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2014.04.14

「廃校が招いた過疎」

先週も紹介をしたが、日曜日の朝のニュースの特集でデータをもとにしたものが放送されていた。
今回は「廃校が招いた過疎」というもの。
毎年20校程度が統合している本県にも関わりがあるテーマだけに興味をもって見た。

「学校が無くなったことで子育て世帯が町を出たことが、過疎化や高齢化を加速させた要因の1つ」
「学校とは、子どもがいる30代、40代が地域に戻って生活するための生命線=「暮らしの拠点」でもある」
「教員についても、高齢化で医療や介護に人材が必要となるため、教員の確保が難しくなると予測され、統廃合で対応しようにも、子どもにとっては学校までの距離が遠すぎて通学できない地域が出てくる。これまで通りのシステムでは全国一律の教育水準を保てなくなる」

このようなメッセージは強烈だ。しかも2040年に子どもが半減する自治体は、岩手県は盛岡~奥州市の4号線沿い以外の市町村がほとんど該当する。26年後はそんなに遠い未来ではない。この頃の学校数はどのようになっているのだろうか…と考えてしまった。

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