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2014.05.19

「文化」の違い

教育ルネサンスの「一貫校、小中教員にも「文化」の違い」という記事が目に入った。「そう、そう」…と思わずうなずく。
多くの教員は小中の両方の教員免許はもっているのだが、本県の場合、なかなか小学校と中学校の両方の学校を経験するということはない。自分もそうであるし、全国的にもそうであろう。(ただし、記事にある通り、愛知県の先生方は小中の経験ありという話も聞く。これは長い目で見ると大切なことだと思う。)

ただ、自分の場合には、「小中併設校」に3年間の勤務をした。同じ校舎の中に小学校も中学校もあり、職員室も同じである。研究会もPTAも大きな行事も小中合同。子どもたちを9年間で育てている感じだった。
そんな中でも「文化」の違いはある。記事にある通り、中学校での生徒指導の方法、チームでの対応はやはり小学校は弱いと感じた。また、中学校の先生からは「小学校の指導のきめ細やかさ学んだ」とよく授業感想で出ていた。

小学校、中学校、それぞれ文化の違いがあるのは当然のことである。大事なのは、その違いを意識化することであろう。機会があれば、授業参観といった短い時間だけではなく、1日中学校を参観したいものだと思う。

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