「理想の小学教師像」
久しぶりに読書情報。
先月から今月は「書く集中期間」だったので,読書量は限られた。
それでも読んだ本の中で,「理想の小学教師像」(森信三著 致知出版)は印象に残った。
この本の内容は森氏が昭和30年代半ばに大学生の講義したものである。
自分が生まれる前,しかもこの講義を受けた学生さんも今は70代半ば。
それぐらいの時代の本であるが,この内容は今でも通じるものが多い。
いや,「通じる」どころか,教育の本質という点からすると,森氏の視点に唸るばかりであった。
半世紀前の教育論が新鮮に感じるということは,現代にないものがここにあるからと感じさせられた。
ちなみにこの本は講義の様子も描写している。
その当時の教員を目指した大学生の雰囲気,当時評判だった書籍も知ることができる。
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