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2015.03.07

クローズアップ現代「子どもの心が折れていく」

あの日から間もなく4年。
3.11が近づくと全国ニュースでも大震災関係のニュースが増える。
地元岩手では今も関連ニュースが毎日流れる。

そんな中,NHKの「クローズアップ現代」では,「子どもの心が折れていく~震災4年 被災地で何が~」という番組が放送された。詳しい内容はこちら

番組HPより引用。

震災直後、深刻な被害を受けた被災地の子どもたちに急増したPTSDなどの心の病。時間の経過とともにそうした症状は改善傾向にあったが、4年経った今、別の形で異変を訴えるケースが出てきている。その背景にあるのが、子どもたちの「頑張り疲れ」。家族を心配させたくないと、自らの心の傷を封印し、頑張ってきた子どもたちの心が限界に達しはじめているのだ。また、震災の恐怖を言葉にできなかった幼い世代の子どもたちが、はき出せなかった思いを抱え込んだまま、精神状態が不安定になったり、不登校になったりするケースも相次いでいる。震災から4年を経て現れはじめた新たなSOS。
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かつてから阪神大震災の事例から,大震災後の3~4年後が子どもたちの行動に変化が出る可能性がある…という話は聞いたことがあった。その時にはまだ大震災後1年ぐらいだったので,実感できなかったが,今が3~4年たったころである。
同じ岩手でも被災地と自分が住む内陸では違いがある。その分,被災地のことをもっと思って行動していかなければいけないと改めて感じさせた番組であった。

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