「復興教育」のために
「社会科教育」誌から原稿依頼があった。
裏表紙のグラビアページ。「社会科見学」&「修学旅行に新風を」という内容。
「社会科見学?修学旅行?担任ではないしなあ…。特色ある観光地といっても世界遺産の平泉ぐらいかな…。しかも写真が必要。新たに行く余裕はあるのだろうか…」
こんなことを考えていたら、パスするということも頭をよぎった。
今まで雑誌の依頼で断ったのは1度だけ。「学芸会のシナリオ」である。(実際のモノがないと書けない。「今まで一度もお断りをしたことはないが、今回に限っては…と断念した。)
それでも「社会科教育」誌で書かないということはない…ということで諾の返事を出しておいた。
1週間ほどして、「そうだ。復興教育のことをグラビアと原稿にしよう」と閃いた。
岩手では今も震災関係のニュースはよく流れている。さすがに毎日ではなくなったが、1週間に1~2度はテレビや新聞で見ている。
ただ、全国的にはそのニュースが薄れているのではないか。ならば、被災地の今をグラビアにして、復興教育の原稿にしようと考えたのである。
行く日にちは限られていて、秋のシルバーウィークの一日を充てた。陸前高田市。幸い天気もよく写真もとれた。
原稿も一気に。いわての復興教育、震災の爪痕、看板や標識から考える防災、復興への取り組み等々。自分の思いも伝えられた原稿になったと思う。
そのグラビアがある「社会科教育」誌はこちら。アマゾンではこちらである。
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