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2014.07.06

『「かくれたカリキュラム」発見・改善ガイド』

日々の実践に実に参考になる本を読んだ。
「かくれたカリキュラム」発見・改善ガイド』(横藤雅人・武藤久慶著・明治図書)。
(4日に発売になったばかりなので、アマゾンでは予約段階。)

横藤先生は、学級経営での織物モデル(縦糸と横糸のバランスが大切)の提唱者である。
もう12年前であるが、授業づくりネットワーク旭川大会で圧巻の模擬授業をされ(総合的な学習)てから学ばせていただいている。

さて、「かくれたカリキュラム」とは教師が意識せずに教え続けている教育内容である。
「まえがき」には次のように書かれている。
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先生は一生懸命にやっているのですが、たしかに子供たちが集中していません。よく見ていると、子供たちが集中できなくなるような「かくれたカリキュラム」が見えてきます。そこで、その先生と一緒に、「かくれたカリキュラム」に光を当てていきます。その先生にも「かくれたカリキュラム」が見えるようになると、もはや「かくれた」ではなくなり、実践の改善や強化が容易になります。
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たとえば、乱雑な教室の例では、
●乱雑な教卓
→「先生は、整理整頓にはあまり意味がないと思っているんだな」
●ロッカーから はみ出たバック類
→「持ち物を丁寧に扱う必要はないんだな」
ということを教えていることになるとしている。

このような実例が授業を含めふんだんにある。かつての自分にあてはまる部分もあり、反省しきりである。
なお、本の中には堀田先生のことが3カ所も書かれていた。学習規律の話や「教員の文章を書く力は授業力や学級経営力と相関関係にある」という話に「そう、そう」と思わずうなずいてしまった。

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Comments

横藤先生とともに学校改革に取り組んでいる、山田洋一先生による「かくれたカリキュラム」のお話が、今週教職ネットマガジンで公開されます。とても分かりやすいお話でした。

Posted by: 村岡明 | 2014.07.07 at 10:44

村岡さん、ありがとうございます。「かくれたカリキュラム」は示唆に富む話です。まさに必見ですね。

Posted by: サトマサ | 2014.07.07 at 13:28

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