« 社会科教育の学会 | Main | 一関社研を本校で »

2015.11.10

つぶやきより

・教育センターでの講師役終了。長期研修生対象ということで、皆さん意欲的な方ばかりだった。授業のユニバーサルデザインがテーマなので、講義自体もユニバーサルデザイン化となるように工夫したつもり。指導主事さん含め14名という人数は一人一人の個性もわかり、働きかけもしやすかった。自分の学びとしては「学校心理士」についての理解が深まったことである。

・昨日の教育センターの講座で感銘したのは、担当の指導主事の先生も受講生と同じように熱心に聞いて、ノートに書いていたことだった。本日、受講生の感想と共にその先生の熱意あふれる感想をいただいた。この夏、いくつかの講座で同様のことを感じた。これも貴重な学びだった。

・「地区社会科研究会のあゆみ」という原稿を執筆。過去10年分の歩みをまとめるもの。自分が直接かかわったのは半分の5年だ。自分のブログや仕事日記をもとに書き終えることができた。こういう時のブログや日記はまさに記録簿がわり。10年以上書き続けているとこういう使い方もできるんだと自己満足。

・南部鉄器の展示場に行ったら、中国人と思われる多くの観光客。「こんなところにも爆買い?」と思ったが、服装の雰囲気が違う。お店の人に聞くと「台湾の大学から伝統工芸の見学に来ているのです」と言われた。わざわざこちらまで…と思ったが、逆にこれは南部鉄器のすばらしさが海外にも伝わるということだ。地域教材としての価値がある。それにしても、最初は店員も私をその一員だと思ったようで、思わず笑ったが。

・保育所の保護者対象とした講演を短い時間(1時間)だったが、行った。教員相手と違い、難しさも感じたが「イマドキの学校」などは喜んで聞いていただいた。副所長さんが我が子の1・2歳のときにお世話になった先生だったり、教え子の同級生もいたりと「縁」を強く感じた会だった。

・2ケ月に1回の学習会。10年間をお祝いするパーティーもすばらしかった。10年前、今の自分の姿は想像できなかった。今日もパーティー中に、「〇月のセミナー参加します」と数名声をかけられた。恐縮するばかりである。

・市内の校内研究会の講師役終了。今回もユニバーサルデザイン。7校が統合して2年目の市内一の大規模校。校舎の新しさはもちろん、先生方が「新たな校風を作ろう」という意欲にあふれていた。反応のよさに驚いた。1から学校を作るのは大変だっただろうが、学校運営に全員が主体的になるんだろうな。

・久しぶりに1年生の補欠授業。給食と5時間目だけだが、ワーッと寄ってくる子どもたちのかわいらしさ。「副校長先生ってどんな仕事?」「職員室で何をしているの」と説明に困るような質問を次々と。(苦笑)「みんなが学習しやすいようにする仕事だよ」と言ったら「たとえば?」「たとえば?と何度も聞かれた。質問力があるなー(笑)。

・勤務時間終了後、一番早い新幹線でまずは南へ。そして乗り換えて西へ。今は京都の近く。目的地まではあと1時間あまり。今回は地図帳持参なので地図を見ると本州の7割ぐらいを弓なりに移動していることがわかる。新幹線のすばらしさを実感。

・3~6年9名対象の飛び込み授業。休日にたくさんの先生方の前で、しかも知らない者同士(一部兄弟)ということで、子どもたちも緊張しただろう。そういう中での授業設計は、自分にとって歯ごたえがあった。考えてみたら、飛び込み授業で地図学習を扱ったのは初めて。内容は担任時代実践していたものがメインだったが、面白さを確認もできた。何よりもすばらしい子どもたち、かわいい子どもたちだった。

・あさって行う「創立60周年記念式典」、ようやく「これで大丈夫」というところまで来た。何度も会議を重ね、1学期は記念誌作り、2学期は式典準備と時間を注いだ。それにしてもプロの仕事は素晴らしい。感謝状、学校教育目標額、看板、欠席者を上手に合成したクリアーファイル…外注した仕事の仕上がりに感心するばかりだった。

・60周年記念式典終了。担当としてホッとする。やはり子どもがこういう式典に参加することは意義がある。式は厳粛、アトラクションは感動的だった。そういえば、朝会場チェックをして「これから本番だなー」と思って廊下を歩いていると女の子が、「給食委員会です。先生方の好きな給食のアンケートしています。副校長先生は何ですか」と笑顔で聞いてきた。このタイミングでの質問に、力んでいた心がほぐれた。ちなみに本校のカレーは本当においしいです。

|

« 社会科教育の学会 | Main | 一関社研を本校で »

Comments

The comments to this entry are closed.