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2015.09.12

ディープな指導案検討会

昨日は一関社研に参加した。
社会研修会ではあるが、日常は若手教員のために、他教科や学級経営等に関する学習もしている研修会だ。
中堅・若手の先生方が中心で活気がある研修会。
年配の自分もそういう熱気に誘われて年に数回は参加している。

その会が昨日は指導案検討会だった。
この10月に県の社会科教育研究大会が一関市であり、小学校の授業者4名がこの一関社研メンバー。
それだけでも強力スタッフなのであるが、切磋琢磨して何度も授業を見合って批評しあっているという。
その熱意には敬意を表するばかりだ。

その先生方の指導案である。指導案検討会の時には、基本的には「授業者の考えや思い」が大切と考えているから、指導案検討会であれこれ意見を言っても、「最終的には授業者の判断」というスタンスであった。
(あれこれ意見を言われて、それらを授業に取り込んで結局詰め込みすぎた授業を何回か見てきた。)
だから、指導案検討会といってもそれほどディープに参加はしなかった。

しかし、昨日は別だった。出てくる指導案に授業者の熱意がこもっていた。
新たな地域教材の発掘。
貴重な資料の提案。
そして、授業にかける思い。
3人の説明をお聞きして、本気度が高まり、あれこれ意見を言い続けた。こういう知的興奮の時間も岩手では久しぶりだなーと帰りの車中で振り返った。いい時間であった。

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Comments

真先生、こちらこそありがとうございました。
コメントも長く(記事並ですね)、恐縮します。
確かに昨日はかなりスイッチが入りました。それも一関社研の皆さんの「プライド」がそうさせたのだと思います。すばらしい提案ばかりでした。こちらこそ感謝します。

同僚のT先生の話は別のところにありますね。
職場ではあくまでも副校長なので、メインは副校長の職務。授業もその中に入ってはいるのですが、圧倒的に比重は低いのです。それでもT先生とは「いつかT学級で社会科授業を」と約束をしています。この約束は守らないと…と思っています。11月ごろかな…。

Posted by: サトマサ | 2015.09.12 22:11

正寿先生、昨日はお忙しい中、一関までお足をお運び頂き本当にありがとうございました。
そしてまた、沢山のご指導ご助言、こちらも本当にありがとうございました。
本日アップされた正寿先生の記事を拝見して、ただひたすら心震えた次第です。


正寿先生の「本気モード」で、本当に沢山のご意見を頂けたことが
物凄く感動した!。その一点につきます!

一緒に参加された御同僚のTさんに、

「いいなあ、君は、いつもこうやって普通に毎日話ができて」と話すと、彼は、

『いいえ。でも私はまだ、正寿先生と同じ土俵にすら近づけていないのです・・・』と謙虚に話されていました。

私も日々同じ気持ちでおり、教師修行を重ねていました。

だからこそ、こうやって、正寿先生を中心に、
皆さんが本気になって熱く語り合えたことが、

本当に楽しく物凄い学び、そして充実感、達成感に繋がりました。

ありがとうございます。

そしてこれからも、どうぞご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします!

Posted by: 千葉真 | 2015.09.12 21:50

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