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2015.10.31

地図指導

学級力向上セミナーで飛び込み授業をさせていただいた。
模擬授業ではない。子ども相手の授業だ。
休日だから、どこかの学校1クラスではなく、希望を募って保護者が連れてきてくださった子どもたちだ。
もちろん基本は見知らぬ者同士。
そして異学年。3~6年の9名である。

子どもたちにすれば、休みの日に、しかもたくさんの先生方の前で(+保護者の前で)、知らない者同士で知らない先生の授業を受ける・・・もうこれだけで拍手である。子どもたちが緊張しているのがありありとわかった。

自分はこの話を受けた時に、「地図指導しかないだろう」と思っていた。
条件を逆手にとっての発想だ。

内容は3年生・4年生・5年生の内容というように順番に難易度をあげていった。

〇地図記号のフラッシュ型教材
〇地図帳における地図記号
〇隣接する県
〇日本の都道府県クイズ
〇日本の国土の特徴
〇統計資料の見方

これらは学級担任時にパーツで行っていたことだったが、それを一気に1時間の中に関連づけて行ってみた。
一生懸命に考える子どもたちは何ともかわいらしかった。
授業後に子どもたちの感想をいただいた。「社会科が好きになった」「〇〇を初めて知った」というように社会科のことを書いていた他に次のようなものもあった。

・授業ではあまり発表しないけど、先生が聞いてくれるから発表できました。
・間違っても優しくしてくれて発表しようという気持ちが高まりました。
・クイズなどは特に勉強なのかとうたがうくらい楽しかったです。

むろん、日常ではない特別の場の授業だ。しかも一期一会。その点で子どもたちの感想は差し引いてみなければいけないが、このようなメッセージは次のエネルギーになる。子どもたちに感謝!である。

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2015.10.30

「無意識の教育 敏感に」

掲載されたコラムです。

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 ここ二年間、教育を考えるうえでの自分のキーワードの一つが「ヒドゥンカリキュラム」である。あまりに耳にしない言葉だと思う。

 「教師が無意識のうちに教え続けてしまっている教育内容」のことであり、「かくれたカリキュラム」とも言われる。たとえば、教室で机やいすが乱れたままの場合、「整理整頓はしなくていいんだ」と、子どもたちに無意識のうちに教えてしまっていることになる。いわばマイナスのヒドゥンカリキュラムである。

 逆もある。先の例だったら、常に机やいすだけではなく、ロッカーも整理されている教室環境が日常ならば、特に教師が口にしなくても、「整理整頓をするのは当たり前」と教えていることになる。これはプラスの例である。

 このエピソードをもとにして、教師の研修会で学校生活の中で似た例はないか話し合うことがある。
 「教室で花瓶の花を枯れたままにしておくと、『生き物は大切にしなくてもいいんだ』と教えてしまうことになる。」「黒板の落書きをそのままにしておくと、『黒板に落書きをしていい』ということになる。」
 このような例が出てくると、思わず先生方も自分の行為を振り返る。

 このヒドゥンカリキュラムは実は家庭でも同様だ。先日、とある保育所で家庭教育に関わって話をした。 
「玄関の靴を乱雑のままにしていたら、それは『靴はいい加減に置いていいんだ』と教えることになるのです」と写真入りで示したら、うなづいていた。さらに、家庭で「露骨に嫌な顔をしてばかりいる」「悪い点を責め続ける」とどうなるか考えたら、苦笑いをされている方もいた。

 「意識しないうちに教えていること」…子どもたちに対して学校でも家庭でも敏感でありたいと思う。

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2015.10.29

ICTの質問が相次ぐ

今日は市内他校の校内研究会講師役。
今回もユニバーサルデザインの授業。
7校が統合して2年目の市内一の大規模校。
校舎の新しさはもちろん、先生方が「新たな校風を作ろう」という意欲にあふれていた。その反応のよさに驚いた。
1から学校を作るのは大変だっただろうが、学校運営に全員が主体的になるんだろうと感じた。

最後に質問がいくつか出たが、ICT関係のことが次々と出てきたのが新鮮だった。
講座自体でプレゼンはもちろん提示するが、そのシートの中に「視覚化」の効果として実物投影機の事例を提示したのがインパクトがあったようだ。
聞けば、本格活用はこれからということだった。
新たな学校だから、おそらく取り組みが本格化すると、一気に広まる…そんな気がした。
そのような雰囲気の学校づくりが大事だと感じた。

それにしても、参加者三十数名のうち、かつての同僚等、よく知っている先生方が十名以上。こういうパターンは校内研究会では初めてだったので、何とも楽しかった。かつての同僚が話をするたびに、当時のあれこれを思い出した。これまたよい時間だった。

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2015.10.28

「書評ゲーム ビブリオバトル」

書こうと思って、忘れていたことがあった。
10月の3連休、北上からの帰り道。ラジオを聞いていたら、「ビブリオバトル」という言葉が入ってきた。
「ビブリオバトルの番組?へー」と思いながら聞いていた。
こちらの番組だった。

教育界の流れには様々なメディアから情報を得ていて、ビブリオバトルも「担任だったらして実践しているだろうなー」と思って、実践例を読んでいた。
それがラジオでしている。ラジオなのでその点は上手な本の書評紹介なのであるが、このラジオ番組を聞いて、ビブリオバトルという言葉を知り、調べてみて教育実践をしている人もいることを知り、「自分も…」と思う人もいるかもしれないなと思った。

教育のヒントはどこにも転がっているのである。

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2015.10.27

盛岡の空気

久しぶりの新幹線。9月のUDカレッジ以来である。
いつものように車内誌のトランヴェール誌を読む。最初に読む山田五郎氏のエッセー。「盛岡の空気」という題に思わず目を奪われる。
しかも澄み渡った空と雄大な岩手山の写真。確かに盛岡だ。

私自身は秋田出身だし、岩手の教員といっても盛岡近辺に赴任したこともないので、縁はない。プライベートで行く回数も少ない。
しかし、公的な仕事や研修会等で盛岡に行くたびに、すてきな街だなーと思うことはしばしばだ。
山田さんもそのことを書かれていた。舟越保武、松本竣介、宮澤賢治、石川啄木等、数多くのモダンな感性を育んできた秘密はどこにあるのか気になっていたと。

ピンときたのは雫石の高級時計工房を訪れた時という。
「山と森と農場に囲まれた景色だけではなく肌で感じる空気感が、スイスの時計工房と驚くほどよく似ていたのだ。」
こういうところの近く(70km離れているが)に自分は住んでいるのだ。
もう少し盛岡に行ってみてもいいなーと思える記事だった。


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2015.10.26

後藤新平の縁

本校の60周年記念事業で感謝状を贈る皆さんへの記念品購入のために、南部鉄器で有名なお店に行った。
隣の学区にある鋳物工場が並ぶところにあるお店だ。
今までも何度か行ったことがあるが、工場がメインでそれに付け加えたような店舗なので、いつもはほとんどお客さんはいない。それどこか、店員さんもいないので、チャイムを押してきていただくという仕組みだ。(このお店はインターネットショップで世界各地から注文が来る。)

そう思って行ったら、何と大混雑。何事か?と思って耳を澄ますと中国語。「こんなところにも爆買い?」と思ったが、服装の雰囲気が違う。お店の人に聞くと「台湾の大学から伝統工芸の見学に来ているのです」と言われた。
わざわざこちらまで…と思ったが、逆にこれは南部鉄器のすばらしさが海外にも伝わるということだ。
南部鉄器は地域教材としての価値があることを改めて感じた。

翌日の地元新聞には、台湾人一行の記事が掲載されていた。
工場で南部鉄器づくりを見て、日本のモノづくりを学んだ…と書かれていた。なぜ水沢なのかといえば、台湾の基礎を作った後藤新平の縁だという。なるほどな…と感じた。

後藤新平は担任時代、総合的な学習の時間に地域の先人として子どもたちに学習をさせた。
また、子どもたちと一緒に学びたくなった。

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2015.10.25

長瀬先生の新著(増補版)

長瀬先生と知り合ってから10年近くが経つだろうか…。
まだ30代(しかも半ばにもいっていない)の若手教員である。
若手ながらすでにたくさんの本を発刊されている。
今回また新著が発刊された。ただし、かつて発刊された著書の増補版。

誰でもうまくいく!普段の楽しい社会科授業のつくり方」(黎明書房)である。
今までの分にプラスして「アクティブ・ラーニング」の章が入った。
アクティブ・ラーニングは今のキーワードであるので私も注目しているが、このようにいち早く発信できるところが、長瀬先生のすばらしさであろう。

書籍といえば長瀬先生にはいくつも恩がある。著書の中で拙著を紹介していること、「0から学べる社会」の執筆にお誘いいただいたこと(来年発刊)等だが、何よりも出版社が廃業になって自著が廃刊になった時に、他の出版社への働きかけをしてくださったのが、長瀬先生だった。おかげで本来は古本でしか購入できないものが、今も在庫のある書籍として購入できるようになっている。
自分より20歳以上もお若いが、すごい人はすごいとやはり感じている。

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2015.10.24

今週の講師役その2

 昨日、保育所からの依頼で保護者向けに話をした。
 保護者向けは2回目である。「子育て」の話の依頼ということで、これも縁ということで引き受けた。
 きっかけは3年前に娘たちがお世話になった保育園で、講演をしたことだった。その時に市の家庭教育関係の講師リストに登録となったらしい。それを見た園長先生(教員OBで昔からの知りあい)からのご依頼である。
 しかもその保育所は前任校のすぐそば。引き受けない理由はない。

 聞き手は20名あまり。前任校の時にもお世話になった保護者もいらっしゃって何とも懐かしい気持ちになった。しかも副園長先生が、これまた長女の乳児の時のお世話になった保育園の先生だった。こういう出会いも嬉しい。

 経験不足もあって、「まともな子育て」の話は反応は今一つ(これは自分の責任)、家庭でのヒドゥンカリキュラムやイマドキの学校は興味を示したり、笑いながら聞いてくれたりしたので、何とか役目を果たすことができた。

 今後はこういう依頼はないと思うが、保護者向けに話をする機会は今の仕事でもある。少し研究する必要があるなーと感じている。そう考えると世の中の様々な保護者向けの講演を聞きたくなった。自分の学びの場を広げてくれた今回の講演だった。

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2015.10.23

今週の講師役1

今週は平日に講師役が2回あった。
平日は基本的に校務優先は当たり前のことである。それだけにこのようなことは長期休業中以外は珍しい。
それというもの、月曜日は学習発表会の代休で子どもたちは休み、教職員も私以外は振替ということで行かせていただいた。

教育センターでの講師役は今年度2回目であるが、いつも担当者の丁寧なお仕事ぶりには学ばせていただいている。
こまめな事前連絡、当日の対応のホスピタリティの高さ、そして何よりも受講者の真剣な態度。
自分も同じ岩手県の教職員として、力になりたいとつくづく思う。
今回は授業のユニバーサルデザインの話がメインだったが、「講義という名の授業形式で研修者の興味や気づきを引き出す方法で,楽しく拝聴できた」「学級経営の雰囲気づくり,子ども主体の授業づくりを学ぶこともできた」と評価いただいた。有難いことである。

ところで今回「学校心理士」を目指している皆さんが聞き手だった。言葉は聞いたことがあっても、目指している皆さんと話すのは初めて。これも学会関係の資格なのだとわかった。学会の数だけ学ぶ道があるのだと改めて感じている。

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2015.10.22

変えて成功・バザー

学校は前年度踏襲が多い。それにはそれなりの根拠があるだろうが、何も考えずに「昨年度はこうしたから…」という理由で提案するのは、形式的になってしまう場合がある。
だからこそ、毎年同じことを提案するにも当然吟味が必要だ。

実はPTA活動も前年度踏襲が多い。こちらは学校とは違って担当者(保護者)が変わることが多いので、踏襲率は高いのではないかと推測する。

本校のPTAバザーも毎年11月の学校を公開する日に行っていた。
ところが、今年は地区センターのバザーと1日違い、そして3日後には60周年記念式典があるという過密スケジュールになるということで、学習発表会の日の終了直後に行うことにした。

果たしてどれぐらいバザーに来るのか、担当の執行部の皆さんはもちろん、事務局である私も心配していた。
ところが、そんな心配は無用で過去見たことがないぐらいのにぎわいであった。毎年参加される方はもちろん、学習発表会がちょうどおわるタイミングで、しかも昇降口そばで行っているので「ちょっと立ち寄ろう」「子どもたちが帰ってくるまでみよう」という感覚で行ってみたら、意外といいものが多く買った…そういう人も多かったのではないか。
結果的に収益があがった。

今回は様々な事情で前年度踏襲がなくなったわけであるが、それがなければ毎年通りだったかもしれない。
それこそPTA活動も吟味が必要だったのだ…そういうことを今回は感じた。

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2015.10.21

学会資料の公開

社会科に関わる学会がいくつかある。
今はホームページでその概略がわかるので助かる。
先日「全国社会科教育学会」の今年度の大会(すでに終わってしまったが。もともと参加はできなかったが)で、シンポジウムの資料が掲載されていたことを知った。
こちら

社会科では著名な研究者の方々だけに、参考になる資料である。
それにしても「第64回」の大会という点に驚く。
大会は1年に1回という学会が多いだろうから、64年もこのような学会が続いているわけである。

社会科の研修会には積極的に参加してきたが、それらはあくまでも民間教育団体の研究会。それはそれで日々の授業に役立ったが、社会科の学会はほとんど出たことがない。
これからはこちらも学ばなければ…と改めて思っている。

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2015.10.20

0から学べる社会科授業づくりセミナー

現在、長瀬先生はじめ私学の先生方と「0から学べる社会科授業づくり(仮)」(明治図書)を作っています。
原稿は出そろい来年の2月は発刊予定です。
それを記念したセミナーを3月21日に同志社大学で開催します。
5ケ月後のことですが、募集が始まりました。
年度末ですが、ぜひどうぞ。

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2016年2月に発刊予定の「0から学べる社会科授業づくり(仮)」(明治図書)の発刊を記念して、セミナーを行います。執筆陣の講座やシンポジウムを企画しています。社会科を中心となっていますが、どの教科でも生かせるところがたくさんあるかと思います。ぜひ、若い先生をはじめ、多くの先生に来ていただきたいと思っています。

企画1)執筆者による「0から学べる社会科授業づくり」のポイントを紹介します。

企画2)佐藤正寿先生による「0から学べる社会科授業づくり」の講座があります。

企画3)ゲストの先生をお招きし、0から学ぶという視点でお話していただく予定です。

企画4)0から学べるという視点で参加者の方からの質問をもとにシンポジウムを行う予定です。


日時 2016年3月21日(祝)
   10:00〜16:00
場所 同志社大学今出川キャンパス寧静館6F会議室
参加費 2000円
スケジュール
 あいさつ
 ミニ講座
 講座1 城恵市先生
 講座2 佐藤正寿先生
 講座3(ゲスト)
 シンポジウム

講師 
佐藤正寿(岩手県公立小学校副校長)
城恵市(同志社小学校教頭)
中條佳記(奈良県公立小学校)
山崎諒介(立命館小学校)

ゲスト講演 現在依頼中

進行 長瀬拓也(同志社小学校)

★詳細と申込みはこちらです。

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2015.10.19

チーム学校の連載

教育ルネッサンスで「チーム学校」の連載が始まった。
「チーム学校」は自分もかなり意識しているキーワードである。
学校運営でどうマネジメントするのか。
本校のことを考えても専門家の力は大きいとつくづく思う。

これからの連載、どのような話題が出てくるか楽しみである。

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2015.10.18

12/12の大阪講座の申込みが始まりました

12/12(土)の大阪・八尾市での講座の受付が始まりました。
午後の社会科3講座がメインです。
こちらの「こくちーず」で受けつけています。
午前中には八尾市のフィールドワークがあります。こちらはメールでの申し込みです。
以下、紹介文です。

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昨年満員御礼で大好評でした佐藤正寿先生に学ぶ社会科授業づくり講座第2弾です。
今回は、八尾市の商店街などを佐藤先生と一緒に歩き、新しい学校に赴任した際、地域を
どのように教材化するかの視点まで教えていただけます。
是非この機会に社会科授業づくりを一緒に学びましょう。

平成27年12月12日(土) 
午前の部 八尾市フィールドワーク 定員20名
9:00 近鉄八尾駅北側広場噴水前集合
11:30頃まで
(フィールドワークを参加希望の方はメールにて申し込みください。)

午後の部 講座 定員100名
受付 12:20
12:40~13:10実践報告
13:20~14:20 第1講座
14:30~15:30 第2講座
15:40~16:40 第3講座
閉会

参加費:3000円
当日、受付にてお支払くださいませ。

【講師】
佐藤正寿先生 1962年生 現在岩手県公立小学校副校長
教諭時代は、NHK「わくわく授業」、朝日新聞「花まる先生」等、メディアで実践が何度も取り上げられる。著書に『スペシャリスト直伝!社会科授業成功の極意』(明治図書)、『仕事がスイスイ片付く!教師のためのシンプル時間術』等、共著多数。

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2015.10.17

つぶやきより

フェイスブックのつぶやきから。

・今年度まだ被災地に行っていなかったので、家族と陸前高田へ。今回は原稿のための写真撮影も兼ねている。シルバーウィークということもあり、県外ナンバーの車が多かった(特に関東)。訪れるたびにあの日と、これからのことを考える。今回も同様であった。

・同僚の結婚式・披露宴。ここ数年黒ネクタイの方が圧倒的に多かったから、おめでたいことだ。新郎新婦の人柄がわかる温かい披露宴だった。それにしても今回もビジュアル化が進化していたなー。終了後のサービスで「Webにアクセスすれば今日の披露宴の写真を購入できます」というものも。これは初めてだ。

・ALTさんに質問をされたので、「では、それは教務主任へ…」と英語で言おうと思ったら、「教務主任」がわからず。調べたら「カリキュラム・コーディネーター」と出てきた。学校外の人にもこの方がわかりやすいかもしれない。ちなみに副校長は「バイス・プリンシパル」と出てきた。これから使えるかもしれない。

・研修デー。午後は本校全員で他校参観。元同僚や知人の多い学校で落ち着いた雰囲気の学級が多く印象的だった。ICT活用が印象的な学習もあった。夜は一関社研。県大会メンバーが模擬授業。迫力のある提案が続いた。自分も本気になってコメント。自分に火をつけてくれる存在は有難い。

・調べ事をしていて、震災時によく放送されていた「胸の中の〈思い〉は見えない けれど〈思いやり〉はだれにでも見える」のCMを視聴。ふと今日は「11日」ということに気づいた。震災後しばらくは震災月命日の11日を意識していたが、薄くなっていることを反省。その頃のCMを見て今はどうだろうか…と感じた。

・今日は学習発表会。どの学年もすばらしかった。行事を通して子どもたちがグーンと成長した瞬間だと思った。個人的には斎藤隆介さんの絵本「三コ」の劇をした学年があり、嬉しかった。この舞台の秋田の寒風山を小学生の時に毎日見て育ったからだ。迫力のあるシュプレヒコール劇から、あの頃のことを思い出した。

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2015.10.16

「殿」と「様」

本校は今年60周年ということで、記念式典を行う。
自分はその実行委員の事務局ということで、昨年度から準備を少しずつ行ってきた。350人規模の会なので、これからが準備の本番となる。式典は11月7日である。

式典では感謝状を贈る方が7名いらっしゃる。
パソコン等で作るよりも、直筆で…ということで外注をすることにした。
それでも基本的な文面は当然のことながら、こちらで考える。
「さてこれはどちらだろう?」と思ったことがあった。
それは「殿」と「様」のどちらを使うのだろうかということである。
どちらでも間違いではないだろうが、一応調べてみる。
こちらのサイトがヒットした。
「殿」が一般的とあるので、今度は画像検索で感謝状をずっと見てみる。

「世の中にはいろいろな感謝状があるんだなー」と感心しつつ(家族への感謝状は思わず微笑んでしまった)、数えていくと、やはり8割以上が「殿」である。

ただ、先ほどのサイトでは「受者をとても重要と考えた場合、様を付ける事もある」と書かれている。
「ならば、様が優先するのだろうか?」とも思ったりする。

結局、他のサイトも比較して「殿」に落ち着いた。
今までしたことがない仕事をするというのは、このように学びを伴う。新しい仕事のメリットと感じている。

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2015.10.15

17日から募集開始です(12/12大阪)

大阪のsoyaサークル主催の研修会が、あさって17日から募集開始となります。
サークルのホームページはこちらです。
概略は次のとおりです。

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12月12日(土) 定員80
佐藤正寿先生
会場:八尾市プリズムホール
フィールドワーク&講座
9:30~16:45
午前の部 フィールドワーク
午後の部 講座
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午前の部は珍しい試みです。
私が初めて行く土地をどのような観点で見ていくかというフィールドワークです。
こちらは定員が少なめです。
午後からは一般の講座です。
昨年もsoyaさんにお世話になり、割と早く埋まったと記憶しております。
どうぞよろしくお願いいたします。

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2015.10.14

「授業力&学級経営力」11月号

月1回の連載のお知らせです。
「授業力&学級経営力」11月号が発刊されました。
アマゾンではこちらです。

この雑誌に若手教師のための「指導案の書き方」教室 を連載しています。今回が8回目です。
「子どもの意識の流れが見える指導案に」という内容で社会の指導案をもとに書かせていただきました。
今回は本時の「修正前」と「修正後」というようにビフォーとアフターで示しました。

さらに今回の特集は「有田式で追究の鬼を育てる法則」です。
私も「逆思考でする教材開発」というテーマで1本書かせていただきました。
有田先生の特集、読みごたえがあります。
よかったらどうぞ。

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2015.10.13

日本教育方法学会

今まで自分が何度か参加していた「全日本教育工学研究協議会」が9日、10日と富山で行われ、研究仲間も多く参加していた。
自分の興味や研究内容からしても、「何とか参加できないか」と考えていたが、9日は平日なので公務優先(特にもこの日は一斉研修日で自分も重要役割)、そして岩手から富山への移動を考えると参加は難しいと今回は諦めた。

その分、別の学びを…ということで10日から書いているように、一関社研、附属小での研修会に参加した。さらに10日午後には、「日本教育方法学会」が盛岡で開催されているというので、附属小から移動して参加した。

教育系の学会は今まで限られたものにしてか参加していないが、自分の学びのために参加可能なものは行こうと思っている。本県や仙台での開催なら参加しやすいし、自分が参加する研修会と抱き合わせで行くことも可能だろう。

今回自分が考えていた「教育方法」は実に狭い範疇だったことがわかった。また、学会の成果である出版物も毎年発刊され続けていることもわかった。本当に「研究」というのは裾野が広い。
発表者の所属を見ると、現場の先生は少ない。しかし、発表をしなくても学び続けることで学びの幅は広がりそうだ。今回は「子ども理解」に興味をもった。

来月も社会科関係で一つ、学会参加のチャンスがある。これでも学んでいこう。

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2015.10.12

運動しましょう 体育の日

1 東京オリンピックの開催日
 体育の日は「スポーツに親しみ、健康な心身をつちかう」日とされています。十月の第二月曜日が祝日です。日本各地でスポーツに関する行事も多く行われます。
 もともとは十月十日が体育の日でした。この日は一九六四年(昭和三十九年)の東京オリンピックの開会式が行われた日です。
 東京オリンピックはアジア初のオリンピックです。それまでで最多の九十四カ国が参加し、大成功を収めました。日本選手も大活躍して十六個の金メダルを獲得しました。そして、その様子をテレビで見ていた国民のスポーツに対する興味や関心が大いに高まった大会でした。

2 なぜ十月十日が選ばれたか
 東京オリンピックの開会式がなぜ十月十日になったのでしょうか。というのも、東京オリンピックは「夏季オリンピック」と言って、「夏の」オリンピックなのです。十月と言えばすでに秋ですよね。
 それは「十月十日は晴れることが多いという理由から」と言う説があります。確かに、開会式の前の日まで台風が近づいていたのに、その日は秋晴れでした。テレビアナウンサーも、「世界中の青空を全部東京に持ってきてしまったような、素晴らしい秋日和でございます」と話しているのです。
 もっとも、その後の調査から、「十月十日が特別に晴れることが多いわけではない」という結果も出ています。

3 子どもの体力低下
 ところで、「子どもの体力が落ちている」というニュースを聞いたことはありませんか。
 今の子どもと三十年前の子ども、つまり皆さんのお父さん・お母さんを比べると、十一歳の子どもで、身長は平均で二cmぐらい大きくなっているのに、ボール投げの記録は女子では三m近く、男子は五m近く少なくなっているのです。
 「テレビゲームなど部屋の中で遊ぶことが多くなり、外遊びが減った」「空き地などの子どもたちの遊び場が減った」といったことが理由としてあげられています。
健康な毎日を過ごすには運動が一番です。皆さんは、よく外で遊んでいますか?日ごろ運動が少ない人は、体育の日こそ何か取り組みたいものですね。

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2015.10.11

飛び込み授業から学ぶ

自分が飛び込み授業をする機会が年に数回はある。
今年度も8月に行ったが、これからも10月、11月、そして1月と3回ある。
模擬授業と違い、子どもたち相手の授業はまさに一発勝負。「自分の学級ではない」というハンディもあるが、それは逆に自分の力量を高めることとなる。

そんな自分が他の先生方の飛び込み授業をする機会は限られている。
これはいけないと思っているが、様々な事情があり、なかなかできない。それだけに参観するのは貴重な機会だ。
昨日、盛岡でこちらの研修会があった。

一流の現場人による飛び込み授業はやはり学ぶ点が多かった。
〇授業前の算数につながるゲーム
〇トピック教材のおもしろさ
〇間違った子の考えを生かす
〇他の子が別の子の考えを推測する
〇視覚的な効果・・・・等々

実に多くのことを学ばせていただいた。「子どもの考えを生かす」ということはこのことだと参観者は学んだであろう。しかも間違っていた子たちの考えの生かし方はお見事であった。
自分は「社会科の飛び込み授業だったらどうだろう」と常に考えていた。
今後の飛び込み授業に生かしていくことができれば…と思う。

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2015.10.10

また一関社研で学ぶ

昨日は一関社研で勤務後一関市へ。
車で45分。会場に入ると熱心な模擬授業と討論の場となっていた。
今回は特別に県社研の授業者が模擬授業をするというプログラムなのである。

社会科の授業者は4名。新進気鋭の若手・中堅実践者ばかり。
しかも、今まで何度か研究授業を行ってきている。もうそれだけでも十分だと思うのだが、「まだまだ」と手綱を緩めないところが凄いところだ。
金曜日は一週間の疲れも溜まり、さらにその日の社研後に帰宅すると体力的に翌日はきつい(基本的に土日は大切な第2の仕事デー)のだが、それでも足が自然と向かう。それぐらい彼らから学ぶところが多い。

今回はかつての事務局長さんが二百数十km(!)離れた久慈市からきていることもあり、思わず私も力を入れて本気でコメントしてしまった。少々の厳しさぐらい乗り越える彼らに期待して。

県社研では若手5名が参加するので自分は行くことができないが、この準備ぶりからすばらしいものになるであろう。いい大会になること間違いなしである。

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2015.10.09

「チエルマガジン」に対談掲載

「チエルマガジン」という冊子があります。
教育現場のICT活用に関わる最新情報が掲載されている冊子です。
ホームページはこちらです。

年2回発行されるのですが、その2015年秋冬号【左側)に「社会科対談」が掲載されました。

タイトルが「社会科名人のワザを、誰でも使えるデジタル教材が新登場 これで、子供も先生が、社会科が好きになる!」というものです。北海道の新保校長先生と対談しているものです。
写真も大きく掲載されているビジュアル記事なので、ちょっと恥ずかしい面もあるのですが、「小学校の見せて教える社会科5年生・6年生」のよさを存分に語っています。

先のサイトからネットから無料で購入できます。他の記事も充実していますので、ぜひご購読ください。


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2015.10.08

秋田で飛び込み授業

ここ3年連続で秋田に講師役で行かせていただいています。
尊敬する校長先生のお招きです。
今年度は11月に6年生対象に飛び込み授業をします。
校長先生のブログにその概要が掲載されました。
こちら
改めて内容を紹介します。

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 学力向上を目指した取組みが成果を挙げている反面、授業に対する考え方や諸実践が柔軟さを失っている印象も受けます。本校では授業づくりを幅広くとらえ、多様な実践に触れながら、各々の授業力向上を図る目的で、外部から著名な先生方をお招きした研修会を継続しています。
 以下の概要をお読みになり、参加してみたいという方がおりましたら、ご連絡ください。
 一緒に学びあいましょう。


1 期日  11月20日(金)

2 講師  佐藤 正寿 先生(岩手県・奥州市立常盤小学校副校長)

       菅野 宣衛 先生(秋田大学附属小学校教諭・研究主任)

3 テーマ  授業づくりの本質を問う

4 内容   講師による児童対象の授業・研究協議会

5 日程   
 13:20~14:05 特別授業1(6年生国語)
 14:15~15:00 特別授業2(6年生社会)
 15:20~16:40 研究協議会

◇お願い
  全日程参加を原則とします。
  参観者は自己の「学び」を簡単な感想カードへ書いて出していただけるようお願いします。
  後日集約して配布いたします。

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小学校名や申込み等については先のリンク先に書かれています。
メールでの申し込みも可能です。
平日ですが、お近くの皆さんにとっては参加しやすい日程だと思いますし、秋田の教育を学ぶよき機会でもあります。ぜひどうぞ。

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2015.10.07

ジャンルの分だけ学会がある

 通信制大学院に通っていることもあり、今年度は可能な限り学会に参加したいと思っていた。
 ところが、残念ながら今年度まだ行くことができていない。今まで参加したことがあった教育工学系の学会も断念した。 その分、今後開催される学会にいくつか参加できれば…と思っている。
(学会については、最初から「この学会にぜひ」というものは特にない。今年度は自分が参加可能な時に開催されるもので、自分の興味や研究に関わりがありそうなものに参加できればいいと思っている。)

 そのような意志であれこれ探していると、教育関係だけでも実に様々な学会があるものだと感じている。
 各種研究会をまとめて紹介しているサイトがいくつかあるのだが、同じように教育関係の学会を紹介しているサイトがあればさらに情報網は広がるのだが…。(あるのかもしれないが。)

 直接教育とは関係がないのだが、先日試験があった「児童文学」の世界にも、日本児童文学学会というのもあった。それぞれの分野の専門家が長年にわたって学問の蓄積をしている・・・改めて学問の世界の深さを感じている。

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2015.10.06

「プロフェッショナル」エディーコーチ

にわかラグビーファンというわけではない。
高校時代のラグビー部が秋田工業に最後の逆転トライで敗れてから、ラグビーをテレビ観戦するのが好きになった。ちなみにその年の秋田工業は全国準優勝だった。

一度だけ職員旅行で早稲田対慶応の大学ラグビーを生で観戦したことがあったが、その時の会場の雰囲気もすばらしいものだった。

その程度のファンであるが、今回のワールドカップラグビーには非常に注目している。
その注目度アップからか、NHKで昨日「プロフェッショナル」の再放送をしていた。エディー・ジョーンズコーチの回である。
国の代表選手ではなかったが、持ち前の努力でコーチになった点に共感した。
HPをのぞくと光る言葉が書かれていた。

〇最も大切にする流儀が、「強みを知り、強みを伸ばす」というもの
〇日本人の強みを徹底的に観察
〇選手を成長させるために必要なのは、選手を正しく理解し、それに合った方法で“少しの不安”や“緊張感”を与えること
〇居心地がいいと能力は発揮できない
〇自分を律する力を身につけているものは、気持ちの落ち込みも少なく、再び成長曲線に乗ることができる

これらは日常の仕事にも生かせる言葉だと感じている。

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2015.10.05

通信制大学院試験

 昨日は2回目の通信制大学院の単位取得のための試験だった。
 内容は児童文学。今まで自分が研究してない分野だったので実に新鮮だった。指定文献では児童文学の歴史をくわしく学ぶことができた。断片的に読んだことがある作品もいくつも紹介されていた。「二十四の瞳」「兎の眼」「晴れときどきぶた」といった著名な作品ばかりだが。 
 試験時間は45分。課題に対して論述するというもの。一応自分なりに学んだことを精一杯書いた。これには爽快感があった。

 それにしても今回も通信制の試験を受ける方々(学部生)から刺激を受けた。盛岡だから少ないだろう…と思っていたが、十数名が受験していた。若くて試験直前まで熱心に本を読んでいる皆さんばかりだった。
「この中で教員免許を取得しようとしている人も多いんだろうなー。一生懸命に学ぼうとしている人こそ教師にはふさわしい」…そんなことを試験前の様子を見ながら感じた。
 このような試験一つでも今までと違ういい風景を見させていただいている。

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2015.10.04

算数が好きになる授業

なかなか他校の授業を参観する機会は少ない。自分が講師として学校をあけることもあり、それを考えたらインプットの場は休日でPTAや地域の行事がない日に限られる。

今月は筑波大学附属小の著名な盛山先生が岩手に来られ、参観する機会がある。有難い機会だと思っていたら、偶然にも今朝の新聞で「花まる先生」に出ていた。
こちら

記事だけではイメージがわきにくいところも動画だとよくわかる。4つの三角形から四角形を作ること自体が創造的な思考を育て、さらにその面積を公式に頼らずに求めていく…このような授業なら子どもたちは算数好きになるだろうと感じた。
授業を参観するのが楽しみになってくる記事であった。

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2015.10.03

小学校学習指導要領実施状況調査

初等教育研究誌を読んでいて、全国学調のことと思っていたら、音楽・図工・家庭のペーパーテストとある。
あれっと思わず注目した。
「小学校学習指導要領実施状況調査」のことである。

検索するとこちらに解説が掲載されていた。
ここには社会や先のように音楽・図工のペーパーテストが掲載されている。
ふだんなかなか目にするテストではないので、実践の参考になりそうだ。
特に社会科については様々な仕事にも関わっているが、本格的にテストを作成したことはない。自分の弱い部分でもある。その点でも参考になる。

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2015.10.02

児童文学というジャンル

8月以来偶数月は通信制大学院の試験がある。
レポートを提出した場合に限り受験できるというもの。
今回は児童文化についてである。すでにレポートは8月に提出し、その結果も無事届いている。
試験は10月。そのための勉強に今週は費やしている。
メインは「児童文学」。考えてみたら、教室に「児童書」を初任時代から置き(当時で20万円の児童書セットをローンで購入していた)、読み聞かせも行っていたので、興味のないジャンルではない。
しかし、改めてその歴史や作品の批評等は学んだことはない。
それだけに実に意義のある学びをしている。

調べてみると児童文学にも協会や学会がある。著名な方々の書籍をもとに今回読んでいるが、その皆さんもそれを形作っている。学問にはそれぞれの道の専門家がいて、学会が作られ、学問的な発展が推進されているんだーということを改めて知る。
これも学びの一つである。

それにしても「兎の眼」「二十四の瞳」といった大学時代にお世話になった書籍や、「はれときどきぶた」といった教師になってから接した本等がいくつも出てきて、昔のことをあれこれ思い出すこともできた。
このようなことは学びの楽しみである。

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2015.10.01

あと半分、まだ半分

10月になった。今年度の折り返しである。
担任時代は「折り返しは【あと半分しかない】とも言えるし、【まだ半分ある】とも言えます。残りの期間をどう過ごしますか」と子どもたちに問いかけ、自分の目標をリセットさせたものだった。この時期の定番実践、定番学級通信だった。

さて、この折り返しは自分を振り返るいい機会だ。
多くの目標を立てた今年度の半年が過ぎた。
今年度は特に時間の経つのははやいと感じている。残り時間を意識しているからかもしれない。

さて、残り半年。時期だけではなく、今年度の自分の仕事も折り返しである。自分がしたいこと、取り組みたいことがあれこれある。どれだけ自分ができるか。がんばっていこうと思う。
「まだ半分ある」のである。

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