無為な高校時代
こちらに出ていた世界的権威、天野医師のインタビュー記事。
共感するところが多かった。特に次の部分。
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入学してみると、医学部の勉強はできたんです。その時になって、高校に入って受験勉強をしっかりやらなかったばっかりに、浪人して3年間も無駄にしたんだと気づき、後悔しました。
無為な高校時代。消しゴムで消してしまいたいです。でも一方で、そんな高校時代や浪人時代があったからこそ、取り戻すために一生懸命頑張れたのかもしれません。
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無為な高校時代。立場やレベルは違っても自分もそうであった。
高校1年の秋に部活(軟式テニス部)をやめ、高校2年の冬ごろまで実に無気力な時代だった。「自由すぎるぐらい自由」な校風だった(県で1校だけの私服登校自由の高校。さらに校則も全く厳しくない。自己責任の学校)ので、それに流された自分だった。
また、大学ではアルバイトに明け暮れて採用試験勉強も十分にしなかったので不合格。1年間会社勤めをして、ようやく受かった。
そういう高校生活だからこそ大学では自分なりに問題意識をもって学んだし、先のような浪人時代があったからこそ、教員になってから学び続けるエネルギーが持続しているのかもしれない。
「無為」ものちに生かせるのなら、その意味もあるのかもしれない。
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