肥満傾向児
教育ルネサンスの「子どもの体力」の特集。
毎回学ぶことが多いが,この回は肥満傾向児のことを扱っていた。
こちらに次のように書かれている。
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都市部は歩く機会がまだ多い方で、〈車社会〉の地方はさらに少ないとされる。学校の統廃合が進み、スクールバスや親の車で登下校する児童・生徒が増え、子供の運動量は激減している。
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これはまさに岩手があてはまる。統合で一つの学校の学区が大きくなり,必然的にバス通学である。
かつて勤務した学校で,近所に友達がいなく,「友達の家に遊びに行くために,祖父母に自動車で送ってもらっている」という話を聞いてたいへんだと感じた。
ちなみに岩手は肥満の割合が全国で高い。自然が豊かで子どもたちが走り回っているイメージがあるが,先のような事情に加え,冬はゲーム等で家にいることも多い。
それだけに体力向上の取り組みはどの学校でも熱心に行われている。
この記事を読んで,子どもたちが歩いて登校することも大切なのだと思っている。
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