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2014.06.24

資料活用の類型

市の授業力アップ研修会で50分間、話をさせていただいた。
地元の市で社会科の研修会の機会は限られている。そのようの中での登壇であるので、有難かった。
しかも、自分の登壇の前に研究授業と研究協議会が行われたのであるが、授業者はかつて同学年を組んだ先生。その奮闘ぶりも嬉しかった。

さて、今回の講義のテーマは「社会科における主体的な学びを引き出す資料活用のあり方」。
「資料活用の視点」として以下の4つについて提案させていただいた。

1 読み取りのための「視点」を定番発問で
     ・いきなり「わかることは?」と発問をしていないか
     ・資料の種類に応じた「定番発問」が「読み取りの視点」となる
     ・学習用語を大切にする

2 資料提示を一工夫
     ・「調べたい」と思うような資料を準備する
     ・一工夫例「かくす」…視覚化・焦点化の重要さ

3 複数の資料で思考を促す
     ・複数の資料があることで見えてくる
     ・社会的なものの見方・考え方を育てる…社会科の目標につながる

4 「知りたい」に転化させる単元構成を
     ・自ら調査・資料収集する社会科を
     ・一つの学習課題が単元を貫く

この4つの視点をどのように選んだか。その基準のヒントは「学習指導要領解説編社会」にあった。

★資料の活用類型

○3・4年
・資料から必要な情報を読み取る。
・資料に表されている事柄の全体的な傾向をとらえる。
・必要な資料を収集する。

○5年
・資料から必要な情報を読み取る。
・資料に表されている事柄の全体的な傾向をとらえる。
・複数の資料を関連付けて読み取る。
・必要な資料を収集したり選択したりする。
・資料を整理したり再構成したりする。

○6年
・資料から必要な情報を的確に読み取る。
・資料に表されている事柄の全体的な傾向をとらえる。
・複数の資料を関連付けて読み取る。
・資料の特徴に応じて読み取る。
・必要な資料を収集・選択したり吟味したりする。
・資料を整理したり再構成したりする。

改めて読んでいくと、これはよくわかる。原典にあたることの大切さを感じた。


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