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2015.01.13

米沢で飛び込み授業

縁あって山形県の米沢市の小学校に飛び込み授業と研究会にお招きいただいた。
今年度の講師役は山形県と関西訪問に縁があり,山形は今回で3度目。今までの2回は山形市だったが,今回は県最南部の米沢市。

南といっても山形の場合は内陸部は雪の多い地域となる。これは昨年の秋田の湯沢と同様。学校に行く前に少し時間に余裕があったのでホテルから上杉神社(大河ドラマで有名になった)まで歩いて行ったが、除雪で歩道側には2m近くの壁。子どもたちは壁の間を歩いて登校しているんだなあ…と雪国の厳しさを感じた。ちなみに道路は消雪パイプで雪をとかしていた。

今回の飛び込み授業の対象は6年生。飛び込み授業は「定番のもの」を何度もするというスタイルはとっていない。その学級の進度に合わせている。今回は「日本国憲法」。
進度に合わせて「基本的人権の尊重」をすることにした。
授業のポイントはいくつかあるので順番に記す。

〇導入は米沢市の人権標語コンクールから「何を言いたいのだろう」と話し合わせる。
〇学習課題設定(基本的人権には何があるのか)時点でゴールの「自分の考えを加えてノートにまとめる」ことを明示。
〇最初の事例は導入で提示した米沢市の取り組み。「聞きたいこと」を子どもたちから出して,私が教材化したプリントから答えを探す。
〇次の資料は教科書。言葉の意味を押さえたうえで,基本的人権の権利と義務の図。あくまでも教科書活用授業という点で,この図をどう扱うか点を参観していただいた。今回は権利を読みあげて「あなただったら,どの権利を一番大切にしたいか」という発問で個別に理由も発表。その権利の大事さを子どもたち自身の発言から引き出した。
〇教育の権利・義務の話題が出てきたので,憲法の条文を参照させる。無償の例として教科書の裏の文言の意味を確認。
〇さらに「もし,これらの権利や義務がなかったら,どんな世の中になるでしょう」とさらに深める発問を入れる。
〇最後に言語活動として「指定語」を使ったまとめを行い終了。

今年度の他校での飛び込み授業は初めてであった。昨年度は3回行ったが,今回は初めてということで貴重な機会になった。子どもたちは一生懸命に資料と教科書と読み取っていた。学習の規律も意欲もある子どもたち。学校全体が学習規律をしっかりとさせていることが有難かったし,担任の力量を感じた。今回の教材研究については明日。

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