「子どもが変わる接し方」から学ぶ
「子どもが変わる接し方」(田中博史著 東洋館出版)を読む。
共感する部分が多く、田中先生は授業づくりだけではなく、学級づくりでもまさに名人と感じた。
子どもとの接し方や学級づくりについては今までも多くの本を読んできたが、自分が初めてアプローチも多く、新鮮だった。
たとえば手つなぎ鬼で「男の子の次は女の子をつかまえなければいけない」というルール。これなら自然と男子と女子が手をつなぐこととなる。
日記提出用の箱を「真剣に書いたので要返事箱」と「消化試合箱」、そしてもう一つ用意して子ども自身が箱を選択して、入れるしくみ。これならその日のその子に合ったコメントができる。
誕生日の子を写真の中心に花をもって写すアイデア。
その子はもちろん、このような担任のアプローチは、圧倒的に保護者の支持を得るであろう。
自分の立場でこの本の学びを生かすことは直接子どもたちに対しては難しい。でも、考えてみたら、広い意味でいくつも生かせる場面はある。
○先生方への本の紹介 具体的なアイデアの紹介
○補欠授業に入った時の子どもたちへの接し方
○先生方への接し方でも応用はできるのでは…(特によさをささやくことは今もやっているが、もっと続けていこう)
このようにモチベーションを高めてくれる本であった。
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