復興教育副読本
3年前の東日本大震災を契機として、本県で復興教育に力を入れている。
そのための副読本がこのたび出来上がり、学校に送付されてきた。
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学校に副読本が届いてから、一通り見させてもらった。
「いきる」「かかわる」「そなえる」の各観点から優れた教材を集めた副読本という実感である。
積極的に活用したくなる副読本である。特に大震災に関わるエピソードはぜひとも伝えたいものだと強く感じている。
さて、低学年の副読本の中に「ありがとうおまわりさん」という作文に思わず目が引きよせられた。
私がかつて勤務した小学校の1年生の作文だ。敬礼にまつわる一つのエピソード。子どもたちにとっては、震災時のおまわりさんは何とも頼もしい存在だったであろう。尊敬の念が伝わってくる作文だ。
作文を読みながら、3年前の自分の気持ちも思い出してきた。あの時のことは忘れてはいないが、その時に比べ気持ちが変化しているのも事実。この副読本で、伝えるべきことは伝えなくては…と改めて感じた。
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