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2015.09.06

PTAバレーの思い出

現在の職がPTA事務局(一般的にはどこの学校もそうであろう)ということで、PTAの様々な活動に年間通して携わせていただいている。
今日は区PTAの球技大会。自分が出場するわけではないが、若い同僚の先生方は、夜7時からの練習に張り切って若手の先生方は参加していた。それを「いいぞ」と思いながら、見ていた。
なぜなら、かつて、こちらの本に次のような文章を書いたからだ。(昨年度も掲載した気がするが、やはりPTAバレーのよさを今日も感じたので記したい。)

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 保護者対応が苦手なもの・・・といっても、何も工夫をしなければ、ずっと苦手なままである。何とかしなければいけない・・・と思っていたが、学校の授業とは異なり、保護者との対応は不定期である。初任の時には授業力向上を優先にしていたので、そのまま半年が過ぎてしまった。

 そんな中、地区のPTAバレー大会が11月にあるので、その練習の誘いを受けた。毎年若手教員も何名か参加しているという。運動が得意なわけではなかったし、週に2回の夜間2時間の練習は体に負担かもしれないと思ったが、「まずは参加してみることが大事」と考えた。

 実際に参加してみると、これは大きなメリットがあった。まず一緒に運動をすることで、親近感が生まれた。保護者との距離がどんどん縮まった。そうすると、「教師と保護者」という関係ではなく、その時には「大人と大人」の関係になり、雑談もできるようになった。担任している保護者も数名おり、懇談会や家庭訪問の時とは違い、わりと気軽に話せるようになった。

 それまでは、「保護者」ということを少し意識しすぎて、「何か言われるのでは」と構えていたのかもしれない。「子どもをよりよく成長させたい」という思いは同じなのだから、「パートナー」と考えればいいのだ。そのように思い直した。
 
不思議なもので、見方が変われば対応も自然に変わってくる。保護者から「~してくれませんか」と注文を受けた時にも、「自分が責められているのではない。子どもたちの成長のために言っているんだなあ」と思うと、素直に受け入れられた。また、保護者との距離が縮まると、積極的に連絡をするようになった。特に子どもたちの成長が見られた時には、「今日の〇〇君、すばらしかったです。というのは・・・」というように連絡帳に書くようになった。我が子の成長ぶりを聞いて、喜ばない保護者はいない。苦手だった保護者対応にも、少しずつ手応えを感じるようになった。

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 今はこのように単純にいかない時代かもしれない。この頃の保護者の子どもが、今の保護者で意識も変わってきている。それでも、やはり保護者と一緒に活動する意義は大きい。
 PTAの事務局をしていて、多くのPTA活動が先生方と保護者の皆さんをつなぐかけ橋になると願っている。自分の先のような経験から強く思うのである。

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