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2014.11.24

裏方には裏方のやりがい

県国語教育研究大会が21日に本校会場に終了した。
県下だけではなく、北海道や静岡、秋田も含め400名以上の参加だった。
教室からあふれる参観者、そして体育館の400脚の椅子が埋まる講演会の様子に、県大会に関わることができた嬉しさを感じることができた。

さて、大会のプログラムは「提案授業」「授業分科会」「発表分科会」「講演」である。
参加者のお目当てもこれらである。
そして、このプログラムを実現するために裏方(会場校責任者)が自分の役目。
ほぼ1ケ月前から(それまでは研究内容対応)準備をしてきた。事務局校は他校なので、他校の先生方と連携をとりながらの準備であった。
それを通して感じたのは400人を招くことのスケールの大きさと本校の先生方のがんばりぶりであった。

ふだん一昨年の県の造形教育大会の総事務局や地区社研セミナーの開催で、段取り等は慣れているものの、今回は様々な準備があった。
たとえば、駐車だけでも次のような準備が必要だった。

・校庭に200台の駐車場ライン書き
・スムーズな移動の確認
・他駐車場の確認
・指示棒の準備
・バスの止まる位置の確認
・来賓用スペースの確保
・本校職員駐車(詰める形)指示…等

このような形が「授業会場準備」「分科会場準備」「受付準備」「体育館全体会場作り」「接待準備」…等いくつもあった。素案を出すまで結構時間がかかった。前日まですべきこと、前日すべきこと、当日の流れと3段階に分けたプリントも10ページ以上のものになった。

それらを先生方が共通理解し、それぞれの持ち場で工夫したり、丁寧にやってくださったりした。急遽の対応はいくつもあったが、結果的に大変スムーズな運営になったと思っている。終了後は「裏方としての達成感」を感じた。

授業者は授業者としての達成感があったと思う。それとは別のやりがいも改めて経験できた(一昨年の県造研は事務局校ではあったが、会場校ではなかった)大会だった。

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