教師にとっての大晦日
平成26年度の最終日。
例年この日は,年度当初に立てた反省をしていた。
昨年の4月1日。さまざまなことが重なって具体的な目標を立てられる状態ではなかった。
1年後,結果的にこのように振り返られることは有難いことだとつくづく感じる。
それでもその日に立てた目標を再掲しよう。
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○副校長職として転任1年目の昨年とは違った副校長実践ができるようにしたい。
○依頼された講師役については自分の学びの機会も兼ねている。新たな発信ができるように取り組む。
○社会科について実践も理論も深めたい。地区での学習会、自分の執筆活動でできそうだ。
○自ら出掛けて学習する機会については、今年度は控えることを基本とする。
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以上のことについて箇条書きに思いつくまま記そう。
・副校長として実践は厳しかった。現任校2年目なので…と思っていたが,あっという間に毎日が過ぎる。発信の場は市と県の2回あったのが自分なりのがんばりだ。何かしらのアクションはしているので今度は記録化が必要。実践については書く機会も与えられているので今後がんばろう。
・講師役はなかったが,6月ごろから少しずつ始め,8月以降は適度な回数で行うことができた。その中で社会科はもちろん,教師力やユニバーサルデザインといった幅広いテーマを与えられることで自分の学びも深まった。
・社会科についてはもっと学びたかった。特に理論面を本格的に学びたいと思っている。有田先生からの学びをどう自分の中で伝えていくかも今後のテーマの一つである。
・自主的な学習の機会はかなり控えた。これは仕方のないところ。来年度は別の形で学びの場を自ら作ることができたので,新たな学びもできるだろう。
反省となると以上のように芳しくない結果となるが,最後の数ケ月で編著者としての書籍が発刊できた。「本を出し続けることが大切」なので,よい機会であった。続いての編著も4月中には発刊する。同様に連載もスタートしている。来年度は「書く年」と位置づけているだけに最後の数ケ月は来年度につながるものとなった。今年の反省をもとに新たな年度でがんばろうと思う。
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