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September 2015

2015.09.30

9月が終わった

〇年度の折り返しである9月が本日で終了。平成27年度も半分が終わった。毎年思うことだが、本当にあっという間である。

〇8月があちこちで講師を行った「動」の月とするのなら、今月は「静」の月。ただ出かけて学んだ授業のユニバーサルデザインカレッジのインパクトは強かった。少ない学びの機会が今後の自分によき方向性を与えてくれそうである。

〇公的な仕事の方は対外的な行事参加が多かった。大学連携事業、陸上記録会、PTAバレー、ときわの日応援等々。それぞれが意義あるものであった。9月はこのような活動が例年多い。何か活動するにはちょうどよい季節なのであろう。

〇大学院の方が一休止。ただ、次々とレポートや試験の結果が届く。まずは順調ということでホッとしている。

〇今月は特定分野のインプット・アウトプットが多かったので、幅広い読書という点では反省。少しずつでも学び続けることが大切だと改めて感じている。

〇明日からの10月。講師役がこれからまた多くのなる。教育センター、他校校内研、保育所、そして10月の最後に姫路セミナー。自分に求められていることは何か。今まで内容を土台に新たなものを作りだすことである。夏とはまた違った内容を多く生み出していきたいと思っている。

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2015.09.29

あと1ケ月で姫路でセミナー

4ケ月以上前から告知されていた「学級力向上セミナー 姫路」が1ケ月後に迫ってきました。
当初の定員は50名だったのですが、増員・増員でまだ申込みが可能です。
どうぞよろしくお願いいたします。

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第8回 学級力向上セミナー 姫路〈社会科編〉

学級力向上セミナー第8弾!
今回はどっぷり「社会科」!
お待ちかね、岩手より授業名人「佐藤正寿先生」再来姫です!
そしてなんと今回は佐藤先生の授業を生で参観することができます!
この日が、教師人生として価値ある一日となること間違いないでしょう。
ぜひこの機会に「姫路」にお越し下さい!

※セミナー内容(詳細)は変更する可能性がありますので予めご了承ください。


『第8回 学級力向上セミナー 姫路〈社会科編〉』

 ☆日時  平成27年10月31日(土)
       9:45〜16:30

 ☆場所  姫路市民会館 
 
 ☆講師  佐藤正寿(岩手県奥州市立常盤小学校 副校長)
        
 ☆参加費 3000円(学生2000円)

☆詳細
  9:45〜 9:50 はじめの言葉
  9:50〜10:35 佐藤正寿①(授業)「地図学習」
 10:50〜11:30 授業説明&授業を参観して質疑応答
 11:30〜12:30 休憩
 12:30〜13:30 昼の会(山の麓より)
 13:30〜13:40 休憩
 13:40〜14:40 佐藤正寿②「社会的なものの見方・考え方を育てる授業」
 14:40〜14:50 休憩
 14:50〜15:50 佐藤正寿③「私の社会科授業修業」
 15:50〜16:00 休憩
 16:00〜16:30 QAシェア 
 16:30〜16:35 おわりの言葉  
 17:30〜      懇親会  
 
 ☆懇親会  17:30〜 
      場所「未定」
      会費5000円程度

 ☆事務局 山の麓の会(yamanofumoto2012@gmail.com)
 お申し込みはこちらの「こくちーず」にて

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2015.09.28

有難い記録

教師力アップセミナーに来年1月に登壇するが、今年度の分がすでに4回行われている。

ふとホームページを見ると、過去の登壇者の記録が掲載されている。
こちら

これらは有難い記録である。
写真はもとより、スライドでその話の内容もわかるからだ。
福山先生のものは、かつて自分がお話を聞いた時の内容とだぶっていて理解も進む。

さて、自分。昨年2月も1度登壇をしている。どのような内容にするか、今から少しずつ考えていこう。

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2015.09.27

お月見を楽しもう

今年は本日9月27日が中秋の名月です。

1 お月見のお供えもの
年によって違いますが、九月から十月にかけて十五夜があります。「中秋の名月」とも言われています。「お月見」を楽しむ日です。
 この行事は、中国で始まり、今から千年ぐらい前に日本に伝わってきました。
この中秋の名月を「芋名月」と言っている地方もあります。この時期にとれる里芋を供えるからです。
秋は食べ物が実る季節です。その食べ物を誰よりも早く、偉大なる月にささげるためにお供えをするのがこの十五夜なのです。芋の他にも、「団子」「栗」「枝豆」「ススキ」「お酒」などをお供えします。
団子は「お月見団子」と言われています。団子の数は十五個としているところもあれば、十二個としているところもあります。これは十五個の地方は十五夜から来ていますし、十二個の地方はその年の満月の数と言われています。昔は月の形によって暦が作られていたので、その数はとても大事なことでした。

2 ススキをお供えする理由
 お供えするものの中に食べ物や飲み物以外のものがあります。
 そうです。ススキです。なぜススキをお供えするのでしょうか。
それは、ススキが稲穂に似ているからです。実際に稲穂をお供えする地方もあるそうです。また、使い終わったススキは家の庭や門、田んぼに魔よけとして差す地方もあります。稲がススキのように丈夫に育つようにと願いを込めたのです。

3 月ではうさぎが餅つきをしている?
ところで、月と関係が深い動物と言えば何でしょうか。そうです。うさぎですね。
 童謡「うさぎ」では、十五夜の月を見て跳ねるうさぎのことが歌われていますし、月の模様は「うさぎが餅つきをしているように見える」と昔から言われてきました。もっとも、外国では違ったように見えるようです。たとえば、「大きなはさみのカニ」「本を読むおばあさん」に見える国もあります。
 さあ、皆さんも十五夜の月をお供えものと一緒に見てみましょう。うさぎの餅つきが見えるでしょうか。

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2015.09.26

かつての実践を思い出した

とあるアンケートを依頼された。
テーマに関わる過去の実践を自分のブログやホームページで探す。
こういう時にはブログやホームページが自分の「実践記録倉庫」となる。
ホームページは2000年~2004年まで。(実践自体は初任時代のものからを含む)
ブログは2004年からである。このままブログを続けていけば、教員生活の前半部分はホームページ、後半部分はブログに保存ということになる。もちろん全てではなく、あくまでも公開できる範囲にものであるが。

さて、先のアンケートのもののページがあったと思ったら、とある小冊子に原稿を書いていた。
こちら
宮古で実践した「宮古の自慢CMを作ろう」をもとに、5年生で当時の勤務校であった水沢小でも追試したものだった。この時には、学区で歩いていける範囲で自主学習を行った。子どもたちだけ(5グループ)でグループで現地に行き実際に撮影したり、ゲストに地元ケーブルテレビのディレクターさんを招いて教えてもらったりと実に楽しい活動だった。子どもたちもきっと覚えているだろう。

ちなみにこれらは、その地元ケーブルテレビさんが20分ほどの特別番組にしてくれた。これも一つの思い出である。

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2015.09.25

国語に関する世論調査

今年も慣用句の意味を取り違えている…という話題が先日ニュースで放送されていた。
「枯れ木も山のにぎわい」は,本来とは違う意味とされる方を選択した割合が高いというものだ。
出典はこちらのようだ。
先の慣用句だけではなく、「手書き文字の字形と印刷文字の字形について」「言い方の使用頻度について(「やばい」「微妙」等)」「新しい複合語,省略語について」といったところも興味がある。
それだけではなく、授業のヒントにもなりそうである。

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2015.09.24

文献を研究するには有難い時代

 連休中はあれこれすべきことがあったが、勤務日よりも当然ゆとりがある。
 この時間を利用して、大学院関係と社会科教育関係の文献(今回は書籍のみ)探しをどんどん行った。かなりの時間をかけて行い、どんどんと購入した。注文した書籍が次々と毎日届いている。

 それにしても文献をもとに研究を進めるには有難い時代だとつくづく感じる。
 それというのも、廃刊になった書籍でも割と容易に探すことができる。それだけではない。キーワードで検索すると「この本は役立つかもしれない」というのもヒットしてくる。1冊、大学時代の恩師が書かれたものがあった。20年以上前に発刊して、廃刊になっているものだ。ネット書店でなければ見つからなかったであろう。
 しかも、中古本は高い場合もあるが、今回注文したものはほとんど定価よりも安いものばかりだ。中には「1円+送料(257円)」というものもある。こちらが申し訳ない感じである。
 そして、注文をした書籍が届くスピードもはやい。連休期間中でもどんどん発送されていたようだ。何とも有難いことである。

 もちろん、書店の存在はそれはそれで有難いものだ。今日の新聞にも「ネット書店に対抗した書店」のエピソードが出ていた。自分も両方のよさを生かしていければ…と思う。

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2015.09.23

秋分の日と彼岸花

1 祖先をうやまい、なくなった人をしのぶ日
 九月二十三日(閏年は二十二日)の秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日」です。三月の春分の日と同じように「彼岸の中日(なかび)」と言われています。
 みんなの中にはお墓参りに行く人も多いと思います。自分の命は親がいるからこそ生まれたものです。また、皆さんの親にもその親がいます。ずっと先から命はつながっています。
祖先のうち誰か一人でも欠けていたら、自分という人間は存在しません。ですから、命の源である祖先に私は感謝したい気持ちをいつも持っています。
 また、皆さんの中には家族や親せきが亡くなったという経験がある人もいると思います。縁のあった皆さんを思い出すことも大切なことです。

2 いろいろな名前がある彼岸花
 秋分の日あたりから咲く花に「彼岸花」があります。名前の通り、お彼岸の頃に咲きます。枝や葉がない赤い花で、皆さんも見たことがあると思います。別名を「曼珠沙華」(まんじゅしゃげ)と言います。「天上の花」という意味です。おめでたい事が起こる兆しに、赤い花が天からふってくるというところから名付けられたようです。
 でも、彼岸花は他にも「地獄花」「幽霊花」とも言われています。毒を持っているため「毒花」と言われることもあります。同じ花なのに、おめでたい名前から不吉な名前までいろいろな名前をもっている花です。

3 四年に一回の閏(うるう)年
 秋分の日は四年に一回は九月二十二日です。閏年の年です。
 平年は一年が三百六十五日ですが、三百六十六日の年が四年に一回あります。その年の二月は二九日まであります。これが閏年です。
 西暦で四で割り切れる年が閏年になります。たとえば、二〇一二年、二〇一六年です。この年には、夏のオリンピックが開催されるので、オリンピックイヤーと呼ばれます。
 ところで、「じゃあ、二月二十九日に生まれた人は四年に一回しか誕生日が来ないの?」と思った人もいるかもしれません。もちろん、そんなことはありません。閏年ではない年は、法律上は二月二十八日に年齢を重ねることになっています。

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2015.09.22

ディスクからパソコンをなくす

先日久しぶりに「がっちりマンデー」を見ていたら、個人ディスクのPCを撤去という企業が紹介されていた。
パソコンは共有スペースで使うというものである。
さっそく検索して見ると、その仕事方法の紹介が自社HPでされていた。

以下引用である。
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当社では一部の部署を除き、個人のデスクにパソコンを配置していません。パソコンが必要な際は“パソコン島”と呼ばれる共有のパソコンスペースへ移動します。「パソコンの中にアイデアはない」との考えに基づき、デスクは考える仕事やコミュニケーションの場、パソコン島は集中して「作業」をする場と切り分け、メリハリをつけています。
例えば資料作成をするときには、デスクで内容を考えた上でパソコン島へ移動。パソコンの画面を見ながら考えるということはしません。使用時間についても連続45分を上限とし、45分経過したら15分はパソコンを離れて仕事をする、というルールを運用しています。
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これは大切なことだなーと感じている。
パソコンに向かっていると仕事をした気になってしまう。いや、実際に仕事はしているのだが、それの見直しをあまりしない気にさせてしまうところが落とし穴である。
自分でも「45分使用したら〇分離れる」というようなルールを自分で設けてみるのも大事だ。45分というのは授業時間と同じなので、リズムという点では小学校にぴったりかもしれない。

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2015.09.21

お年寄りを敬もう 敬老の日

1 長寿国日本
 九月第三月曜日は「敬老の日」です。「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを目的としています。
 昔は「人生五十年」と言われ、「還暦」(数え年で六十一歳)もまさに「長寿のお祝い」でした。今は平均寿命が男子は七十九歳、女子は八十六歳を越えています。全世界の平均寿命は男女合わせておよそ六十七歳です。中には平均寿命が四十歳代の国もあります。
還暦を迎えた皆さんは、日本の平均寿命に比べたらまだまだ若いですね。ちなみに、還暦のお祝いに、赤いちゃんちゃんこや赤い座布団が贈られます。これは昔の暦で還暦六十年で生まれた干支に戻り、「赤ちゃんに還る」という意味のならわしです。また、「赤は魔よけの色」という意味も含まれています。

2 長寿のお祝いの意味
 さて、先の還暦の他にも「古希(こき)」(七十歳)、「喜寿(きじゅ)」(七十七歳)、「傘寿(さんじゅ)」(八十歳)といったお祝いがあります。
 それぞれの漢字から、何歳のお祝いか予想ができます。
 たとえば「喜寿」。別の漢字で「㐂寿」と書きます。何歳かわかりますね。七十七歳です。
 では、「米寿(べいじゅ)」。これは何歳のお祝いでしょうか。八十八歳です。「米」が「八十八」を組み合わせた漢字から来ています。
 「白寿(はくじゅ)」。これは何歳でしょう。難しいですね。九十九歳のお祝いです。「百」から「一」をとると「白」になりますね。だから九十九歳のお祝いなのです。
 それぞれのお祝いでは、家族が長寿の祝い事をします。還暦では先のように赤にちなんだプレゼントをすることが多いですが、他のお祝いでは特に決まっていません。もちろん、長寿のお祝いに限らず、年に一回の敬老の日に感謝の気持ちをこめてお祝いすることは望ましいことです。手作りプレゼントや言葉のプレゼントでもいいのです。

3 将来は今よりも高齢化社会に
 皆さんがお年寄りになる時代は、日本は今よりもお年寄りの割合が高くなると言われています。「五人に二人が六十五歳以上のお年寄りになる」というデータもあります。ちなみに今は、四~五人に一人の割合です。高齢化社会が訪れます。多くのお年寄りが大切にされる世の中にしていきたいですね。

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2015.09.20

インプットの大切さ

 昨日は授業UDカレッジ。大学院や岩手での研修を除けば、久しぶりの自主的なインプットの機会だ。
 もちろん自分の登壇でもアウトプットをするために、インプットはする。しかし、他者からの本格的な講座には敵わない。実際今回のお二人の先生方(国語)からも、社会科や自分のプレゼンのために大きなヒントを得ることができた。

 その点で感じたことは「やはり身銭を切って出かけなければいけない」ということだ。登壇で招かれても、それは依頼されてのこと。自分としての「攻め」の姿勢とは違う。様々な制約があるのは現実だが、それを言い訳にしていたら守りにならざるをえない。
 そんなことを感じた昨日の研修だった。

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2015.09.19

つぶやきより

フェイスブックのつぶやきです。

・今日から2学期開始。今年は例年以上に短く感じた夏休みだった。「充実していた」と前向きにとらえよう。原稿1本が残ってしまったのが残念だが、いつも目標の6割程度の達成度なのでこれもプラスに考えよう。出勤したら、若手教員が早々とデジタルカメラ片手に各学級の黒板メッセージを見て回っていた。やる気をこちらももらった。

・町内会の一員として地区民運動会に参加。班長ということで早くから準備等をする。10年ぶりぐらいの参加だ。その頃の保護者と何人もお会いする。「先生に息子がパソコンを教えてもらったのが今役立っている」と言われた。確かに十年以上前、「キーボー島」を使ったり、プレゼンテーション指導もしたりした。その子たちも大学を卒業して社会人か…。早いものだ。

・熊本での講師役終了。教師塾ということで、4年目から10年目の先生方が対象。「一言も逃すまい」という姿勢にこちらが刺激を受ける。午後からは一般の先生方も参加され、学び合う空間のすばらしさを実感した。フェイスブックで知り合いの先生方ともご挨拶ができた。台風が半日ずれていたら成り立たなかったかもしれない研修会。無事役目を果たせたことに感謝したい。

・担任した教え子が隣の小学校に教育実習に行っているということで、17時過ぎに訪問。9年前、最後の担任である。会うのも卒業の時以来。逞しくなっており、「先生の影響で小学校教師を目指しています」と言う。それだけで十分うれしいのだが、当時あれこれ行った授業をよく覚えていてくれたことに感心。「帰りの会がどこの学級より一番早く、とにかくうれしかった」には笑ってしまったが。

・「どっと残暑見舞いが来ていますよ」と同僚が手渡してくれた。その数23枚。1ヶ月前に飛び込み授業をした4年生、一人一人からのものだった。感想文集が送られたことはあったが、一人一人から感想がはがきで送られてきたのは初めて。驚いた。素直な感想が嬉しい。傑作は「さとうを見ると先生を思い出します」。自己紹介で砂糖をもっていった甲斐があった。(笑)

・本日は、市教育委員会の事業で本校が会場。授業提供はもちろんだが、さらに「校内研究会の様子」を他校の多くの先生方に参観していただいた。わずか30分だったが、よき研究会の様子を公開できたと思う。自分にとっては2度目の経験。8年前は自分が責任者で県の教育センターで校内研を公開した。当時の成果は教育センターの資料の一部になっている。

・久しぶりに地元の本屋に行く。教育書スペースがまた少なくなっていた。社会科関係は10冊あるかないか…。これだとまた来る機会が遠ざかる…という悪循環になりそう…と思ったが、放送大学の本が1コーナーにたくさん置かれていた。興味のあるジャンルもいくつかあり、救われた気分になった。

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2015.09.18

レポート評価

少しずつであるが、夏休み前に提出した通信制大学院のレポートの評価も返されてきている。
まずは無事に単位が修得できそうなことを喜びたい。

返送されるレポートには「評価票」がついており、講評と評価が書かれている。「講評」が自分の学びになるのだが、まだまだ自分の書籍からの読み取りが不足していることを感じる。
これは次の自分のステップに生かせるようにしよう。他の学友はどのようなレポートを書いているのか知りたいところであるが、そこは通信制大学院の限界。自分一人でこつこつとがんばるしかないと思っている。

ところで、このレポートは15円で発送ができる。返信も同様。
通信制郵便物は「第4種郵便物」であり、そのように規定されている。
学割だけではなく、こういうところにも優遇されている(額にしたらわずかではあるが、これを自覚することは大切なことだと思っている)ことを実感する大学院生である。

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2015.09.17

連載原稿のお知らせ

月1回の連載のお知らせです。
「授業力&学級経営力」10月号が発刊されました。
アマゾンではこちらです。

この雑誌に若手教師のための「指導案の書き方」教室 を連載しています。今回が7回目です。
「できる姿と手立てが反映される指導案に」という内容で体育の指導案をもとに書かせていただきました。
毎回毎回の連載が自分の学びの場にもなっています。

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2015.09.16

熱き感想

8月に伺った熊本での教師塾での模擬授業の感想が届いた。
この時には教師塾の塾生が対象だったのだが、市の10年目研修の日でもあり、その参加者の方々が模擬授業のみを参観されたのであった。

わずか45分の授業だったのに、A4判の半分の感想用紙にたくさんの学びを書かれていた。
まさに「熱き感想」ばかりだった。
有難いことである。こういう感想をいただくと、自分の役割はまだまだある…と思う。

思えば参観された先生方と同じころ(11年目。もう20年前だ…)は、生意気盛りだったと思う。
学年主任も5年目となり、4学級全てが自分の担任と思いながら、自分より年下の先生方をリードしていた。今の岩手では信じられないことだが、当時の同学年4人の平均年齢は26歳だった。算数部の部長として学校公開も経験をした。執筆活動も定期的に教育雑誌にしていた。「自分はできる」と思い込んでいた。今考えると、全然できていないことばかりで、恥ずかしい限りである。

それだけにこれだけの感想をかかれる皆さんには敬意を表するばかりだ。
頼もしい世代である。

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2015.09.15

やはり故郷…

BS放送を回していたら、偶然生まれ故郷の秋田県五城目町というテロップが目に入った。
こちらの番組だった。

自分が生まれて高校卒業までいたのが五城目町だ。
当時は1万7千人ぐらいの人口がいたのだが、今は1万人を切っている。小さな町である。
小学校時代は6つの小学校があり、陸上大会も学校対抗で行われていた。自分も1000m選手として出場し、最下位となる貴重な経験をした。(これは教員になってから少し役立った。)

さて、その番組は古民家を再生させるプロジェクトとそこで食べる食事についてのものだった。
そのプロジェクトも興味深いものだったが、やはり自分が目にいくのは、生まれ故郷の景色。プロジェクトの中の写真にもあるが、遠くに八郎潟を望む田園風景は、今も目に焼き付いている。
もし、「もう一度見てみたい風景は?」と聞かれたら、やはりその頃の風景であろう。むろん岩手に来てから、何度か目にはしているが、原風景は特別なものである。

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2015.09.14

夏のすばらしい出会い

掲載されたエッセーです。

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教師にとって夏休みは研修の時期である。この夏、いくつかの研修会に講師として参加させていただいた。
どの会場でも、すばらしい先生方との出会いがあった。

とある研修会では、年配の女性教員が、最前列で私の話を頷きながら聞いていた。その熱心さに感心し、私が一つの問いかけを行った。

「宿題を怠けたのに『忘れました』とごまかそうとする子に、先生ならどのように対応しますか?」
その先生は、次のように答えた。
「笑顔でその子を受け入れます。そして、『どうしたらいい?』と逆に聞き、その子の口から前向きな言葉を引き出します。」
 厳しく諭すのも一つの方法だが、その先生はベテランらしく、子どもを包み込む回答であった。これなら、確かに子どもも「先生の前ではごまかせない」と痛感するであろう。
聞けば、その先生は今年度定年退職されるという。その年齢でも自分の成長のために研修会に参加する姿に、心を打たれた。

 別の研修会では、小学校4年生の学級に、飛び込みで社会科授業を行った。子どもたちとは一期一会。多くの参観者がいる前で、子どもたちは集中して私の授業に取り組んだ。

 その後の研究会では、参観した先生方から熱心な質問が相次いだ。「子どもの意欲を引き出すには?」「地域教材を作る方法は?」「知識を定着させるには?」等々、学びを深めようとする意欲をひしひしと感じた。

 若い頃に、「進みつつある教師のみ、人を教える権利あり」というドイツの教育学者の言葉に感銘を受けた。この夏に研修会で出会った先生方は、まさにこの「進みつつある教師」そのものだった。きっと夏休み後に、その学びが花開くに違いない。

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2015.09.13

第1回日本授業UD学会 全国大会

「第1回日本授業UD学会全国大会」が1月に開催されます。
2日目に筑波大学附属小学校3年生対象に社会科の授業をさせていただくことになりました。
二十数年前、筑波大学附属小有田学級(当時3年生)参観が教師修業の原点でした。縁を感じます。

申込みはこちらから。チラシはこちらです。

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テーマ「授業UD研究の展望」

本来、授業で追究していた「わかる・できる」授業づくりを再考するとともに、特別支援教育の考え方を生かすことで、クラス全員の子どもたちが、楽しく「わかる・できる」授業をつくることを目指します。
日本初の教科教育と特別支援教育コラボレーション研究です。
あなたも、私たちと一緒に授業のユニバーサルデザインについて考えてみませんか。

【お申し込み】
事前申込が必要です。先着順です。

申込完了メールにございます「お申し込み詳細の確認」よりチケットを印刷いただき、当日ご持参くださいますようお願い申し上げます。お忘れの場合、受付にお時間をいただくことがございます。
会場の都合により、定員になり次第、締め切らせていただきます。
*申込完了メールの受信の確認をお願いいたします。

届かない場合は、迷惑メールフォルダーをご確認いただくか、設定をご確認ください。
*キャンセルは、ご自身でお願いいたします。(申込完了メールよりキャンセルのお手続きができます)キャンセルをされないまま当日不参加の場合は、以降の大会等のお申し込みをお断りさせていただくことがございます。

【スケジュール】

2016年1月30日(1日目)
10:30〜 受付開始
11:00〜12:00 授業プレゼンテーション
13:00〜13:20 基調提案
13:30〜14:20 公開授業①国語1年 授業者:桂 聖(筑波大学附属小学校)
14:20〜15:20 授業協議会①
15:35〜16:35 シンポジウム「授業研究の進め方」

2016年1月31日(2日目)
8:20〜 受付開始
9:00〜9:50 公開授業②算数3年 授業者:夏坂哲志(筑波大学附属小学校)
9:50〜10:50 授業協議会②
11:00〜11:50 講演Ⅰ「授業研究の方法」奈須正裕(上智大学)
11:50〜12:00 日本授業UD学会のご案内
13:00〜13:50 公開授業③
13:50〜14:45 授業協議会③
国語A 4年 授業者:野村真一(関西学院初等部)
国語B 2年 授業者:溝越勇太(東京都小平市立小平第二小学校)
社会 3年 授業者:佐藤正寿(岩手県奥州市立常盤小学校副校長)
音楽 3年 授業者:高倉弘光(筑波大学附属小学校)
体育 4年 授業者:結城光紀(埼玉県伊奈町立南小学校)
道徳 2年 授業者:坂本哲彦(山口県宇部市立西宇部小学校校長)
15:00〜16:00 講演Ⅱ「授業UDと特別支援教育」花熊 暁(愛媛大学)

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2015.09.12

ディープな指導案検討会

昨日は一関社研に参加した。
社会研修会ではあるが、日常は若手教員のために、他教科や学級経営等に関する学習もしている研修会だ。
中堅・若手の先生方が中心で活気がある研修会。
年配の自分もそういう熱気に誘われて年に数回は参加している。

その会が昨日は指導案検討会だった。
この10月に県の社会科教育研究大会が一関市であり、小学校の授業者4名がこの一関社研メンバー。
それだけでも強力スタッフなのであるが、切磋琢磨して何度も授業を見合って批評しあっているという。
その熱意には敬意を表するばかりだ。

その先生方の指導案である。指導案検討会の時には、基本的には「授業者の考えや思い」が大切と考えているから、指導案検討会であれこれ意見を言っても、「最終的には授業者の判断」というスタンスであった。
(あれこれ意見を言われて、それらを授業に取り込んで結局詰め込みすぎた授業を何回か見てきた。)
だから、指導案検討会といってもそれほどディープに参加はしなかった。

しかし、昨日は別だった。出てくる指導案に授業者の熱意がこもっていた。
新たな地域教材の発掘。
貴重な資料の提案。
そして、授業にかける思い。
3人の説明をお聞きして、本気度が高まり、あれこれ意見を言い続けた。こういう知的興奮の時間も岩手では久しぶりだなーと帰りの車中で振り返った。いい時間であった。

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2015.09.11

海と島の国・日本

とある冊子に「海のくに・日本のありがたさを、こどもたちに伝えたい」というタイトルがあった。
自分のブログテーマに近いとやはり注目してしまう。

・隣国の名前は知っていても、日本の国境についてきちんと学んだり、どこに線が引かれているかを理解しているこどもはひとりもいません
・自分たちの国がどこの国と接しているのか、境界線をめぐりどのような戦いや経緯があったのかを知ることは国民として必要なことであり、決して好戦的なことではないと考えています。
・この海に感謝しなくてどうすますか。日本人に自覚がない一方で、世界各国がいまや海の生産力と水産資源のヘルシーさに注目しています。

ここに書かれている方はこちらの団体の代表である。
民間でこのように熱心に取り組まれているのを知ると、自分にできることは、まだまだあるのではないかと考える。

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2015.09.10

10年前の取材を思い出した

フェイスブックを通じて横浜市の民間人校長登用の情報を知った。
しかも、その方が自分に縁があると知り、大変うれしい気持ちになった。

もう10年前になる。
当時5年生担任だった自分。前年度から、プロジェクトや授業取材が増え始めていたころだった。
単著も前年度に1冊、そして2冊目も出版し、実践者としてアウトプットも増えていた。

そんな中、全国の各小学校に配付されていた冊子の取材が入ってきた。
自分にとっては「自分にはたして務まるのか…」と思ったが、自分なりに授業プランを立てて実践したものだった。
その時の取材記事がこちらに残っていた。
10年前の自分は若かったし(当たり前だが)、子どもたちも今は21歳になる年だ。
つたない実践だったが、記事は「読ませる」内容になっていた。
取材してくださったライターさんに感謝をするばかりだった。

その取材のライターさんが、先の校長登用された方である。その後も細々と縁があったが、今後は同じ管理職ということで、お会いする機会もあるのでは…と期待している。有難い縁である。

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2015.09.09

重陽の節句と菊の話

1 九月九日は重陽の節句
 九月九日は重陽(ちょうよう)の節句です。三月三日の桃の節句や五月五日の端午の節句ほど有名ではありません。
 中国では、この日に高い場所に登って、菊の花から作られた菊酒を飲むと長生きをすると言われてきました。もともと菊には長生きをする効能があると信じられていたのです。 
日本でも平安時代には、菊を鑑賞する行事が始まりました。また、九日の前夜から菊の花に綿をかぶせ、露にぬれたその綿で身体を拭いて長生きを願いました。
 それほど、この重陽の節句と菊とは関係がありました。

2 江戸時代になって広がった節句
 日本で重陽の節句が広がったのは江戸時代です。
 この江戸時代には菊の栽培も盛んになり、「菊合わせ」と言われる菊の美しさを競う催しも盛んになりました。
菊人形が作られたのもこの頃です。植木職人が菊で人形を作り、お寺で見せたのが始まりました。今でも「菊祭り」などが行われている地域もあります。
 ところで見ることが中心の菊ですが、食べられるものもあります。ゆでておひたしにしたり、酢のものにしたり、刺身に添えられたりするものもあります。きっと皆さんも食べたことがあると思います。

3 菊のデザインいろいろ
 「春は桜、秋は菊」というように、菊は日本を代表する花です。ですから、さまざまなものに使われています。
 たとえばお金の硬貨の1つに使われています。何円玉でしょうか。そうですね。五十円玉の表に菊の模様が使われています。
 また、外国に行く時に国籍や身分を証明するものとなるパスポートにも表紙中央にも菊が描かれています。
 勲章の最高位も「菊花章」(きっかしょう)と言って、菊の花のデザインが使われています。
 これらを見ると、まさに日本を代表する花ということがわかりますね。

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2015.09.08

授業を見る眼

日常、様々な研修会に参加していい学びをさせていただいてる。
それが自校でもいい経験をさせていただいた。

今年度、市教育委員会の事業で本校が会場となり、「学びの共同体」で講師の先生を招くこととなった。
提案授業は6年生が行うのだが、その前に講師の先生が各学級を回ってくださる。1クラス5分程度だが、自分が1~2年生を同行することとなった。
わずか5分、されど5分。その時間でもプロは学級の様子を見抜くんだな…ということを痛感した。
まさに「授業を見る眼」があるからこそである。

同行したのは9学級のみだったが、自分の大きな学びになった。
さっそくその講師の先生の著書「中学校における対話と協同」を購入。
今の自分の立場でもヒントになるところがたくさんの本であった。

それにしても、今年はこのような機会があり、昨年度は県の国語教育研究大会があった。来年度は公開研究会があり、それに向けて動き出している。研究については有難いと思う本校である。

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2015.09.07

笑顔の職員室が教師を支える

とある冊子に明治大学の諸富先生の「笑顔の職員室が教師を支える」という論稿が掲載されていた。
その中で印象に残った部分。

〇若手は、自分の所属集団で「必要とされているかどうか」に敏感である。管理職は若手に「あなたのことをこの学校では必要としている」というメッセージを送ること。

〇若手は、上司に「ちゃんと見てもらえているかどうか」に敏感である。管理職は若手教師の具体的な頑張りに目を向け、こまめにほめ、承認すること。

これは若手教師対象の部分について書かれたものであるが、若手でなくても実は同様ではないだろう。
ベテランだって「あなたはこの学校で必要だ」「あなたのことはちゃんと見ている」…というようなメッセージがあれば、意欲も変わってくるだろう。

この論稿で思い出したのは、5年以上前の諸富先生の講演(東北青年塾)である。1度でもお話を聞いたことがあるとやはり共感度が違うと実感した。

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2015.09.06

PTAバレーの思い出

現在の職がPTA事務局(一般的にはどこの学校もそうであろう)ということで、PTAの様々な活動に年間通して携わせていただいている。
今日は区PTAの球技大会。自分が出場するわけではないが、若い同僚の先生方は、夜7時からの練習に張り切って若手の先生方は参加していた。それを「いいぞ」と思いながら、見ていた。
なぜなら、かつて、こちらの本に次のような文章を書いたからだ。(昨年度も掲載した気がするが、やはりPTAバレーのよさを今日も感じたので記したい。)

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 保護者対応が苦手なもの・・・といっても、何も工夫をしなければ、ずっと苦手なままである。何とかしなければいけない・・・と思っていたが、学校の授業とは異なり、保護者との対応は不定期である。初任の時には授業力向上を優先にしていたので、そのまま半年が過ぎてしまった。

 そんな中、地区のPTAバレー大会が11月にあるので、その練習の誘いを受けた。毎年若手教員も何名か参加しているという。運動が得意なわけではなかったし、週に2回の夜間2時間の練習は体に負担かもしれないと思ったが、「まずは参加してみることが大事」と考えた。

 実際に参加してみると、これは大きなメリットがあった。まず一緒に運動をすることで、親近感が生まれた。保護者との距離がどんどん縮まった。そうすると、「教師と保護者」という関係ではなく、その時には「大人と大人」の関係になり、雑談もできるようになった。担任している保護者も数名おり、懇談会や家庭訪問の時とは違い、わりと気軽に話せるようになった。

 それまでは、「保護者」ということを少し意識しすぎて、「何か言われるのでは」と構えていたのかもしれない。「子どもをよりよく成長させたい」という思いは同じなのだから、「パートナー」と考えればいいのだ。そのように思い直した。
 
不思議なもので、見方が変われば対応も自然に変わってくる。保護者から「~してくれませんか」と注文を受けた時にも、「自分が責められているのではない。子どもたちの成長のために言っているんだなあ」と思うと、素直に受け入れられた。また、保護者との距離が縮まると、積極的に連絡をするようになった。特に子どもたちの成長が見られた時には、「今日の〇〇君、すばらしかったです。というのは・・・」というように連絡帳に書くようになった。我が子の成長ぶりを聞いて、喜ばない保護者はいない。苦手だった保護者対応にも、少しずつ手応えを感じるようになった。

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 今はこのように単純にいかない時代かもしれない。この頃の保護者の子どもが、今の保護者で意識も変わってきている。それでも、やはり保護者と一緒に活動する意義は大きい。
 PTAの事務局をしていて、多くのPTA活動が先生方と保護者の皆さんをつなぐかけ橋になると願っている。自分の先のような経験から強く思うのである。

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2015.09.05

学校の判断

NHKでこちらの番組を見た。
あの日から4年半。
今も地元岩手では被災地関連のニュースがよく流れている。
今回のこの番組は、「学校で命を守る」というところが焦点だった。
実際の大震災で子どもたちの命を守った学校(宮城県の例)のエピソードは示唆に富んでいるものだった。

一番痛感したのは学校トップの判断。
津波が来るという時に、学校の屋上に避難するか、近くの山に避難するかという判断。
震災後の今なら間違いなく山という選択になるだろうが、震災前なら迷うのは確かであろう。
まさにその時の判断が子どもたちの命を守ったというものだった。

また、保護者に引き渡しをするかどうかの判断も同様だった。
大震災では引き渡した後亡くなった子どもたちが100人以上いたという。
こちらも今は「引き渡さない」ことになっているだろう。

このような判断は、津波だけではない。子どもたちの命を守るために何を考えていかなければいけないか、考えさせられた番組だった。

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2015.09.04

試験結果

当たり前のことだが、通信制大学院のレポートや試験は評価される。
先月行った試験結果がはがきで届いた。(それより先に送ったレポート結果はまだだが…)

無事単位取得ラインを超えていたので、まずはホッとする。
この歳でも、このように評価されるのはささやかな喜びである。
ダメなダメで自分の勉強のやり方を考え直すきっかけとなる。
指導してくれる人のありがたさである。

そして不思議だが、結果がわかるとやはりやる気も出てくる。今月のレポートについてはすでに提出している。
まずは10月の試験が直近の目標であり、しっかりと取り組んでいこうと思っている。

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2015.09.03

平成26年度 学校における教育の情報化の 実態等に関する調査結果

「平成26年度 学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果」が先日文科省から発表になった。
こちら

この結果には「教師のICT活用指導力」が出てきてから(H19)、注目をしている。
特に毎年本県は次の結果が小中学校ともに重要である。

・大項目A 教材研究・指導の準備・評価などにICTを活用する能力
・大項目B 授業中にICTを活用して指導する能力

今年も例年通りの結果。「平成26年度中にICT活用指導力の各項目に関する研修を受講した教員の割合」も同様であった。
これは自分に本県での役割があると考えていこう。毎年同じことを思っているが、まずは足元から広めていかなくてはいけないであろう。少しずつ。

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2015.09.02

たくさんの残暑見舞い

かつて1年生を担任していたころ、夏休みにはがきでのやりとりをしていた。
あくまでも希望者だけだったが、何人もの子どもたちが夏休みの近況を自宅に送ってくれ、自分も一生けん命に返事を書いた。
そういうこともあり、夏に学校に子どもの字の葉書が届くと、「子どもたちが一生懸命に書いたんだなー」と想像している。もちろん担任ではない自分には、届くことはないのだが。

ところが、一昨日、自分あてに残暑見舞が届いた。1通だけではない。23通もだ。8月3日に飛び込み授業をした徳島県東みよし町の小学校4年生からだ。
担任の先生が書かせたものであろう。
子どもたち一人一人の言葉が嬉しい。

〇佐藤先生の授業のおかげで社会の勉強が好きになりました。
〇私たちの生活に水は大切だなと思いました。
〇社会科の授業はとても楽しかったです。
〇さとうを見ると先生を思い出します。

などなど、4年生らしいメッセージだ。イラストもたくさんで嬉しくなった。
わずか1時間の授業。しかも一期一会。自分にとっても有難い出会いであったことを改めてかみしめている。

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2015.09.01

有難い資料提供

お気に入りのHPやブログを毎朝チェックしている。もう10年以上の習慣である。
こちらにご自身の講演に関わる資料提供があった。
まだ一度もお話を聞いたことがない(算数の全国大会での飛び込み授業は盛岡で一度見たことがあり、唸ってしまった)が、このように資料を提供してくださるのは、ありがたいことだ。
特に講演資料2には、「どんな教師になりたいか」というテーマで以下のようなことが書かれていた。

• INGの教師
• 昨日より今日が一歩前進している教師
• 学び続ける教師
 そのためには、10%の増量 1年間で

なるほどと思う。一気に2倍の増量なら難しいが、10%の増量ならだれでもできそうだ。6~7年で2倍になる。20パーセントの増量なら4年で2倍になる。
まだまだ自分も増量したいと思っているだけに響いた言葉である。

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