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2015.11.21

受け入れるからこそ自分も成長する

昨日は秋田・西馬音内小での飛び込み授業であった。
沼澤校長先生からのご依頼であった。
沼澤先生からの講師依頼は9年前にさかのぼる。十数名の6年生対象に飛び込み授業を行った。このころから教員対象の模擬授業だけではなく、学級への飛び込み授業を行い始めていたらからもう10年近くなるんだなーと改めて思った。沼澤先生のお招きでは一昨年度に4年生対象にも行っている。

さて、昨日は6年生への飛び込み授業。しかも「長く続いた戦争」の単元1時間目。
最初依頼を受けた時、「1時間目?」と思ってしまった。
社会科の公開授業や研究授業で1時間目を行うことは少ない。昨日、懇親会の席で担任の先生にお聞きしたら、「1時間目がどのように行われるのか見てみたかった」とのこと。しかも進度も調整したらしい。

基本的にはその学級の進度や希望にあわせて、飛び込み授業をする。トピック的な内容ではなく、オーソドックスに教科書に合った内容だ。その方が参観者にとっても参考になるだろうという配慮からだ。

夏の徳島での授業も単元の1時間目だった。こちらは水に関心をもたせる時間。
今回は戦争に関して関心をもたせるだけではなく、15年にもわたる戦争が長く、被害が大きいものだったか、その時代は戦時体制下になっていたこと、そしてそれらを踏まえて問いづくりを行うこと等を授業の中心にした。
最後は「なぜ戦争について学ぶのか」という問いを行って、歴史学習をする意義を考えさせた。

これらは今までの1時間の自分の授業スタイルとは異なる。単元1時間目だからこその授業であった。
その点では自分で新たな面を作ることができたと思う。
依頼されたことを受け入れたからこそできたことであった。

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