も紹介したが、記録として改めて掲載しておこう。この時の子どもたちも今年は20歳。私が担任した子たちは全員大人になる。何とも早いものである。

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2014.04.21

小1教育技術誌に原稿掲載

小1教育技術誌5月号に「目指せ すっきり発問・くっきり板書・はっきりノート」の原稿が掲載されています。
1年生にとって、発問・板書・ノートについて何を目指すかを「すっきり」「くっきり」「はっきり」というキーワードで書いたものです。

思い出せばこの原稿は2月下旬に書いたものでした。校務も第2の仕事も、そして家庭的にも厳しい時期で娘の受験先や移動の新幹線で何とか仕上げたものでした。それだけにこのように形になると大変嬉しく思います。

驚くのはイラストの確かさです。今回は1年生担任対象の原稿ということでイラスト多用のものでした。プロのイラストレ―タ―さん(本山浩子さん)が原稿に合わせた的確なものを描いてくださいました。改めて「プロの仕事」という言葉を思い浮かべました。

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2014.04.20

1年間の勤務を実感

昨日は授業参観日だった。多くの保護者が来校する。
私も受付補助で案内をしたり、各教室を廊下から覗きこんだりして、授業参観時間を過ごした。
その際、本校で昨年度縁のあった何人もの親御さんとご挨拶をした。
PTA行事でお世話になった方、様々な相談をした保護者の方、マーチングクラブで一緒に応援をした保護者の方、ちょっとしたことでお願いをした方等、ご挨拶ができた。

前任校までは小規模校ということもあり、保護者全員を覚えた。大規模校の本校ではそうはいかない。
それでも「1年前の授業参観では、全く知らない方ばかりだったなあ…」と思い出すと、この1年間の自分の仕事の歩みを実感する機会となった。
これは子どもたちも同じ。先日も中学校の子たちが学校を訪れた際に「副校長先生!」と子どもたちが立ち寄ってきた。しばし雑談。1回でも補欠授業で入った学級の子たちとは、やはり親しみ度合いが違う。これもまた昨年の仕事を思い出した。

やはり1年間の蓄積は大きいものだと感じた。

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2014.04.19

「子どもが変わる接し方」から学ぶ

 「子どもが変わる接し方」(田中博史著 東洋館出版)を読む。
 共感する部分が多く、田中先生は授業づくりだけではなく、学級づくりでもまさに名人と感じた。
 子どもとの接し方や学級づくりについては今までも多くの本を読んできたが、自分が初めてアプローチも多く、新鮮だった。
 たとえば手つなぎ鬼で「男の子の次は女の子をつかまえなければいけない」というルール。これなら自然と男子と女子が手をつなぐこととなる。
 日記提出用の箱を「真剣に書いたので要返事箱」と「消化試合箱」、そしてもう一つ用意して子ども自身が箱を選択して、入れるしくみ。これならその日のその子に合ったコメントができる。
 誕生日の子を写真の中心に花をもって写すアイデア。
 その子はもちろん、このような担任のアプローチは、圧倒的に保護者の支持を得るであろう。

 自分の立場でこの本の学びを生かすことは直接子どもたちに対しては難しい。でも、考えてみたら、広い意味でいくつも生かせる場面はある。

○先生方への本の紹介 具体的なアイデアの紹介
○補欠授業に入った時の子どもたちへの接し方
○先生方への接し方でも応用はできるのでは…(特によさをささやくことは今もやっているが、もっと続けていこう)

 このようにモチベーションを高めてくれる本であった。

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2014.04.18

5月号の雑誌から

◎「授業力&学級統率力 」2014年 05月号(明治図書)

特集が「 “ユニバーサルデザイン”で教室改造43例」である。一つの雑誌でこれほどユニバーサルデザイン教育が取り上げられるのは有難い。
教室環境整備や授業といった点だけではなく、「どんな考え方」「提唱者」「歴史と現状」といった基本的な解説も理解を助けるであろう。ユニバーサルデザイン研究会の皆さんも具体的な実践例を提案しており、学ぶ点が多い。

◎「社会科教育」5月号

こちらの特集は「“板書を構想”して授業の腕をあげる法則」。自分の苦手分野の板書。このようにわかりやすい特集であれば、苦手な分まだ伸びるのでは…と感じた。

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2014.04.17

「新聞に載ることの重み」

当たり前と思っていることを指摘されて、改めて「そう言えばそうだ…」と思うことが時々ある。
尊敬する三重の中林先生が「新聞に載ることの重み」という記事を書かれていた。こちら
今はもちろん、自分が小さい頃から教員の人事異動が新聞には掲載されていた。その新聞を親が見て、「○○先生は今度◎◎小に行くことになった」と話していたことが記憶にある。これは本県でも変わらない。おそらく、どの都道府県でも同様であろう。最近はWeb掲載もあると聞く。

中林先生は次のように書いている。
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地域住民が教職員の異動を知りたいのは「利害関係が密接」だからこそと考える事ができます。新採教員はそのことの重みを感じる必要があります。わが子を1年間預ける担任のことをより早く知りたいという保護者の願いは、そのまま教員の両肩にかかっているのです。
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確かにその通りである。「今度はどんな先生が来たのかな。担任になるのかな」と興味をもって新聞を眺める家庭も多いであろう。
また、家庭に子どもたちがいなくても、かつて担任した先生方の動向を興味をもって見る方もあるだろう。これは同じ公務員でも県職員や市役所職員とは違うと思われる。
中林先生の今回の記事から私自身が新聞に載ることの重みに改めて気付かされた。

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2014.04.16

美文字

何気なくテレビを見ていたら、「美文字」の特集をしていた。
いくつも「教師としては…」というコンプレックスが自分にはあり、文字もその一つだ。「上手ではない」というレベルではないので、板書が美しい先生を見ると本当に感心してしまう。

さて、番組に出ている先生を検索したら、教育関係にも縁もありそうな方だった。

動画ライブラリーで子どもの字を美しくするこつを紹介
○書写指導の本についてのインタビューはこちら。アマゾンはこちら

少しは自分も練習してみようという気になった。せめて自分の名前ぐらいは…と思う。

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2014.04.15

このごろの読書から

学級力を鍛え授業で発揮させる」(新潟大学教育学部附属新潟小学校著 明治図書)

校内研究会で他校の実践を本格的に実践することとなった。そのための参考図書。
よりよい授業づくりのための学級力の育成。それも子どもたちの実態の的確な把握ができるということで、参考になる。担任の先生方と一緒に校内研を推進していくためには、管理職が担任の先生方が読む本を、既に読んでいることは当然のこと。その点でよき学びができた。

しごこちのいい学校」(鎌田富夫著・さくら社)

以前、有田先生と野口先生が子ども相手の授業対決をする研修会の記事を見たことがあった。それが一公立小学校。何ともすばらしい企画と羨ましく思ったことがあった。その時の校長先生の本。その研修会のことも少し書かれているが、内容は校長先生としての考えや実践を述べたもの。随所に校長先生としての矜持が見られる。特に不祥事後の学校公開のエピソードは「これぞリーダー」と感じた。

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2014.04.14

「廃校が招いた過疎」

先週も紹介をしたが、日曜日の朝のニュースの特集でデータをもとにしたものが放送されていた。
今回は「廃校が招いた過疎」というもの。
毎年20校程度が統合している本県にも関わりがあるテーマだけに興味をもって見た。

「学校が無くなったことで子育て世帯が町を出たことが、過疎化や高齢化を加速させた要因の1つ」
「学校とは、子どもがいる30代、40代が地域に戻って生活するための生命線=「暮らしの拠点」でもある」
「教員についても、高齢化で医療や介護に人材が必要となるため、教員の確保が難しくなると予測され、統廃合で対応しようにも、子どもにとっては学校までの距離が遠すぎて通学できない地域が出てくる。これまで通りのシステムでは全国一律の教育水準を保てなくなる」

このようなメッセージは強烈だ。しかも2040年に子どもが半減する自治体は、岩手県は盛岡~奥州市の4号線沿い以外の市町村がほとんど該当する。26年後はそんなに遠い未来ではない。この頃の学校数はどのようになっているのだろうか…と考えてしまった。

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2014.04.13

社会科の授業開き

ブログの右側にある「検索フレーズランキング」に時々注目している。
今多いのは、「社会科の授業開き」である。
金曜日に同僚(若手教員)と朝雑談をしているうちに、社会科の授業開きの話になった。
有田先生の「五円玉」の実践を紹介したら、さっそく追試サイトを検索し、五円玉の画像も印刷していた。
準備していたものを変更するこういうフットワーク、いいなと思う。

ちなみに私の5年生の社会科授業開きも五円玉です。
6年生は地球の歴史である。専科の時には「心構え」をプリント化したものだった。

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2014.04.12

つぶやきより

フェイスブックでのつぶやきです。

・「総合教育技術」誌の安藤忠雄さんの巻頭インタビューから学ぶことが多い。
・「右肩上がりの経済成長が未来永劫に続くと誤解した親が子どもを過保護に育てた」…(自分たちの世代もそうだ…)
・「子どものときに子どもをすること。子どもは大きな声を出さないと。子どもは人とぶつからないと。」…(ここに実践のヒントがありそうだ…)

・地区の班の年1回の会議。11世帯で、そのうち3世帯が学区の小学校のスクールガードをされていることを知った。リタイヤされた皆さんが多い班ではあるが、このように地区のための社会貢献をされていることに敬意を表した。冬の寒い中で1~2時間、外で立ち続けるのは若くても容易ではない。本当に有難いことである。

・太鼓の修理をお願いをするために、初任校の学区へ。あれこれ雑談をしているうちに、お子さんが31歳ということを知る。自分が初任校で担任した子たちと同じ年齢。お名前を聞いて、隣の学級だった子の保護者とわかって話が盛り上がった。それにしても初任校の子どもたちの名前は、担任以外の学級もたくさん覚えているものだ。初任校に限っては不思議なくらい、パッと他の学級、学年でも思い出せる。

・保育園の卒園式で校長代理で来賓としてお祝いの言葉を述べる。今まで何度か経験をしていることであるが、なかなかうまくいかない。短い時間でも印象に残る挨拶をしたいと思っていても、理想のイメージが経験値が少ないからか自分の中で浮かばない。何事にもモデルを知ることは自分の場合には大事だな…と感じた。

・ようやく長女も大学を卒業し社会人としての第一歩。1週間の研修期間のあと配属先へ行くとのこと。テレビで入社式のニュースが入るたびに我が子もこんな感じで過ごしたのかなーと思う。それにしても自分の第一歩の日は全く覚えていない。鮮明に覚えているのは初めての学級びらきの日。もう30年近く前なのに。やはり教師の第一歩は担任としての学級びらきの日なのだろう。

・学校に来る信金の担当者が代わるということで、新しい担当の方と一緒に挨拶に来た。名刺をもらって名前を見ると見覚えがあり、改めて顔を見ると6年前に社会科専科で教えた子だった。当時6年生。「社会科教えたよね」と言うと、向こうはすでにわかっていたらしく「とっても歴史がおもしろかったです」と答えてくれた。リップサービスでも嬉しかった。高卒で2日目ですでに現場回り。春休み中に研修を受けていたとはいえ、たいしたものだ。

・始業式。学級数が多いので、各学級の黒板メッセージに個性が反映されている。正統派あり、詩を掲載する先生あり、迫力ある花の絵をがんばって描いた若手教師ありと楽しませていただいた。何人かの先生に、「印象的でした」「すばらしい詩ですね」と黒板メッセージの感想を伝える。こんな感じで今年は気軽に感想を言っていこうと思う。

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2014.04.11

「いい子が育つ都道府県ランキング」

いい子が育つ都道府県ランキング」が出ていた。
昨年宮崎に行った折、このランキングのことが話題になったことを覚えている。実際に今回も宮崎はランキングの2位。1位の秋田と同様に高い数値である。

我が岩手は総合では16位。項目別に見ていくとその特色が見えてくる。
生活習慣は3位。これは県でも「早起きと朝食を食べる割合が高い」と何かの文書に記載していたので、うなずける。道徳や規範意識も高い。その他はほぼ中程度である。家庭でのよさを生かしつつ、学校教育で行うべき課題もありそうだ。

それにしても秋田は学力だけではなく、「体験」や「コミュニケーション能力」の部分も1位。これは授業での工夫が大きいと思う。いつかその秘密を知りたいと思っている。

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2014.04.10

教科書の日

あまり知られていませんが、今日4月10日は「教科書の日」です。
こちらに趣旨等が書かれています。

教育新聞でこの「教科書の日」の特集をしており、私も寄稿しました。記事では「インタビューした形」になっています。
社会科教科書での資料活用について書かせていただきました。資料の掲載意図を意識し、活用方法を考える…高学年の時に自分が意識していたことです。そのためにも、教科書を何度も見ていること(次時だけではなく、その学年を一通り見ている)が大切だと考えます。

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2014.04.09

NHK for School

NHK for School のホームページが新しくなっていました。(前から?)
改めて見て気づいたのですが、教科書別に合う番組紹介もされていました。自分が活用する機会は限られていますが、その限られたチャンスに実践してみたいと思っています。もう10年以上前になりますが、3年間、番組プロジェクトでお世話になりました。実践でお世話になっただけではなく、その時に得た人材がかけがえのないものとなりました。その意味でも恩返しをしなければいけないと思っています。

自分が興味があるのは社会科の番組ですが、いつの間にか地図帳関係の番組もありました。面白い活用ができそうです。

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2014.04.08

「「安心」「刺激」でつくる学級経営マニュアル」

ここ数カ月は思うように読書もできずに反省。
今年度は週1回程度は読んだ本から印象に残ったもの、役立ちそうなものを簡単に紹介していければと思う。(あくまでも「簡単に」。しっかりと…となると結局紹介できずじまいだ。)

○「授業のユニバーサルデザインを目指す「安心」「刺激」でつくる学級経営マニュアル」桂聖・川上康則・村田辰明編著 授業のユニバーサルデザイン研究会関西支部 著 東洋館出版社

著者名と研究会名だけで迷わずに予約した本。
この本には「特別支援教育の視点で行う学級経営」という副題がついているし、「授業のユニバーサルデザインを目指す」ということからわかるように、学級経営にユニバーサルデザインの発想をどんどんと取り入れようとするもの。
それはまさにどの子にも「安心」を与えるものであろう。

1章は5項目の理論編。「安心」と「刺激」がキーワード。納得のいく論である。
2章は担任教師の一日を時間で追うアイデア。三文スピーチや子どもを成長させる忘れ物指導などは担任時代に実践してみたかったと思う。アイデア提供で先生方に伝えてみよう。

様々な学級経営本があるだろうが、このような視点も大切である…と実感させられる本である。

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2014.04.07

DATAFALE.JPNに注目

日曜日の朝は「おはよう日本」のニュースを見ることが多い。この中の特集に注目する情報が出てくる場合がある。

昨日見ていたら、こちらの特集が始まった。DATAFALE.JPNという特集で、HPと連動をしている。番組でもHPが紹介されていた。
社会科教師として興味があるデータがこれからも出てきそうである。

このHPの最後に出典先のリンクがあった。興味があり、覗いてみる。
中に市町村別の将来の人口統計があった。私が住む奥州市も「ここまで減るのか…」という結果が出ていた。9年前の合併時は13万人だったのが、十数年後には10万人を切る。しかも、その時には世代別で一番多いのが75歳~80歳。小学生は今の6割ほど…。これなら統合が進むのもやむをえない。

次回はまた別のデータが出てくるのであろう。楽しみである。

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2014.04.06

物流システムのすばらしさ

 二女が大学進学をするということで、この春はそのために時間を割いた。といっても、岩手から遠い地なので、現地に行ったのは2回だけ。1回はアパート探しを半日。もう1回は大学入学手続きの時に家電と家具類の調達である。小物類は地元で購入し、あとは、一気に入居日に荷物を送るという形をとった。

 昨日がその日である。朝のうちにアパートに入り、家からの宅配便、家電・家具の到着、そしてガスの点検を待ちながら荷物整理をした。
 つくづく感じたのが日本の物流システムのすばらしさ。指定した時間はその日の2時間の時間帯なのであるが、どこの業者さんもほぼ正確だった。混雑する時期なので、家電や家具は当日の朝の連絡だったが、それにしても連絡した時間の早いうちにきた。組み立てや点検もスムーズ。さらに少し遅れそうな場合には、こまめな連絡。おかげで「空き時間」がわかり、その間は近くのホームセンターや電気店で予定していたものを購入できた。
 滞在時間10時間あまりで空っぽだったアパートが何とか生活できるようになった。12月から続いた受験、そして新生活準備を終えることができ、ホッとした気持ちで最終の新幹線に乗車することができた。

 同時に「この日がいよいよ来た…」という思いである。予定していたことではあるが…。その意味では我が家も新しい生活が本日からスタートである。
 

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2014.04.05

お花見は桜とともに

本日大学に入る娘の引っ越しで移動。桜が美しかった。
入学式と共に桜。これは岩手では考えられない。(4月下旬が見ごろ)
桜に関わって書いた小話です。

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1 お花見する人々、日本人
 春。日本のあちこちで桜が満開になります。
 ニュースでも、「公園では、今桜の花が満開です。その桜の下では、お花見のお客さんでいっぱいです」と、楽しそうにお酒を飲んだり、団子を食べたりする風景が写し出されます。皆さんも、お花見をしながらおいしい団子を食べたこともあると思います。
 このようなお花見は外国ではあまり見られません。日本ならではのものです。しかも、「花」といえば数多くの種類があるのに、お花見といえばまずは「桜」です。
 いつころからお花見をするようになったのでしょう。

2 江戸時代のお花見
 お花見のはじまりは今から千年以上前と言われています。貴族の間で桜を観賞するのがすでに行事になっていました。
一般の人々に広まったのは江戸時代です。特に江戸(今の東京)には上野をはじめとする桜の名所がいくつもあり、ガイドブックまでできたほどです。その時には、金持ちも貧乏な人もそれぞれ仲間を作って、お弁当を持って出かけました。桜の下では、飲めや歌えやの大騒ぎ。「茶番」と呼ばれる劇をする人たちもいました。こうなると、ほとんど今の花見と同じですね。
 江戸時代の花見は、生活するのが大変な中であって、人々にとって大きな楽しみでした。 たとえ、貧しい中でも、かまぼこのつもりの大根、卵焼きのつもりのたくあん、そしてお酒のかわりは番茶で・・・というように楽しんでいました。

3 桜の木を大切にする
 お花見に欠かせない桜は、自然に咲いているわけではありません。美しい桜を保存していくために、活動している人々もいます。
 「日本さくらの会」では、「さくら百万本植樹・愛護運動」を行っています。さくらを保存するだけではなく、桜を育てる運動を日本人の心を育む運動に高めていこうとするものです。
 確かに、このようにお花見の歴史や桜の大切さを知ることによって、「日本のよき楽しみ」を続けていきたいという気持ちになります。そんなことを思いながら、皆さんも今年のお花見を楽しんでみたらどうでしょう。

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2014.04.04

心に刻まれる黒板メッセージ

最近執筆したエッセーです。

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 「教室にあるもの」といえば代表的なものとして「黒板」があげられるであろう。授業で使われるのはもちろん、担任からのメッセージを伝えるものとしてもよく活用される。
 私も担任時代は、前日の放課後に翌朝のメッセージを時々書いていた。運動会の時には「がんばろう!」と子どもたちへの励ましを書いたり、誕生日の子のよさを伝えたりしたものだった。

 そのような黒板メッセージが、子どもたちの心に一番刻まれるのは、卒業式の日であろう。本校では先月、六学年各学級が卒業の日を迎えた。当日、各教室には担任からの心温まるメッセージが書かれていた。
 「だれかが困っているとすぐに助けてくれる人がたくさんいました。友達を大切にする学級でした」と書かれていた学級。同じ中学校に進学しても、クラスは別々となる。「学級の友達の大切さ」が伝わってきた。
 別の学級では、「今、別れの時。飛び立とう、未来信じて!」と大きく書かれていた。これは卒業式で歌う「旅立ちの日に」の歌詞の一部だ。思い出に残るであろう曲のメッセージは何とも力強い。
 その隣の学級では、学級一人一人の名前が全員分、丁寧に黒板に書かれていた。名前を書きながら、一人一人の思い出も担任は思い浮かべていたのではないだろうか。
 そして、ユニークだったのは「清々しく飛び立て」と書いた後に、「最後の学級会」と記されていた学級。議題は「学級目標は達成できたか」。子ども達が学級会で成長したことを物語るメッセージだった。

 「教室の黒板」が生み出すこれらのメッセージ。卒業式という忘れ得ぬ日に、子どもたちの心に深く深く刻まれていったことは間違いない。

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2014.04.03

「つくる」ではなく「つくりあげる」

初等教育資料4月号に大田区の中小工場の経営者の山田正治さんのインタビューが掲載されていた。
その中で印象に残った部分。

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ただ図面どおりつくれば終わりかというと、そうではなくて、これはどうやってつかうんだろう、どんな人がつかうんだろう。そこまで考えながらつくります。そこまで考えると、この図面はこうだけども、「ここをもっとしたほうがいいんじゃないか」「これ間違っているんじゃないか」とか、いろいろなことが見えてきます。いろいろなことが見えてきます。それで依頼先とも相談し、工夫・改善して納得できるものをつくれば、「よし、俺はつくりあげたんだ」と充実感を得られます。

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現在今年度のスタートのための事務仕事の真っ最中。目の前の多くの事務処理だけに目がどうしてもいきがちだ。
でも、それが「先生方の働きやすさ」「教師が子どもたちと向き合う時間の確保」「最後には子どもたちのためになる」と考えると、大きな意味をもってくる。
「事務仕事の先」を意識しないと、先のような充実感からも遠ざかるであろう。
昨日の職員会議でかつてあった慣習で今は実質行われていないことを「今年度からは正式になしとします」と話したら、帰りに「今まで自分の当番の時に申し訳ないと思っていたけど、ホッとしました」と感謝された。これは職員の働きやすさにつながることなんだなと実感した。
「仕事の先」を意識しなければ…。

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2014.04.02

30年近く前だが…

娘が大学を卒業して社会人としての一歩を踏み出した。
自分が大学を卒業して、社会人として働きだしたのは30年前。採用試験を不合格になり、まずは生活のために小さな会社に入って1年働いた。
岩手の採用試験に合格して、29年前の4月1日に教員として働き始めた。
そのどちらも実は全く覚えていない。
むしろ、担任として第一歩である初めての学級びらきの方がよほど鮮明に覚えている。

東京から転校生と一緒に教室へ。自己紹介をしてもらったあと、席に案内したら後ろの女の子が「よろしくね」と挨拶。「嬉しいね」とさっそくほめる。
子どもたちには、「先生は新米です。みんなに聞きながらがんばりたいと思います」と話した。そして、「休み時間は一緒に外で遊びましょう」と言ったら、男の子たちから「やった~!」と声があがった。3年生ぐらいにとっては、一緒に遊ぶ先生は嬉しいのであろう。その子たちとは休み時間、1年間、本当にたくさん遊んだ…・。

今は37歳になる子たちの8歳の時の学級開き。このように鮮明に覚えている。
いかに最初の出会いは記憶に残るか…ということである。この学級ではないが、最後に作文に書かせると子どもたちが、「初めてあった時....」と何人も書く場合があった。教師にとっても子どもたちにとっても、これぐらい学級びらきの出会いは大切なのだと、改めて感じている。

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2014.04.01

教師にとっての元旦

今日は4月1日。教師にとっては元旦だと思っている。
平成26年度も同じ所属。そして副校長職。スタッフは4分の1が新しいメンバー。新たな気持ちでがんばりたいと思う。
さて、例年4月1日は目標を立てることが多かった。
今年は今までとは少し違った状況で元旦を迎えた。具体的かつ意欲的な「目標」を立てるまには至っていない。
ただ、今までも継続してきた以下の部分については例年通り、取り組みたいと思う。

○副校長職として転任1年目の昨年とは違った副校長実践ができるようにしたい。
○依頼された講師役については自分の学びの機会も兼ねている。新たな発信ができるように取り組む。
○社会科について実践も理論も深めたい。地区での学習会、自分の執筆活動でできそうだ。
○自ら出掛けて学習する機会については、今年度は控えることを基本とする。

どうぞよろしくお願いいたします。


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