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2015.04.08

子どもの名前を覚えること

ある先生から「児童の写真データ」についての確認があった。
聞けば新たに担任する子どもの名前と顔を覚えたいということだった。
学級開きの前に,顔と名前を一致させて臨む…それが学級開きの時にできたら,子どもたちは驚くだろう。そして先生に親しみを感じるのは間違いない。そんなことを思った。

ふと自分の時を思った。担任の最後の年は8年前。当時の事務処理はパソコンだったが,同時に「ハンコ」もけっこう活用していたと思う。
保健観察簿等,多くの年度当初の事務処理にハンコも活躍していた。押す度に名前が目に入ってくるので,押す回数が多くなると自然に名前は覚えていったと思う。当時は校務支援システムでパソコンで一発処理できないかな…と思っていたが(今はそのようになっている),結果的にハンコで子どもの名前を覚えたな…と思い出した。

そういえば,22年前に教育実習生を初めてうけもった時があった。事前の打ち合わせで,「これが学級名簿。名前は覚えるだけ覚えた方がいいです」と話したことがあった。
そうしたら,その実習生は見事に初日に全員分を覚えてきて,子どもたちから「オーッ」と拍手喝采されていた。今は40代となり,同じ市で教員している彼に,いつかこのことを聞いてみようと思った。

それにしても大規模校となるとなかなか子どもの名前が覚えられない。今年の目標の一つである。

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