貴重な経験・全情研全国大会2
本日は徳島・東みよし町での講師役。すばらしい子どもたち、すばらしい先生方だった。
少し整理してから明日書きたいと思う。
そこで昨日の記事の続き。
第4分科会は「ユニバーサルデザインの授業」がテーマである。
発表者2人・助言者1人。
前半はじっくりと発表と助言。
後半はフロアーでシェアリング&フロアーとの交流という設定だった。
参加者はおよそ60名ほど。これは予想以上の人数だった。
要項を見てわかる通りユニバーサルデザインの分科会があっても、大会名称で「特別支援の全国大会か」ということで中身がスルーされることもある。特に通常学級の担任はそうだろう。
会場自体も通常学級の担任は2~3割ほどらしかったが、それでもこれだけの参加者は嬉しいことであった。
しかも岩手は3分の2。地元開催の意義があったと思う。
発表者のお二人は意欲的な先生方。
お一人は遠く神奈川から。大学の先生が顧問のサークルの副代表なだけに、理論もしっかりとしていた。
もうお一人は県内から。地区社研の縁であり、過去の自分の仕事が結び付いた。進行の先生とあわせて、岩手にもこのような先生がいると思い嬉しくなった。
どちらも動画を準備され、具体的な提案をしてくださった。
助言は旧知の田中博司先生。新著をいただいた。(のちほど改めて紹介します。)
10年ほど前に「先生の講座が受けたいので参加しました」とネットワークの夏大会(福島)で出会ったのが縁ができたきっかけだった。特別支援教育の造詣の深さに学ばせていただいている。
今回の助言も、いくつものアプローチからのお話で私自身大変勉強になった。
今回のキャスティングは大会として本当に充実したものだった。
心配していたフロアーとの交流も充実し、盛り上がったまま終了した分科会となった。
全体会、他分科会も盛況で大会自体が大成功だったようである。
私自身も貴重な経験をさせていただいた。
ユニバーサルデザイン関係のつながりも、地元岩手での特別支援教育関係者とのつながりも今後も続いていく。大切にしたい縁である。
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