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August 2014

2014.08.31

8月終了

8月終了。

例年講師役でいくつかの登壇がある夏。今年も充実した夏となった。

○講師役で学びを深める

 8月4日から始まった講師役は貴重だった。昨年度と同じ地での講師役が3ケ所あったが、当然内容を変えなければいけない。また別の講師役も新しいテーマ。その点で、自分の幅も広がった。さらに、参加者の感想から自分が励まされる思いをした。「自分の使命にはこんなこともあった」ということを痛感した。

○地区での学び

 自分の地区の研修は大切にしている。地区社研の事務局として、今年度第1回目のセミナーを主催した。校内の先生方も参加し、学びの場を提供したことは貴重だった。

○夏休みも通常業務を進める

 長期休業中の執務といえども全く暦通り。講師役(これは休暇を取得している)以外毎日出勤し、次への仕事を少しずつ進めていたことで2学期の始まりは落ち着いて始められている。また、学校評価や副校長会レポートを進めたことも収穫。学期中であれば、厳しいところであった。


○原稿には苦労した

 単発の原稿依頼が月に1~2本程度来ている。2年前に比べたらだいぶ少ないのであるが、「なかなか書けない」と思う日々であった。原稿については一定ペースを書き続けていることが一番いいのであろう。「大物」が長らく後回しになっているのも自分の反省である。

○2学期には…

 2学期が始まり10日たった。夏休み中に比べて、当たり前だが一気に仕事が押し寄せてきている感じである。9月からは講師役は月1回+αペース。その分、原稿や他の実践、研究に時間を割けるのではないかと思っている。

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2014.08.30

「ハードルが高くない」

一週間前に行った小学校での講義の感想をまとめた研修部報が届いた。
号数が37号。校内研修も第14回だった。
8月の時点でこれだけの号数と回数を重ねていることに敬意を表したい。そういう学校で話すことができたのは、光栄なことであった。

今回はアンケート結果という形ではなく、感想をまとめたもの。
その点では、項目別に書かれており、今回の講義のヒットポイントがわかりやすい形で書かれていた。
一番多かったのがヒドゥンカリキュラム。初めて聞かれる方がほとんどだったので、興味をもたれたのであろう。

また、項目順も工夫されていた。
「講義内容」→「人間性や笑顔」→「実践」という形で書かれていた。最後は「校長先生のお話にあるように、実際にためしてみなければ実にならない。2学期がんばります」で締められていた。
2学期スタートの部報らしいおわりである。

自分にとって一番嬉しかったもの。
特に嬉しかったです。
「一つ一つの提言はハードル的にはそれほど高くはない(失礼でしょうか)。どれもまず、やってみよう、できそうだと思えることが多かった」
実践的な講座なので、このように思われることが一番である。全然失礼ではなく、逆に意図がストレートに伝わって何よりである。

以前も書いたがこのような感想群は自分にとって宝である。
自分自身も2学期がんばっていこうと元気をいただいた。
感謝する次第である。

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2014.08.29

時には自著のことを

何冊か本を出させていただいている。
このブログの左側に紹介しているものだ。
この中で「授業に関わるものでの代表作は?」と聞かれたら、間違いなく「スペシャリスト直伝!社会科授業成功の極意」と答えるであろう。
社会科についての自分の実践をまとめたものである。
自分が社会の講師役をする時に、担当の多くの方が話題にしてくださる。
そして自分も、講師役の時に何度も読み直す。自分の実践の事典(かなり薄いのであるが…)のようなものである。

この本を発刊してから間もなく3年になる。
執筆時は軽米の小学校に勤務していた時だった。
3月上旬に8割ぐらいまで書き終え、残り2割を3月末まで書ければ…と思っていた。
その時に起きた「3・11」。
余りのショック、そして「原稿を書いていていいのだろうか…」という後ろめたさがあり、全く書くことができなくなったしまった。
その時に経緯はあとがきに次のように書かせていただいた。(部分掲載)

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 この本を執筆している今年の3月11日に、東日本大震災が起きました。私が住んでいる岩手でも津波による多数の犠牲者が出ました。私自身もかつて勤務した学校や学区の変わり果てた姿に大きな衝撃を受けました。地域教材を開発し、充実した社会科教育実践を行った数年間が消えてしまうような思いでした。

 しかし、新しい社会の復興に向けて、今人々は動き始めています。自分にできることは教育を通じて未来の社会を担う人材を育成することです。特にも社会科は直接未来の社会創りに直結する教科です。その社会科授業で復興を支援できればと考えています。

 初任校時代から多くの先輩方から社会科教育を学んできた私でしたが、いつしか後輩たちの方が身に回りには多くなりました。先達から学んだバトンをきちんと引き継ぎ、これからの世代の先生方に渡していきたいと思っています。この本はそのバトンのようなものです。多くの方々に手にとっていだだければ幸いです。
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震災後1ケ月ぐらいして、立ちあがる人々にこちらが勇気をいただき、何とか執筆活動を再開して6月にゴールしたものである。
そういう意味でも自分にとっては忘れられない1冊となっている。

あれから3年。
この本の誕生日である9月2日の頃になるとあの時の思いが蘇る。

※3年経てもまだ明治図書のランキングに反映されている。有難いことである。

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2014.08.28

ホームページの写真

このブログでは写真を掲載することはほとんどない。(今まで3度ぐらい?10年間で)
ところが、学校ブログは別である。写真が必須というような記事になっている。
今まであまり写真撮影は意識していなかったが、こちらの記事を読み始めてから、すぐに意識をしなければと感じている。

特に、「何を見せたいのかはっきりしない」という点では、心当たりがあり反省…。確かに「証拠写真」のような写真もあったかな…と思う。
また、「学校からの公式の情報発信は、世間的にもフォーマルなコードが求められている」という点も確かに…と感じる。多くの行事の写真の中でプライベート風に写真がなかっただろうか。
これからの写真撮影の観点を教えていただいた記事であった。

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2014.08.27

求道者イチローの原動力

夏休み中の研修会講師で愛知に行った際、名古屋(小牧)空港を使わせていただいた。
会場から空港に送っていただいた時に、「イチローの実家がありますよ」と言われ、教えていただいた。
車から見ただけではあったが、「こういう土地で育ち、羽ばたいたんだなあ…」とちょっとした感慨にふけった。

とあることを検索しているうちに「求道者イチローの原動力」のページに辿りついた。
プロ野球に関するコラムを読むのは好きなので、思わず熟読した。その中で印象に残る言葉。

・いま小さなことを多く重ねることが、とんでもないところに行くただ一つの道なんだなというふうに感じてます
 →このメッセージは雑誌の原稿に使わせていただいたことがあったなあ…

・野球がうまくなりたいんですよね、まだ。そういう実感が持てたらうれしいですね。
 →教師も同じ。今も自分は「授業がうまくなりたい」と思っている。有田先生は70代でも同じことを話されていた。

・僕がこんなにトレーニングをしている理由は簡単なことです。僕を獲ってくれたスカウトの方に失礼があってはい けませんから
 →他に人に対する感謝の気持ち。自分も同様である。

これら全てが自分に生かせる言葉である。「小さなことを多く重ねる」・・・今の自分にはこれが必要だ。特に新しい分野の発掘は不可欠。また、今まで育ててもらった感謝の気持ちが、後進を育てるエネルギーになると思っている。

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2014.08.26

モタさんの言葉

ふだんあまりテレビは見ないのであるが、時々ランダムにチャンネルチェックをすることがある。
先日、していたら目に入ってきたのは「モタさんの言葉」。
以前も同じようにして見たことがあった。

今回のメッセ―ジは次のようなもの。

欠点や
できないものは、
放っておいても、
長所やできるものを
伸ばしたほうがいい。

限られた残りの教員人生を考えている自分に、スーッと入ってくる言葉だった。

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2014.08.25

学級力向上セミナー 姫路〈社会科編〉

ちょうど2ケ月後のこととなりました。
兵庫県姫路市の宗実先生を中心とするサークルに招かれました。
お近くの方、お会いしましょう。
(小学館の教育雑誌の研究会案内にも出ていました。)

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「第4回 学級力向上セミナー 姫路〈社会科編〉」
学級力向上セミナー第4弾!
今回は「社会科」!
岩手より授業名人「佐藤正寿先生」をお招きし、じっくり学びます。
この日が、教師人生として価値ある一日となること間違いないでしょう。
ぜひこの機会に「姫路」にお越し下さい!

 ☆日時  平成26年10月25日(土) 10:00〜16:45

 ☆場所  姫路労働会館 
 
 ☆講師  佐藤正寿(岩手県奥州市立常盤小学校 副校長)
            
 ☆参加費 3000円(学生2000円)

 ☆定員  50名

☆詳細

 10:00〜10:05 はじめの言葉
 10:05〜10:35 朝の会(山の麓より)
 10:35〜10:45 休憩
 10:45〜11:45 佐藤正寿氏①「社会科好きを育てる模擬授業」
 11:45〜12:45 休憩
 12:45〜13:15 昼の会(山の麓より)
 13:15〜13:25 休憩
 13:25〜14:25 佐藤正寿氏②「熱中する社会科授業 10の視点」
 14:25〜14:35 休憩
 14:35〜15:50 佐藤正寿氏③「トータルバランスで考える教師力」
 15:50〜16:00 休憩
 16:00〜16:40 QAシェア
 16:40〜16:45 おわりの言葉
 17:30〜      懇親会
 
 ☆事務局 山の麓の会
 お申し込みは「こくちーず」にて 。こちら

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2014.08.24

古き良き時代の学校・地域

秋田に行った折、ちょっと時間があったのでこちらに立ち寄った。(この日は休暇を取得)

今までも2度ほど訪れたことがあった。図書館施設と併設されているのであるが、独特の雰囲気が何とも言えずお気に入りである。地元出身の釣りキチ三平の矢口高雄さん関係のものが多く展示されていた。かつて生活科が新設されていた頃、矢口さんが教育書関係で多く登場されていたことを思い出した。

友人から教えられて矢口さんの「蛍雪時代」(1巻はこちら)を購入したことがあった。「古き良き学校と地域」がそこにあった。まんが美術館を訪れると行くまでの広々とした秋田の大地も相まって、いつも自分の小学生の頃を思い出す。
すでに岩手で暮らしている年数の方が長いのであるが、こういう時には自分は秋田生まれの秋田育ちだと感じる。
秋田に行くのにいつもワクワクするのは、こういうこともあるのであろう。そんなことを感じた一昨日の秋田行きであった。

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2014.08.23

秋田で校内研講師

昨日は秋田・羽後町に行き、小学校の校内研講師をさせていただいた。
同じ東北でも、小学校はまだ夏休み。その最後の日ということで午後の2時間半を使わせていただいた。
おおよその内容は次の通り。

1 模擬授業について
■ 漢字と計算 ミニミニ模擬授業
■ メイン授業「災害の起こりやすい国土」小学校5年社会

2 日常の授業改善について
○視点1 ヒドゥンカリキュラムを意識する
○視点2 「見えないものを見えるようにする」発問
○視点3 キー発問を組み入れる
○視点4 学習用語を身に付けさせる
○視点5 まずはシンプルなICT活用を
○視点6 基礎+αのノート指導
○視点7 ユニバーサルデザインの視点を
○視点8 人間性と授業観が授業に反映される

ちょっと欲張ったかな…と反省。
しかし、聞き手の皆さんの熱心さに助けられ、自分にとってはあっという間だった。
自分の学びをメモ。

○模擬授業は解説も少し取り入れる。自分の授業行為についての説明である。手応えを感じたが、中途半端な解説は却って授業のリズムを崩すところがあるので、まだまだ課題は多い。
○校内研は親和性の高い集団なので、一つの学級のような雰囲気。そのためやりとりが活発になる。質疑応答でも次々と質問が出てきた。このような校内研の雰囲気作りが大切だと感じる。
○教育用語の普及度を「この言葉を聞いたことがある方?」という問いかけで知ることができる。ユニバーサルデザインについては、共通視点ということで全員が知っていた。ヒドゥンカリキュラムについては、自分もさらに勉強していく必要性を感じている。
○先生方は本当に熱心。秋田といえば「学力日本一」がすでに定着しているが、先生方がこのような学び方をしていることが土台になっているのであろう。他校からの参加者も熱心だった。
○校長先生とは研修会後のメールで、自分の持ちネタをかけ合わせることについての大きなヒントを得た。校長先生自ら学び続けている。その姿は先生方のモデルであろう。

校長先生からは、研修会後に分厚い冊子をいただいた。ご自身の校内報や巻頭言等、様々なところで書かかれていたものを冊子化したものである。(第7集)
日常的にネットで学ばせていただいているが、今回のように謦咳に接し、さらに貴重な冊子までいただけたことは本当に有難かった。講師役ではあるが、いつも学ばせていただいている。ありがとうございました。

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2014.08.22

つぶやきより

フェイスブックでのつぶやきです。記録のために掲載します。

・保健日誌を見ていたら、思わずクスッと笑えるものがあった。保健室来室理由の中に「大根ぬき」が…。「お楽しみ会で楽しんだのかなー」「思いっきり引っ張ったのかな…」「ワーワー言ったんだろうなー」等々、自分が担任時代に行った「大根ぬき」を思い出した。自分の場合には、冬の寒い体育館で体を温めるゲームの一つだったが。

・北海道から研究仲間を盛岡駅でお出迎え。盛岡は年に数回しか行く機会はないし、それらもほとんど研究会がらみ。あれこれリサーチして「盛岡再発見」を自分もした感じ。明日の県社会科教育研究会は参加はできないが、お話を聞くとインパクトのある提案になりそう。反応ぶりが楽しみ。

・水泳記録会のために事務局校として5ケ所から必要物品をトラックで借りる。どの施設も気持ちのよい対応ばかりで、有難かった。特にかつての事務局校だった方は、あれこれ考えてくださっていた。「仕事術」を覚えるなら事務局仕事は大きなチャンス。それは学校で事務局校を引き受ける時も同様。本校はいい勉強をしていると感じている。

・縁あって中学校社会の地理の教科書と指導案を検討。勉強になるなあ。小学校社会での資料を読み取る力を改めて別の視点から見ることになる。自分の専門教科は、小学校教師も中学校の教科書をじっくりと見た方がよい。(自分も時々しか見ていなかったが…)

・学習会からの帰り、ラジオから吉田拓郎の「夏休み」が聞こえてきた。
「そういえば、夏休み前の学級通信にはこの歌詞(一部)を掲載して、『自分の時の夏休みはまさにこんな時代』とコメントしていたな」と思い出した。その時の子どもたちも、我が子が小学生になっている世代である。

・お盆はいいな。出勤をしてもいつもの「対応」がほとんどない。今日は来客は1名、電話は1本も鳴らず。先生方も夏季休暇なので、回ってくる仕事もなし。日直の仕事をダッシュで行い、残りは自分の仕事に専念できた。だからといって、スムーズに仕事が進むかといえば思考を要するのは…。それでも「専念」は有難いものだと感じた一日だった。

・年2回のコンプライアンス特別研修会。担当ということで今までホテル支配人を招いて接遇等、特別な研修会にしてきた。今回は時間も限られていることもあり、自分が担当として30分の話。コンプライアンスなのだが、基本は模擬授業スタイル。不祥事事例を「どこが問題?」「どうすればよかった?」の視点からグループで話合ったり、〇Xクイズにしたりと楽しみながらできた。もしかしたら、コンプライアンスのテーマでも授業での指導法についてもヒントになる研修会もできるのでは…と思った。

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2014.08.21

アンケートに励まされる

自分にとっては、ここ数年講師役として各地に伺うのが夏休みの大きな仕事となっている。
新たな出会いと学びがある。

実はそれは終了後も同様。
というのも、場合によっては講座アンケートが送られてくるからだ。
すでに10日以上前に送られて来ていたのであるが、改めて読み返して、その有難さを感じるのである。
数的な部分も気にはなるが、それ以上にコメントが有難い。

・リピーターでも参加してよかったと強く思う研修でした。
・社会の特に地理が苦手なので、今回の模擬授業、模擬授業からの授業の視点はおもしろかった。
・わかりやすいお話で、日ごろの自分の態度をふり返り、反省させられる点も多かったです。
・学び続けることの大切さを改めて実感しました。また、教師の姿勢や考え方についてももう一度意識しながら、子供の前に立ちたいと思います。

このような声をお聞きすると、つくづく有難いことだと思う。アンケートに励まされる思いである。むろん、「見られる」ということでのリップサービスは入ってはいると思うが-。

同時にわかるのがヒットポイント。ニーズとして模擬授業の希望が高いこと、ヒドゥンカリキュラムのことを初めて知ったという声が複数あった。
このようなニーズを知ることも今後の自分のためになる。

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2014.08.20

ノ-テレビデー

岩手の夏休みは短い。
今日から2学期開始。いよいよスタートである。

夏休みはいくつかの公的なレポート作りにも時間を費した。
その中に「ノ-テレビデーの取り組み」がある。本校が中学校と連携して毎年7~8回行っているものだ。
何気なくレポートに記載したが、そもそも「ノ-テレビデー」はいつごろから取り組み始められたのか、他地区ではどのような取り組みが行われているのか調べたことがなかった。

さっそく検索してみると、実に多種多様な取り組みが各地区、自治体、団体で行われていることがわかる。
今は「ノ-メディアデー」という言い方の方が多い感じもする。

そのような中でデータ的な資料としては、こちらが参考になった。先行的な取り組みは多くの場で存在する。それを調べることの大切さも感じた。


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2014.08.19

夏休み終了!

今日で夏休みが終了。
今年も一気に駆け抜けた夏休みだった。
これは自分にとっては最適なペース。いったん休んでしまうと、充電ではなく「放電」になりダラダラ…というパターンもかつてはあった。体力的には年々きつくなっているので、休める時には十分に休養しながら自分のペースで走り続けた夏休みであった。

この夏休みは、自分の仕事の上から大きく3つ+αに分かれた。

○第1クール…第1週。水泳記録会事務局校。校内での実務等の役割を果たす。
         →学校としての大きな役割。無事終えてホッとした。

○第2クール…第2週。5つの講師役を行う(台風により1つは先送り)
         →1週間に今年は予定を詰め込んだ。今年もよき出会い、よき学びがあった。
          ただし2日は通常業務。

○第3クール…第3週。通常業務。夏休み中でも業務はあれこれあり、確実に実務を進める。
         →今年はこの期間が涼しく、第1週よりも効率が上がった。

(第4ショートクール)…金土日3日間の自分のための夏休み。家族4人が揃う。原稿やインプット。

第2クールが「夏休みならでは」のものと言える。毎年講師役があるのは有難いこと。今年は2年連続というのも2ケ所であった。当然新しい内容で行う。これが一番自分を鍛えることとなる。同じことを話し続けているのは後退そのものである。

さて、明日は子どもたちも登校。新たな気持ちで取り組みを再開しよう。

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2014.08.18

教育と笑いの会

当たり前のことであるが、研修会はライブが一番である。
その場にいなければわからないこともあるし、何よりも「人との出会い」があるとないのでは、全く違う。

それでも参加できなかった研修会の情報はほしいものである。ライブの数%にしかならないと思っていてもだ。
16日に行われた「第1回教育と笑いの会」もその一つだ。
ネット上にいくつもの価値ある情報があった。

○会の仕掛け人の玉置先生の仕事日記
○前愛される学校づくり研究会会長の小西先生のブログ。こちらには多くの皆さんの感想にリンクされており、さらに多くの情報に触れることができる。
小牧中学校PTAの部屋。斎藤PTA会長さんの3回にわたるレポート。
○登壇者の志水先生のブログには何とプレゼンが。

いずれも有難い情報だ。
むろん先ほど記したように、それらはライブの数%に過ぎない。それでも参加しなかった人には有難い情報。
しかも、「次は参加したいなー」と思うような情報だ。それが一番のネット情報の効果なのかもしれない。

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2014.08.17

校長先生のアンコール授業

今年の夏は愛される学校づくり研究会に参加できなかった。(昨年、一昨年と夏の会で模擬授業)
今年度は「第1回教育と笑いの会」。画期的な会の1回目ということで、昨日から刺激的な報告の連続に、2回目は…と考えているところである。

さて、その愛される学校づくり研究会のホームページに「授業のある風景」がリレー連載されている。いつも興味をもって読ませていただいているのであるが、今回の「アンコール!」は圧巻だった。校長先生が中学校2年生相手に行う道徳授業。それも自然教室の中で行ったものだ。

アンコールが出る理由もわかる。いつもと違う自然教室での授業。授業者は校長先生。これだけで特別な雰囲気。さらに、衝撃的な写真に親からの手紙という仕掛け。一つ一つの要素を上手に掛け合わせた「特別授業」である。子どもたちはこの授業を忘れないであろう。そして何よりも同時に参観していた先生方も忘れないのではないだろうか。そのような影響力が校長先生の授業には含まれていると感じさせる記事であった。

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2014.08.16

学習ゲーム

上條先生の新刊の記事が明治図書のホームページに掲載されていた。こちら。即予約の注文をとった。

もう14、5年ぐらい前になるであろうか。縁をいただき、学習ゲームについて上條先生から多くのことについて学ばせていただいた。確か当時、学習ゲーム研究会というものもあり、入らせていただいた。漢字足し算の原稿を書いて送ったら、「全員実践あり。別の実践を」という連絡をいただいて、必死になって文献を読み漁ったのも懐かしい思い出である。

そんな中、一つの実践の機会を与えられ「楽しみながら思考力を鍛える学習ゲーム」という本のうち5本程度実践をということで、学級で取り組んだことがあった。それはこちらのシリーズ。今は全て廃刊になっていて古本もプレミア価格になっている。(菊池省三先生、阿部先生、蔵満先生、真田先生とその後ご活躍になっている先生方が編著者となっている。まさに上條先生に先見の明あり。)

自分にとって学習ゲームは、教室で子どもたちが熱中して取り組む手法の一つであった。その手応えは格別だった。宮古時代の小学校での実践だったが、今もあの頃の子どもたちの歓声(「今日は学習ゲームです」「イエ―ィ!」)が聞こえてくるかのようだ。

今も自分の講座で時々学習ゲームを組み入れる。定番である都道府県3クエスチョンゲーム(これについても上條氏がこちらで言及されている。)は緊張している会場が温かい雰囲気に変わる。かつて夢中になって取り組んだ有難い財産だと感じている。

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2014.08.15

地道に…

先週は研修会登壇が5本あり(1本は延期)、密度の濃い一週間だった。そのために準備で自分が大いに学び、多くの人と会い、その後のネットでの交流が続いた。そういう意味では、研修のお祭り週間のような感じだった。

さて今週。お盆前からお盆期間中は、だいたいが学校への出勤となる。(今日だけは夏休みで唯一の平日の休暇日である。)
これはこれで事務仕事を進める貴重な期間。学校での事務仕事、各種対応、研究所をはじめとする様々なレポート構想等々、今週は大切な日々だった。また、朝や夜は原稿等の取り組みができた。
地道にあれこれ取り組んだ一週間。これはこれで学びも充実感もあった。

お祭りは地道な日常があってこそのもの。それを夏休み期間に感じることができている。

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2014.08.14

このごろの読書から

■『子どもの力を引き出す魔法の学級経営 (伝説の教師) 』(糸井登著・池田修著 学事出版)

著者である糸井先生から贈っていただいた。ありがとうございます。この伝説の教師シリーズは、かつて糸井先生が大きな影響を受けた先生方を明日の教室に招いて、その実践を深く伝えていくもの。鈴木先生も登壇され、すでにDVDになっている。自分も購入し、感銘を受けたものだった。その書籍版ということで当時の授業記録や、糸井先生・池田先生の「実況解説」も入り、DVDにはない本としてのよさもたくさん出ている。伝説の教師というタイトルにふさわしい本。
それにしても糸井先生は「いい仕事」をされているな…。「伝える」という私たちベテランの使命を果たされている。自分に何ができるかということも考えさせられた本でもある。

■『 スマホ時代に対応する生徒指導・教育相談』(竹内和雄著・ほんの森出版)

著者の本はいつか…と思い、購入。スマホに関わる情報モラルだけではなく、「不易」の部分である生徒指導もたいへん読み応えがある。「スマホの問題は心の問題」という言葉が重い。

道徳教育』9月号(明治図書)

2分の1ページの拙稿が掲載。授業のユニバーサルデザインの山口県の坂本先生の論稿へのコメントです。すばらしい主張・実践に共感するばかりでした。


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2014.08.13

先祖を供養するお盆

1 お盆とは

 お盆は亡くなった先祖の霊を家に迎い入れ、供養する行事です。八月十三日~十六日に行われるのですが、地方によっては七月のところもあります。
 先祖の霊が帰ってくるということで、様々な行事が行われます。お墓参りをするだけではなく、多くの親戚の人たちと会う人もいることでしょう。先祖がいなかったら、自分はもちろん、家族や親戚の人たちも生きていません。改めてその先祖に感謝する行事と言えます。

2 迎え火・送り火、きゅうりとなす

 お盆で先祖を迎える時には、家の前で「迎え火」をたきます。燃やしたけむりに乗って先祖の霊が家に戻ってくると言われています。また、お盆の最後の日には先祖に帰ってもらうために「送り火」をたきます。「灯篭(とうろう)流し」といって、川に灯篭やお供えものを流す行事をありますが、この送り火の行事の1つです。
 ところで、お供えものの中にきゅうりとなすにマッチ棒やわりばしなどで足を付けたものを見たことはありませんか。これは先祖の霊があの世とこの世を行き来するための乗り物としているものです。
きゅうりは馬のかわりとされ、「早く家に帰ってくるように」という願いが込められています。なすは牛のかわりとされ、「少しでも遅く帰るように」「お供え物を持っていってもらうように」という願いがこめられています。

3 お盆に帰省し、盆踊りに参加する

 お盆の間は親戚などに帰る人もいることでしょう。テレビなどでは、混雑する新幹線や渋滞の高速道路がよく映し出されます。「混雑するのなら別の時期に移動すればいいのに・・・」と考えるかもしれませんが、お盆の時期に先祖の霊を供養するわけですから変更はできませんね。昔は、田舎から働きに出ていた人もお盆と正月だけでは帰ってきていたものでした。それくらいお盆は大切にされてきたのです。
 このお盆の間に「盆踊り」に参加する人いるかもしれません。これも、もともとは先祖の霊が帰ってきているうちに行う行事でした。今は踊りを楽しんだり、地域の人と仲良くなったりすることが目的となっているところが多いと思います。それはそれで大切なことですね。

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2014.08.12

雨の日の水かけ

先週の小雨の降る勤務日、学校のプール帰りの美化委員会女子2人が職員室に来て、「職員室前の植物鉢に水をかけたらいいのでしょうか」と聞きにきた。聞くと委員会の当番らしい。
以前の自分だったら、「今日は雨が降ったよ~。どうしたらいいと思う?」と聞いていたであろう。
さらに若い頃の自分だったら、「今日は雨が降ったよ。必要ないでしょ」と言い切っていたかもしれない。

ところが今は違う。
いつ、どこで知ったのかは忘れたが、次のようなエピソードが強く心に残っているからだ。

大雨の日に女の子が傘を差しながら花に水をやっていた。
教師をそれを見て、「雨だからやらなくていいんだよ」と言った。
そうしたら、女の子は「雨よりこうやって水をかけた方が、きれいな花がさく気がするんだもん」と答えた。
(雨なのに水をかけるなんて、考えれば必要ないことぐらいわかりそうなもの)と思っていた教師は、子どもの思いに至らなかった自分を反省する…そんなエピソードだったと思う。

これを知ってから、自分は「あれっ?」と思うような子どもたちの行為やセリフに「どうしてそう思ったの?」と聞く回数が増えたと思う。
特に今は担任をもっていない。子どもたちとの対話も貴重だ。短絡的に考えずに「どうしてそう思ったの?」と聞いて、子どもたちの思いにアプローチするようにしたい。

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2014.08.11

教育の情報化の実態等に関する調査結果

毎年今の時期に発表されている「学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」が今年も公開された。平成25年度版の速報値となる。

昨年度は「都道府県別 教員のICT活用指導力の状況 (小学校)」の「B授業中にICTを活用して指導する能力」が考えさせる結果だった。
それだけに今年はどうだろうか…と思っていた。

ところが今年もやはり考えさせる結果に。でも、別の発想で「自分の取組むべきことがある」と考えたら、これからの心構えも違ってくる。
しかも、ポイント数は「59.2%」から「61.9%」と2.7%上昇している。あとは、普及をどのように工夫していくかである。

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2014.08.10

小牧市の研修会の感想がWebに

もう4日前になりますが、小牧市の研修会の様子を参加された校長先生とPTA会長さんがWebにアップしてくださっています。
紹介いたします。

岩崎中学校ブログ 学校長メッセージ

小牧中ブログ 校長室

小牧中学校ブログ PTAの部屋(3回連載です。)

研究会からお世話になっている皆様なのですが、それでもこのように評価していただけるのは有難いことでです。
岩崎中・小牧中とも教員の方がご参加なさっている中で、このように発信されていることは、参加した教員にとっても別の視点からの学びとなると思います。
ありがとうございました。

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2014.08.09

中止する勇気

こちらのセミナー。
台風のため、ぎりぎりの判断で中止となった。
三重なので、前日から移動し、当日は東京から津に向かっていた。9時過ぎに三重に入ってから雨脚が強くなり、四日市に到着するあたりで中止の連絡が入った。

この中止の判断は、運営サイドからするとまさに「苦渋の選択」だったであろう。数時間、あるいは数十キロずれていれば実施できたかもしれない・・・と考えると悩むところである。
ただ、「潔く中止する」というのは危機管理上は勇気ある判断だったであろう。自分が判断するとしたら、果たしてこんなに潔くできただろうか・・・と思う。その点で運営者の皆さんの「勇気」に敬意を表ししたい。
その点では、その勇気を実際に目の当たりにさせていただいたという点で、大きな学びである。

また、今回セミナーは中止になったものの、今回のために準備で実に多くのことを学んだ。過去の文献はもちろん、一昨日読んだ「教師のための教える技術」や昨日発表された教育の情報化の結果も、「プレゼンに入れる」という目的があったので限られた時間で集中して読めた。これも間違いなく自分の財産になっている。

※中林先生が今回のセミナー準備の舞台裏をこちらに書いている。ラスト12行には私のことも…。ありがとうございました。

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2014.08.08

山形メディア研

昨日は山形市での市教研メディア研究部会にお招きを受けた。
事務局担当の先生が「2005年の教室を考える会(みちのく)」以来のお付き合い。
あの時の人とのつながりを今もあちこちで感じる。実にすばらしい会だったと改めて思う。

さて、今回のテーマは「日常の授業力アップに生かすICT活用 ~社会科を中心に~」である。
ICTをメインにする話は昨年の青森の三戸郡以来。最近は社会や教師力が多い。これは著書の影響。
次のような流れで話させていただいた。

1 ICT活用の「声」

2 基礎・基本に通じるICT活用
 ① 活用しやすいのは拡大投影
 ② デジタルコンテンツ活用による基礎・基本の定着

3 ICT活用の模擬授業
 ○ 第5学年社会科「社会を変える情報 ~天気情報と私たちの生活~」

4 今考えたいICT活用
 ○ 情報モラル教育を推進する
 ○ これからのICT活用

校長先生である会長さん、副会長さんをはじめ、皆さんがしっかりとお聞きになる姿が印象的だった。模擬授業や実態把握でも積極的に反応してくださった。
今回の自分のヒットポイントは「情報モラル」。実態把握や「スマホ・リアル・ストーリー」の紹介、そしてキーとなる発問等を話させていただいた。山形は同じ東北と思えないぐらい暑かったが、同時に熱い研修会だった。


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2014.08.07

小牧市・春日井市研修記

 今日の話題は小牧市での研修会。テーマは「先輩の仕事術から学ぶ~教師力を高めるために~」という内容。本の発刊というのは、自分の講師テーマの幅を広げてくれる。こちらの本の発刊から教師力について話してくださいということが増えた。
小牧市は昨年度も話をしているので、重ならないように留意した。(どうしても話の内容から数%は重なってしまったが。)自分がこの1年で影響を受けた内容として「ヒドゥンカリキュラム」と「授業のユニバーサルデザイン」は演習風に行った。ヒドゥンカリキュラムについての反応がおもしろかった。私にとっては2時間半があっという間。反応のよい小牧の先生方に感謝である。

 続いて春日井市の研修会。研究会仲間の先生方が運営者ということで、ふだんの感覚で出川小に行くことができた。こちらは同じく研究会仲間の若手の先生が模擬授業にチャレンジ。中学校の社会ですばらしい内容であった。多くの先生の前で模擬授業をする勇気。内容もさることながら、その姿勢が他の若手教師への刺激になっていることは間違いない。よさを5点、さらに授業として考える視点を6点話させていただいた。参加者の皆さんにとって実に学びの多い提案授業だった。
後半は教師力について話させていただく。有田先生の授業画像をご覧になる皆さんの様子が実に真剣だった。こちらも反応のよさに助けられた。

 今年も暑い、そして熱い小牧・春日井研修であった。

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2014.08.06

研修記

 岩手の夏休みが今週が2週目。今週は自分にとって研修ウィーク。主として登壇なのであるが、自分が事務局を兼ねているものがあったり、指導案検討会もある。記録のために、今週は自分の研修に関わるものを記していく。

 まずは8月2日。VHSの定例会。今回は東北大学で開催された。7月の研究室訪問に続いて2回目。大学に入る機会は年に1度あるかないか。アカデミックな雰囲気に、「やはり大学っていいな。できることなら仕事をしながら学び直しをしてみたい」と感じる。(これは大学を卒業してからずっと思っている・・・)久しぶりの定例会では多くの学びがあった。

 8月4日。地区社研。自分が事務局の運営。同時に登壇。主テーマが「日本の国土」。昨年度は指導技法に的を絞っていたが、今年度は内容面にも切り込んでいく予定である。会員発表を増やしたり、教材研究的な事例紹介をしていただいたりと、今までとは一味違った内容になったと思う。自分は相変わらず模擬授業。授業にこだわることが使命だと思っている。

 8月5日。市教研での指導案検討会。県の国語の大会が本校であるのだが、地区の国語研究会が中心となって研究面は進んでいる。今回は指導案検討会に参加させていただいた。8年前に自分が担任した時と教材も変わっており、改めて新しい流れを実感。社会だけではなく、他教科も学び続けなければいけないな…と感じた。

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2014.08.05

教員の学習・研究時間の推移

いつも興味のあるデータを提供してくださるこちらのブログ
今回は「教員の睡眠時間・仕事時間」の他に「教員の学習・研究時間の推移」等が掲載されていた。

特に驚いたは、「教員の学習・研究時間の推移」である。1986年からの平日の総時間数は、5年おきの調査でがくんと減っている。

1986年→32分
1991年→27分
1996年→24分
2001年→21分
2006年→15分
2011年→10分

このままいくと2016年は10分を切るのは間違いないであろう。
野口芳宏先生が「実践埋没型」の教師にならないように…と書かれていた(確か「学級づくりで鍛える」の中だったと思う)のは、まだ教員が平日30分ほど教員が研究していたころ。今はまさに平日は学校でも実践をして終わり…という人が大半という時代なのを実感するデータである。

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2014.08.04

11年前の学生さん

2003年頃、千葉大学の藤川先生からご教示いただいて、「メディアリテラシー」実践を行っていた。
「料理番組を作ろう」という実践を1学期の終わりに公開授業を行い、テレビ局の方や研究室の学生さんがその様子を参観してくださった。学生さんは、経費節約ということで、前日夜に出発し、朝岩手に到着して仮眠するというパワフルな行程だった。

さらに、その2年後には企業と一緒に行う食育実践ということで、同じように参観していただいた。その時には学生さんから大学院生になっており、そのアドバイスに学ばせていただいた。

そして縁あって、今年の1月に名古屋(明日の学校)で久しぶりにお会いすることができた。今は大学の先生。
その先生が「LINE、静岡大学と共同開発した「小中学生向け情報モラル教材」を本日より配布開始」という記事で紹介されていた。今必要とされる教育の一つであろう。

11年前の学生さんが、今となってはこのようなお仕事をされている。このような縁は嬉しいものである。

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2014.08.03

スマホ・リアル・ストーリー

以前から紹介され、気になっていた番組。
スマホ・リアル・ストーリー」。
先週の放送だったが、勤務時間中の放送。「いずれネットで動画配信されるであろう」と思い、予約録画はしなかった。(そもそもテレビ番組自体を予約録画することは、年に1度あるかないかだが…)

全回終了したということで動画を改めて見てみた。「リアル」というだけに、本当にあった話をもとにしているようだ。確かによくある設定。視聴するだけでも、子どもたちにとっては情報モラルの知識が増える番組になると感じた。

今年も情報モラルの授業を教える機会がきっとあるだろう。活用できそうである。

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2014.08.02

「昼の連続小説」

朝日新聞の土曜日版にこちらのランキングが載っていた。

フェイスブックに次のように書き込んだ。

「教科書に載っていた好きな詩のランキング。自分が暗唱は発表させたものもいくつか。「雨ニモマケズ」も「道程」も初任校時代の文集に掲載していたことも思い出した。このようなランキングは昔の実践をあれこれ思い出させてくれる。」

そうしたら、教え子から「懐かしいッスね」というコメント。さらに「窓ぎわのトットちゃん」の話まで。
こちらが忘れかけていたこと(何せ初任のことだから30年近く前だ…)を思い出させてくれた。
給食を食べた後に、小説の読み聞かせをしていたのである。その時の数年前にベストセラーになったトットちゃんの本。小学生が主人公ということで、子どもたちも興味をもって聞いていた。
自分も「さて、今日も昼の連続小説!」と言いながら、一日2~3ページ(それでちょうど一つのエピソードが終わる)読んだものだった。

それが終わったら、昼休みは子どもたちと毎日遊んでいた。宿題のチェック(当時は自主学習ノートと日記の2本立て)はいつやっていたのか、不思議だが、小説の読み聞かせにしろ、遊びにしろ、子どもたちに近かったのは確かだ。
授業や学級経営は下手だったが、がむしゃらに何かをやろうとしていた気持ちだけは、子どもたちに伝わったと今は思っている。

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2014.08.01

それぞれのプロの仕事

夏休みに入ってからは、点検関係の業者さんとの対応が増える。
電気、消防施設、ボイラー、空気の環境検査、そして受水槽・高架水槽。本日は3年に1回という校舎の施設診断の打ち合わせ。担任時代は「ああ、何か点検しているなー」ぐらいにしか思わなかったが、いざ施設管理の責任者になってみると、それぞれのプロの皆さんがきちっと点検をしているからこそ、子どもたちの教育活動が安心してできるのだと思う。

併せて、施設関係の業者さんの仕事ぶりはそれぞれ共通するところがある。

・正確さ
・時間内に仕事を終える
・ちょっとした違いを見逃さない
・仕上げるまで責任をもつ
・対応が笑顔

これらは仕事の基本であり、自分にもあてはまることである。

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