« November 2015 | Main | January 2016 »

2015.12.31

今年の振り返り2

昨日に続いて今年の振り返りです。

5 「書いた年」であった
 昨年末から今年の初めにかけて、「書くこと」ではいくつか依頼されていた。単発原稿ではなく、雑誌の連載原稿、副校長職に関する単著、社会科の編著、そして小話に関する単著…これらを例年の業務と共に行うのであるから、ある意味「覚悟」を決めて取り組んだ。
 結果的に先の4つとも今年中に全て終わることができたが、全て苦しんだ。連載原稿は「指導案の書き方教室」であるが、4ページの原稿が1日ではできない。毎回数日かける結果となった。ただ、自分の指導案に対する考え方が明確になった。副校長職に関わる本は間もなく発刊される。これについては集中的に書く時期を2学期に…と思っていたが、最初書き始めると「行けそうだ」という思いになり、1学期の半ばまでに仕上げることができた。社会科は夏休みまでにかけて仕上げた。こちらは最終校正が終われば、本年度中に発刊される。小話本は「日本のよさ」に関わるもの。もともとブログに掲載している財産があったので、3分の1程度を書けば仕上がる。こちらは10月に集中してがんばった。来年の4~5月には発刊する。
 これらの他にも単発原稿が例年通りあり、今までの自分のペース以上に書いた年となった。

6 「通信制大学院」で学ぶ
 今年の一番の大きなことはこれであろう。自分の学びについてあれこれ考えていたが、昨年末に通信制大学院の受験を決意し、1月から3月まで準備。そして受験。晴れて4月から大学院生となった。
 ただし、通信制なのであくまでも自力での学びである。指定書籍からレポートをまとめ、仙台や盛岡でテストを受ける。この繰り返しで単位を取得する。
 夏のお盆にはスクーリングに行った。3日間だけだが大きな学びとなった。それだけではなく、2回、自主ゼミでキャンパスを訪れ、指導教官と3人の仲間と共に修論に向けて取り組んでいる。
 やはり大学院生となって見方が広まったのは確かである。来年が大学院生としての本番のようなもの。がんばりたいと思う。

7 体力面では…
 年々衰えていく体力であるが、今年はより実感をしている。平日の疲れが溜まっていて、土曜日に出かけるともう日曜日はアウト…。そんな時が何度かあった。腰痛の度合いも依然より増え、今年は肘の痛みも常時になってきた。運動するとか、健康に気を遣うようなことはほとんどしないまま数十年が過ぎている。幸い部分的な痛みと体力的なしんどさだけで風邪などもひくことはなかった。
 しかし、今後体力が維持されることはあってもプラスになることはない。せめて維持するための努力は来年こそはしなければいけないだろうと思っている。

8 来年は
 ここ2年、自分にとって今後の人生を考える大きな年であった。来年は、それについてまた考え続ける年になりそうだ。また、来年も今年と同様に「書く年」になることも決まっているし、登壇も今年と同じぐらいはあるだろう。残りが限られてきた教員人生。その分、1年の比重が大きくなる。前に進んでいきたいと思う。

 皆様お世話になりました。
 よいお年をお迎えください。

| | Comments (0)

2015.12.30

今年の振り返り1

今年も今日、明日で終了。恒例の年末の振り返りをしたい。

1 本校3年目・60周年記念事業

 本校3年目。3年目となると見通しもだいぶついてくる。今年は研究面では昨年度の県国研のような大きな大会はなかったが、中規模の公開授業研究会があり、昨年度の経験が生きた。それより大きかったのは、創立60周年記念事業である。記念式典が一番大きな行事であるが、それまでに「記念誌作成」「記念品のための様々な準備(航空写真等)」「実行委員会会議運営」「細かなもろもろの仕事」等、多大なる時間を割いた。式典当日は地域の多くの方も参列された。自分にとっても初めてのいい経験をさせていただいた。

2 県内での公的な発表・依頼が続く

 教育センター・教育研究所・他校校内研や公立保育園等の公的機関からの依頼も昨年度以上にあった。登壇の場といえば県外の方が多いのであるが、本県のために貢献したいという思いは強いのでこれは嬉しいことであった。特に、教育センターからは授業力向上研修(免許更新講座)の「中学校社会」の依頼があり、3時間ほど講義をした。「中学校??」と思ったが、自分の幅は確実に広がった。

3 今年もあちこちに行かせていただいた

 ありがたいことに今年も多くの場で登壇させていただいた。県内はもちろん、秋田・東京・愛知・大阪・兵庫・徳島・熊本等、広く行かせていただいた。首都圏よりも関西や東海地方が多いのが面白いのであるが,ニーズがあれば出掛けるのは自分の使命だと思っている。そこで出会う方々とのつながりは,価値あるものである。多くの場で模擬授業もさせていただいた。授業にこだわるためにはこれも欠かせないであろう。来年度の予定も少しずつ入ってきている。これも楽しみである。

4 家庭では…

 このごろ毎年「まさか」ということが家庭的には続いている。それによって、自分の将来のこともあれこれ考えている。今年は1月に実父が亡くなった。14年前に母親が亡くなった時には県の家庭科教育研究大会(授業者)を3日後に控えていた時だった。通夜の日と重なったが授業をやりきった。今年は東京へ講演に行く途中に訃報を聞いた。迷った末、すでに移動されている皆さんもいると思い講演は終えた。翌日は関西での講演。この時には通夜も告別式も先ということがわかったので、これもさせていただいた。この2つの講演はそういう意味では忘れられないものになった。(つづく)

| | Comments (0)

2015.12.29

1年のおわり

今年も残すところあとわずか。
30日と31日は恒例の1年の振り返りをする。
そういうわけで本日,「1年のおわり」の小話。

1 「大みそか」の意味は
 十二月三十一日は大みそかです。
 もともと「みそか」は「三十日」と書きます。月の三十番目の日という意味です。そこから、月の最後の日を「みそか」と呼ぶようになりました。そして、一年の最後である十二月は「大」をつけて「大みそか」となったのです。
 今は新年が夜の十二時になってからですが、昔は十二月三十一日の夜からが新年と考えられていました。ですから、十二月三十一日はすでに新しい年の始まりでした。その夜に食べる正式な食事を「年越し」と言っていました。また、年越しの夜は「除夜」と言います。この日は神様を迎えるために一晩中起きていると習わしがあります。皆さんが大みそかの日に遅くまで起きているというのには意味があるのです。

2 年越しそばの言い伝え
 年越しと言えば、すぐに思い浮かぶのが年越しそばでしょう。これにはいくつかの言い伝えがあります。
 まずは、そばは細くて長いものですね。それと同じように、人生も長く健康で生きることができるという願いがこめられているというものです。
 また、そばは切れやすいものです。一年間苦労したことをすっかりと切って、新しい年を迎えるという意味もあります。
 江戸時代には、金粉を集めるためにそば粉の団子を使ったことから、年越しそばを食べると「お金がたまる」という言い伝えもあります。
 いずれ年越しそばに人々は願いを込めていただいていたのです。

3 除夜の鐘はいくつ鳴らす
 大みそかの夜を「除夜」と言うことは先ほど話しました。
 「除夜」と言えば、「除夜の鐘」が有名ですね。十二月三十一日から元旦にかけて鳴らす鐘です。いくつ鳴らすか知っていますか。そうです。百八です。
 これは「人間には百八つの煩悩(ぼんのう)がある。煩悩とは簡単に言えば「心を苦しめるもの」です。それらを打ち払うために百八の鐘をつく」という意味があります。十二月三十一日に百七回うち、新年になってから最後の一回をうつお寺が多いです。
 新たな気持ちで除夜の鐘をききたいものですね。

| | Comments (0)

2015.12.28

学校ブログ・今年の分の終了

このブログも今年も毎日更新ができそうである。
この10年間、特別の時以外はほぼ毎日のように書き続けている。

職務としてここ4年ぐらいは「学校ブログ」も学期中は毎日更新し続けている。
それも冬休みに入ったので一休止である。
それほどアクセス数が多いわけではない(日で100~150)が、先日次のような声を聞いた。

●我が家は父親が単身赴任なので、学校ブログを父親が見て学校の話題を話すのに役立っているようです。

これは毎日細々と更新している者にとっては大きな励みである。
誰かのために役立っていると思えば、やる気も出てくるものだ。
3学期は日数も少ない。さらに充実したブログ更新になるようにしたい。

| | Comments (0)

2015.12.27

つぶやきより

フェイスブックのつぶやきです。

・職員会議での特別支援部からの提案には、いつも本の紹介がある。短時間だが、一種の清涼剤で知的刺激を受けている。本日の職員会議で紹介されたのが、研究仲間の本だった。こういう偶然は嬉しい。夏に岩手に来ていただいて全国情緒障害教育研究大会を盛り上げてくださった。その時のことを思い出した。

・今日の新幹線は「アウト」のパターン。自分が乗る駅ではだいたいガラガラなのに、最初から隣席にお客さん(その方は悪いわけではないが…)。車中はどこかに遠征する中学校運動クラブの子どもたちで賑やか。座席を回してトランプという修学旅行状態。それでも大宮に近づくと、富士山が今日は澄み切った青空の中にはっきりと見えた。今日は乗り換えて、さらに富士山を近くで見ることができる。寝ないようにしょう。

・帰りの新幹線はヒット。勝川駅まで送ってもらったら、電車が遅れており逆に5分前に出ていたはずのものに乗車。そこから東海道新幹線も十数分早いものに乗ることができ、東北新幹線も予定より40分早いものに乗車できた。最終の新幹線は古い車両でいつも混雑するが、一本前は「はやぶさ」で新しいのに空いていることが多い。静かで快適な環境で今日も振り返りをしている。

・明日の大阪のセミナーのため、退庁後17時台の新幹線で移動…のはずがいつもは余裕のある駅駐車場が全く空きがない。有料駐車場もNG。道路にも駐車している…結果的に新幹線に間に合わずアウト。乗るはずだった新幹線の乗客が降りて、何とかそこに駐車。駅に行って少ししたら、高校生の修学旅行隊が到着したところだった。迎えの人で埋まっており、あ~なるほど…とがっくり。こういう時に1時間1本の東北新幹線はつらい。あとは18時台の新幹線が遅れないことを祈るのみ。

・昨日読めなかった朝日新聞の平尾誠二さんの3回連載をネットで読む。「人間、自分が好きなものにこそ、適性があると思う」というメッセージに共感。今の仕事で「好きなもの」も年代によって変わってきたが、今の「好きなもの」であちらこちらで話ができるのは幸せなことと感じる。

・玉置研究室の学生さんたちが、次々と12/5の授業深堀りセミナーからの学びを研究室ブログにアップしている。まさに「書くことによって学んでいる」状態である。自分も最後のステージに入って、次の世代のために何ができるか意識をしている。学生さんたちは、これから2050年頃までは教師をするであろう。そんな彼ら彼女らに自分ができる役割がまだまだあると自覚。

・「教育と笑いの会」参加のため一番の新幹線で名古屋に向かう。新幹線車中で今日の登壇に関わる有田先生最後の授業DVDを視聴。今週3度目。体調がすぐれない中、笑いながら授業を進めるお姿に改めて感服。今日の会では「この様子を皆さんが見られることも価値があるはず」と思う。

・第2回教育と笑いの会終了。1回目に不参加で、「とにかくすごい会だった」という情報がたくさん流れていて、そんな中に東北人(こういう時だけあえて東北人を名乗る)の自分が登壇していいのかということもあった。ただ、「先生のユーモア+最後の授業の証人」として伝えることは伝えたいと感じた。それにしても3時間半、笑いの連続だった。野口先生、志水先生、玉置先生、池田先生と超一流の教師は笑いについても超一流ということもわかった。自分が登壇する前にお腹に違和感をもつほどだった。緊張からではなく、笑い過ぎてふだん使わない腹筋を使ったからである。

・「いま社会科教師に求められている課題の一つは、すべての教師が最低限の社会科授業力をつけるために、社会科授業研究のすそのをいかに広げるかである」…北俊夫先生の本から。確かに社会科の授業が苦手という教師は多い。子どもたちも社会科嫌いが多い。「社会科教師らしい専門的な授業」も肯定しつつ、「だれでもできる社会科授業」を示していく必要はあるなあ…。

| | Comments (0)

2015.12.26

今年の登壇を終える

19日の「教育と笑いの会」での登壇をもって,2015年の登壇を無事終えることができた。ホッとしている。

基本的に登壇は月1~2度のペース。(なしの月もあるし,夏休みは平日の分も増える。)
自分にとってはこれが一番いいペースである。自分の今の現状からすると,これを増やすと1回1回に注ぐエネルギーが減ることになる。セミナーのニーズにあったものにするため,同じパターンはあり得ない。「聞き手が違うので何割か同じ」というのはあるものの,基本的には一回一回が勝負だと思っている。
そのためには先のペースがちょうどよい。
だから、それ以上のペースになった時は自分にとっては時間的に厳しくなる。
10月下旬の2週間での4回の登壇、12月の3週連続の登壇は自分にとっては時間との闘いだった。
有料の研修会だから納得がいくまで準備しないと…という思いである。

今年は特に通信制大学院生活に入ったこと、また、「書く年」だったこともあり、時間的な工夫をする日が多かった。もちろん自分が選んだ道である。

そんなにしてまであちこち行かなくても…と思われるかもしれないが、実は各地がんばっている先生方と出会うことで自分が大きなエネルギーをいただいている。
行く先々のスタッフ・参加者は皆真剣だ。つくづく日本の教師のすばらしさを感じる。

今年お世話になった皆様、大変ありがとうございました。
来年度も少しずつ予約が入っています。来年も登壇が続きそうです。

| | Comments (0)

2015.12.25

冬休みに入る

本校は24日が終業式。
25日から自分にとっての冬休みである。
岩手の冬休みは長く,本校は18日まで。他県の方で驚く方もいるが、これは夏休みが短いからである。

冬休みといえども、当たり前だが勤務は同じ。基本的には暦通りである。
自分も毎日通常出勤。
ただ、子どもたちが登校しない分、ふだんとは違う業務にも力を注ぐことができる。自分の立場ですべきことについてじっくりと取り組みたいと思っている。

また、ふだんより帰る時間も早くなるのでその分、家での自分の時間も増える。
知的生産でもしたいこと、すべきこともあれこれ。
特に通信制大学院関係はこの冬休みを当てにしている。
単位取得のためのレポート、そして修論関係の実践の準備。
毎日出勤といえども年末年始の休みが6日間ある。
家族と過ごしつつ、自分の中ですべきことを進めるようにしよう。
1月の講師関係の仕事もこの期間に集中的にできそうである。
さらに、このごろ滞っている読書もしたい・・・・もちろん家のことも・・・・となってくるといつも通り「欲張り」な冬休みになってしまいそうだ。

例年欲張りな計画で、達成率は6割~7割ほど。それでちょうどいいのかもしれない。
いずれ楽しみな冬休みである。

| | Comments (0)

2015.12.24

東北青年塾「教室ICTの現在」

久しぶりに東北青年塾の講座に参加いたします。
東北青年塾は、2007年に上條先生、佐々木潤先生、阿部先生と共に立ち上げたものです。
東北地区の青年教師の学びの場になれば…ということでした。
2008年に授業づくりネットワークの大会が仙台であり、そのために盛り上げていこうという意味合いもありました。
ほどなく自分が単身赴任となり、なかなか参加もできなくなり、卒業という形になりました。
今回は2012年に有田先生を仙台にお迎えして以来、4年ぶりの参加となります。

実はこの2月6日はもともと会員である「愛される学校づくり研究会」のフォーラムの日でした。
こちらです。

当初は一般参加者として参加するする予定でしたが、午前に都合ができてしまい、不参加せざるをえなくなりました。
そこにほどなく依頼されたのが先の東北青年塾です。こちらは仙台で午後からということで、用務を終えたら自分の登壇には間に合います。
そういうわけで久しぶりに行かせていただくことになりました。
以前支えてくださっていた青年塾の皆さんで今もがんばっている皆さんや、新たに入った方々とお会いするのが大変楽しみです。

内容は次のとおりです。申込みはこちらからです。

---
第49回東北青年塾『教室ICTの現在そして未来〜佐藤正寿先生を迎えて〜』を開催します。平成27年度は各回毎にテーマを設定し,学びを深めてきました。

今回のテーマは「ICT」です。
メインの講師に社会科,そしてICTの活用で数々の実践を発表なされている佐藤正寿先生をお招きします。

東北青年塾生の発表もあり,ICTの活用について学びを深められる一日にしていきたいと思います。ぜひご参加ください。

日時:2016年2月6日 13:00〜17:00
場所:青葉区中央市民センター
参加費:2000円

| | Comments (0)

2015.12.23

天皇誕生日 天皇=日本国の象徴

1 憲法第一条「日本国の象徴」
 十二月二十三日は天皇誕生日の祝日です。今の天皇陛下の誕生日です。
 天皇は日本国憲法の第一条で「日本国の象徴」とされています。古代から代々受け継がれてきて、今の天皇は百二十五代です。
 六年生の社会では、天智天皇や聖武天皇、明治天皇について学習をします。天皇は日本の歴史の中でも大きな役割を果たしてきました。
 天皇誕生日は時代によって変わり、昭和時代は天皇誕生日の祝日は四月二十九日でした。今は「昭和の日」になっています。

2 「平成」という元号
 天皇の在位期間を表すものが元号です。今は「平成」です。
 もともと平成という名前の由来は、「内外、天地とも平和が達成される」という意味です。一九八九年一月八日から「平成」という元号が使われています。この平成という元号は、当時、特別のグループがいくつかの候補から選んだものです。
 ちなみに平成の前は昭和、その前は大正、さらにその前は明治です。それぞれの元号で天皇は違います。

3 天皇の公務
 ところで、天皇陛下はどのようなお仕事をされているのでしょうか。
 日常では多くの大事な文書を一つ一つを丁寧にご覧になって、毛筆で署名されています。その文書の数は一年間で三千件以上です。
 また、数多くの儀式や行事にも出られています。植樹祭や国民体育大会等の大きな行事で、ご挨拶をする機会もあります。皆さんもテレビで、行事に出られるお姿を見たことがある人もいるでしょう。
さらに、外国の大切なお客様にもお会いして、一緒に食事をする場合もあります。日本を訪れる外国の代表の方々にとっては、天皇陛下とお会いすることを名誉なことです。
 天皇陛下ご自身も、国内だけではなく、海外を訪問される機会も多いものです。皇太子時代から数えて五十数ケ国訪問されたと言われています。
 このような天皇陛下のお仕事により、外国人も日本に対する理解や信頼を深めているのです。

| | Comments (0)

2015.12.22

冬至の行事で風邪を吹き飛ばそう

1 昼が一番短い日
 冬至は一年で一番昼が短く、夜が長い日です。年によって違いますが、十二月二十二日ごろが冬至の年が多いです。夏や秋などと比べて、日が暮れるのがこの頃は早いですね。この日を境に昼の時間が長くなっていきます。
 昼の時間が長くなるということは、太陽が出ている時間も長くなるということです。そこで、「太陽の力が復活する日」という意味で「一陽来復(いちようらいふく)」の日とも言います。

2 かぼちゃを食べる
 冬は食料が入りにくくなります。また、生命の源である太陽が出ている時間も少ないために、昔の人々は生活の不安を感じていました。そしてその不安をなくそうとお祈りをしました。その時の貴重な食べ物の一つがかぼちゃです。「今日は冬至だからかぼちゃを食べなさい。風邪をひかなくなるよ」と言われたことがある人もいることでしょう。
 かぼちゃは保存がきき、しかも栄養の減り方が少ない野菜です。江戸時代、冬場に野菜が不足しビタミン類が減るということで、冬至にかぼちゃをたべるという風習ができたのです。
 また、食べ物と言えば、この日に「ん」のつく食べ物を食べると「運をよぶ」という言い伝えがあります。たとえば、かぼちゃの別名の「なんきん」、「みかん」などです。他にはどんなものがありそうですか。「れんこん」「にんじん」「だいこん」「ぎんなん」などがありますね。

3 冬至は「湯治」(とうじ)
 冬至には柚子(ゆず)を入れたお風呂に入る風習があります。お湯につかって病を治すことを湯治と言います。冬至と湯治をかけているのです。
 もちろん柚子を入れるのにもわけがあります。柚子のお風呂は、血のめぐりをよくしたり、体を温めて風邪を予防したりする効果があります。また、柚子に含まれているビタミンCは肌にいいと言われています。いい香りも、気持ちをリラックスさせる効果があります。
 柚子のお風呂に入りながら「一陽来復」と唱えるとさらに幸せになるという言い伝えもあります。柚子のお風呂に入る人はさっそくやってみるといいですね。

| | Comments (0)

2015.12.21

野口先生と初めてお話をする

昨日のお話の続き。
今回の教育と笑いの会では、会とは別にもう一つ楽しみにしていたことがあった。
野口芳宏先生と同じパネルに登壇するということで、ご挨拶ができる…ということであった。
有田先生と同様に野口先生の本も初任時代から夢中になって読んだ。その時から30年。書籍は全集を含めて40冊以上は購入しているし、講座等も2年に1回ぐらいのペースで参加している。

しかし、改めてご挨拶をしたこともなかった。「お礼の葉書」を送ったり、著書にサインをしていただくぐらいの静かなファンだった。
今回自分の連載で野口芳宏先生の指導案を使わせていたこともあり、そのお礼に連載号を講師控室でお渡しをした。もう二十数年前の授業だが、「ああ、藤岡先生が来た授業ね」とすぐに思い出されていたことに驚いた。

さらに懇親会でも講師グループということで、偶然にもお隣となり、自分が野口先生から学んだことや本に出てくるエピソードの話もお聞きすることができた。これまた驚いたのは、印象に残っているフレーズが野口先生の口から書籍と同様に出てきたことであった。それだけ、自分の主張を具体化したキーワードを考えられているということなのだろうと感じた。

今回自分にとっては、このような貴重なお話ができたこともよき思い出となった。


| | Comments (0)

2015.12.20

教育と笑いの会

昨日は「第2回教育と笑いの会」。
1回目が昨年夏に開催されていたが、不参加だったので今回が初の参加。
「笑いの連続でものすごいセミナーだった」という話だったので、「有田先生のユーモア分析のパネルをするので、ぜひ」という話をいただいた時には、こちらから「喜んで!」という思いであった。

13時前からの玉置先生の前説からスタート。
野口先生・玉置先生の教育漫才、志水廣先生のサービス精神旺盛の教育漫談、池田先生のユーモア切り返し講座とずっと笑いの連続。超一流教師は笑いも超一流であった。そして、落語2本。久しぶりに落語を生で聞いたが、そのよさ十分に感じた。

自分の出番はその後。パネリストは超大御所ばかりで自分が登壇するのが恐縮。それでも、有田先生のユーモアにも注目している自分が話せることは伝えたつもりである。

第3回目も、会の最後に発表された。きっとリピーターが多いに違いない。それぐらい皆さんが楽しみにする会になりそうである。

※自分が登壇する前にお腹に違和感。緊張からではなく、笑い過ぎてふだん使わない腹筋を使ったからであった。

| | Comments (0)

2015.12.19

深掘りセミナーの授業批評

12/5の深堀りセミナーの授業を、教育コンサルタント・授業アドバイザーの大西先生が超長文で批評してくださいました。
こちらです。

意図した点も、自分が気づかない点も、そしてNGな点も全て書かれています。
大西先生に取り上げていただくたび、授業した自分が一番得しています。
たとえば導入の数分について、自分が感じていることをこのように的確には表現できません。
実に光栄なことです。

今回は最後に「佐藤先生、いかがですか」と投げかけられました。
来年6月にまたセミナーで登壇します。課題にチャレンジします。

| | Comments (0)

2015.12.18

「感謝状がない」

いつものように出勤してから職員用のお湯がわくまで(毎朝ポット5つ分を準備している)のすきま時間で、地元新聞をチェックする。
時々子どもたちの活躍が掲載されていたり、まれに本校OB教員の訃報がのっている場合があるからだ。

そうしたら、「感謝状がない」という小話が目についた。書かれた方は盛岡の元校長先生。PTA講演会もよくされる先生だ。定期的に小話を新聞に載せている。

お話の概略はこうだ。

東北地区特別活動研究大会会長の時、感謝状授与のセレモニーがあった。登壇して、机上の感謝状に目をやると額縁だけがあり、中身はなし。事務局長に目をやるとあっという表情。控室に忘れているようだ。
正直に事情を話せば誰も許してくれるはずだが、何ぶんにも特別活動の先生方の集まり。数秒で文章を作り、何事もなかったように厳かに何もない額縁を見ながら、即席で表彰を行った。表彰された方も何事もなかったように降壇した。

それで別室で正式な感謝状を渡せばことは済む。でも違っていた。
すぐにその場で事情を話し、おわびの言葉を述べた。それで終わってもよかったが、最後に一言付け加えた。

「皆さん、これが特別活動です」

その瞬間、会場は笑いと拍手に包まれたとのことである。
ピンチを逆にプラスに転化させる…まさに「お見事!」と思った。
どんな状況でもプラスに考え実行する…元校長先生のことを知っているだけに「さすが」と感じる小話である。

| | Comments (0)

2015.12.17

学期末事務の違い

先日の大阪のセミナーは12月12日。
本校はその前日とさらにその前日が期末事務のための午前授業。
一人一人の子どもたちを見取る先生方に頭が下がる。

でもよく考えたら、セミナーのある日は関西一円も同様に学期末事務が忙しい日ではないのか…。
そんな中来てくださるのだから、本当に有難いこと…と思っていたら、雑談で通知表の「所見」欄の種類や行数がずいぶんと違うことがわかった。

地域が変われば、同じ教員でも仕事量も変わってくる。(これは同じ地域でも学校が変われば、変わる場合もある。)
そんなことを改めて感じた出来事であった。
自分の地域の常識がどこでも同じではない…これは全国各地の先生方と交流しているからこそわかることである。

| | Comments (0)

2015.12.16

「人間、自分が好きなものにこそ、適性があると思う」

先週も紹介したラグビー平尾氏の新聞連載。
3回目も興味深い内容であった。
その中で「人間、自分が好きなものにこそ、適性があると思う」という言葉が飛び込んできた。

現場復帰を望む声に、協会理事として日本のラグビー界のデザインを考えている平尾氏。その考え方をご自身に言葉で表現したものだった。

これは何事にも通じると思う。
自分自身も教師としての「適性」をずっと考えていた。自分は何に向いているのだろう…。試行錯誤であれこれ取り組んできて、今は好きな社会科が「適性があるもの」となっている。
その好きなものは簡単にわからなくて当たり前。今の年齢だから言えるということになる。


| | Comments (0)

2015.12.15

「授業力&学級経営力」連載

月1回の連載のお知らせです。
授業力&学級経営力」1月号が発刊されました。
アマゾンではこちらです。

この雑誌に若手教師のための「指導案の書き方」教室 を連載しています。今回が10回目です。
今までは若手教員の指導案によさと修正点をコメントする形で書いていました。

前回からぜひ読んでほしいすばらしい指導案を掲載しています。
今回は野口芳宏先生の「蟻」です。
二十数年前の指導案ですが、明快な主張に「やはり野口先生の指導案」と感じてしまいます。
前回の有田先生の指導案と同じように、名人は指導案作りでも名人なのだと感じています。

| | Comments (0)

2015.12.14

学生さんの授業感想

授業深堀セミナーの記事が、学生さんからアップされている。
玉置崇先生の研究室の学生さんである。
こちらである。

セミナー当日、スーツを着て、しっかりとセミナーのお手伝いをしたり、学びをメモしていた学生さんたちである。
お聞きすると大学3年生が中心(らしい)。大学3年生といえば、自分が最後に担任した子たちと一緒である。
あの子たちもこのようにしているのだろうか…。

一人一人が自分なりの考えも入れながらブログ記事を書いている。
現場に出ていない大学生にとっては、この作業自体がハードルが高いかもしれないが、一人だけではなく、何人も書かれている。たいしたものである。

思えば自分が大学生の時代、教育実習以外では現場の先生の話や声を聞くことなど、数えるほどしかなかった。研究会などでお話を聞くと、「先生方ってすごいなー」としか言えなかった。何がすごいかということも言語化できなかった。

それに比べたら、問題意識の高さや授業を見る目は、今の学生さんの方が大学時代の自分よりは間違いなく優れている。その意識をそのまま現場でも持続させてほしいと願っている。

※一人の学生さんが「学生でありながら佐藤先生から名刺をいただきました。とても嬉しく、背中を押された気持ちで精進していきたいと思いました。」と書かれていた。彼らが私の世代になるのは2050年近くだ。その時の日本の状況はこの間の大阪のセミナーで最後に少しだけ話した。彼らだけではなく、彼らが関わる教育界の将来のためにも、自分にできることがもっともっとあると考えている。

| | Comments (0)

2015.12.13

改善を続けることの大切さ

昨日に続いて、社会科授業づくり講座の話。午後の部である。
自分の3本の講座の前に実践発表があった。様々な研修会で講師役を務めさせていただくが、サークルでこのような発表があること自体はとても大切だと思う。10月の姫路でも同様のことを感じた。
講師だけの話の講座ではないことがサークル自体の力を示すことになるし、私にとっても学びがある。

さて、自分は次のような内容で話した。

1 子どもたちが熱中する社会科授業(模擬授業)
・模擬授業1 「地図帳と仲良くなろう」
・模擬授業2 「ゆさぶりをかける」
・模擬授業3 「大切な選挙権」

2 社会科授業で大切にしたいこと
・基礎的な知識を身に付ける
・資料の読み取り方を知る
・「見学」や「人」から学ぶ
・社会的なものの見方や考え方を深める
・子どもたちの課題発見力を育てる

3 社会科教師として「力をつける」
・教科書中心の教材研究+アルファ
・基礎体力をつける
・未来の子どもたちのために

今回スライドの7割が新作・準新作であった。(先日行った深掘セミナーでの授業も反省点を踏まえ、リニューアルした。)これは何度も自分のセミナーに参加されている先生方の存在が大きい。
「同じ話でも繰り返し聞くことが学びになります」と言ってくださるが、それも2度目ぐらいであろう。限られた時間で新作の比重が高いのは厳しいなーと感じる時もあるが、なにぶんにも有料(しかも参加費以上に交通費がかかっている)のセミナーだ。それぐらいの努力は講師役は義務であると思う。

そしてこの改善によって、新しい発見が自分にあるのも事実である。過去の文献を読み直して、「この考え方は自分が言いたかったことと同じ!」というような場合には、本当に有難いと思う。今回もそういう文献との出会いがあった。それだけに、セミナー講師を行うことの意義は自分にとって実に大きいのである。

| | Comments (0)

2015.12.12

フィールドワークの楽しさ

今日は大阪のsoyaサークルのセミナー。
午後から通常のメニューなのであるが、午前中は自分にとっては今まで経験したことのない役割をいただいた。

●会場のある大阪・八尾市の駅前をフィールドワークをする

もともとは昨年、セミナー会場に新大阪駅から移動する際に、私がその街並みや土地活用等、車中から見える風景に興味をして、代表の方に質問をしたり、一般的な話をしたりしたことがきっかけだった。
「先生のまちの見方、フィールドワークのしかたをぜひ」ということで担った役であった。

もちろん、八尾市は初めてのまち。全く知識はない。
それでも役割として、事前に市役所に問い合わせ、パンフレットを送っていただいたり、自分なりの視点を22項目書いたりした。駅前の地図も準備して、いざフィールドワークである。
参加者は30名あまり。一斉に集団で駅前や商店街を歩く姿は壮観だった。

実際はどういうハプニングやラッキーがあるかわからない。それがフィールドワークのよさでもある。
これがなかなか楽しかった。(コースは予め下見をしてくださった代表の先生の通りに。これがよかった。)

〇方角確認。高いところに上る。看板に注目。「福祉のまちづくり」という視点。駅には市を象徴するモニュメントがある。防犯カメラの存在…最初の10分で自分がふだん見ているようなこのような視点を話す。自分にとっては当たり前のことであるが、参加者も皆さんがメモしたり、「あー」と話したりする姿を拝見し、こんな感じていいんだと自分で納得した。

〇積極的に「人」に飛び込みで学んだ。道がわからない時に聞いた方、河内音頭記念館の方、お茶屋さん、靴やさん、薬屋さん、そして八尾図書館の担当の方、観光協会の方。その日に突然だったが、私が質問をすることに詳しく話してくださった。皆さん教室にゲストで招きたい方ばかりだった。

〇実際に駅前の様子を知るだけではなく、教材化のための裏ワザもいくつか話した。特に店にある貴重そうな茶釜を借りて教室で見せる、木綿の種を教室のプランターで蒔く、町の自慢CMを作るといったことには興味を示してもらった。先生方から質問もされた。

あっという間の2時間半だった。今回の経験は自分にとっても貴重だった。フィールドワーク関係で何かしらの原稿を書く機会があったら、間違いなく生きる…そんなことを感じた。

| | Comments (0)

2015.12.11

新刊案内

今年は「書く年」でした。単行本が2冊、編著本が1冊、雑誌連載(4ページ)、そして単発原稿…。雑誌原稿は2ケ月後に反映されるのですが、単行本はおよそ半年後です。
来年の1月から4月にかけて本は発刊されます。

その第一弾として「実務が必ずうまくいく 副校長・教頭の仕事術 55の心得」(明治図書)の発刊予告サイトができました。こちらです。

次のような広告文です。
----
副校長・教頭は、“職員室の担任”だ!
引き継ぎの仕方から、必要な法規の知識、教職員・校長との関係のつくり方、保護者・地域との連携の仕方まで、現役スーパー副校長が明かす、必ず実務で役に立つ仕事術。激務のイメージが強い副校長・教頭の仕事も、この1冊で勘所を押さえればこわいものなし!
----
今まで発刊した本は、授業関係、学級づくり、教師論、ノートや学級通信に特化したもの、仕事術といったジャンルでしたが、今回は管理職向けとなります。
今まで副校長として経験してきたこと、学んだこと、考えたことを記しました。
現役の副校長・教頭やこれからなろうと思っている人はもちろん、それとは別に「管理職の視点」について情報を得たいという場合にも役立つ本だと思っています。

なお、こちらで実際の中身も見ることができます。

まだ実際に発売になっていないので、なりましたらまた紹介します。

| | Comments (0)

2015.12.10

千秋公園

新幹線に乗るといつも見る車内誌「トランヴェール」。12月号は江戸時代の東海道の旅の話や箱根駅伝というように、自分の興味のある内容なので熟読。
それでも一番惹かれたのは、山田五郎さんの「藤田嗣治」に関するエッセー。千秋公園にある旧県立美術館(平野政吉美術館)のエピソードだった。

秋田生まれの自分は自分が家庭的に一番厳しい時代にこの千秋公園にある各施設にお世話になった。苦学生+社会人浪人(会社勤めしながら教員採用の勉強をしていた)の数年間。自分が勉強をする場は千秋公園にある市立図書館だった。
「果たして自分には希望が叶う日が来るのだろうか?」と不安に思いながら過ごす毎日。気分転換に見た隣にある美術館の「秋田の行事」(藤田嗣治作)。20メートルもの大作に心を揺さぶられた。(こちらの右上の作品)
当時見た千秋公園の秋の風景と共に心に残っている。

その後、運よく岩手に採用され(受かったのは岩手だけだった。力がないのに拾っていただいた。)、自分なりに目標をもって生きてきた。今も不安感いっぱいだった時に見たあの風景が、自分の土台になっていると思う。

| | Comments (0)

2015.12.09

学年合唱コンクール

本校の6年は毎年の取り組みとして「学年合唱コンクール」を行っている。
中学校で行う合唱コンクールの小学生版と言えばわかりやすいかもしれない。
全て子どもたちの手による運営である。
選曲と練習計画を立てるところから始まり、練習も自主的に。
指揮、伴奏も子どもたちの手で。
トラブルがあったら、これも学級で話し合う。
教師は温かく見守る。

3年間当日の審査員をお願いされ務めてきた。
先日開催されたコンクールでは、「この星に生まれて」と「旅立ちの日に」と自分も指導したことがある曲だっただけに、よけいに共感できた。
3学級とも子どもたちだけの取り組みとは思えないほど完成度が高かった。

担任からすれば、音楽面よりもむしろ学級として団結力を深める、自主性を促進する、最高学年として姿を下学年に示す(5年生が聴きにきていた)といった面が強かったと思うが、それらも十分に達成された学年合唱コンクールだった。

一つの本校の伝統であり、よさになっていると感じた。

| | Comments (0)

2015.12.08

「議論で築いた7連覇の「風土」」

今年はラグビーワールドカップ杯の大金星もあり、ラグビーが大盛り上がりである。
自分自身はスポーツ自体は運動ができる方ではないのですることはないが、テレビ観戦自体は好きである。ラグビーもその一つ。もともとは高校時代に県の決勝で母校が秋田工業に最後のトライで敗れたのがきっかけだった。その年の秋田工業は全国大会で準優勝を飾った。
自分はテニス部だったが、日が暮れて部活が終わって帰ろうとすると、ラグビー部は自動車のライトのみでグランドの一部でまだ練習をしていた。グランドを照らすライトが整備されていない中で、全国レベルの高校と互角に試合する彼らを凄いと思っていた。

大学、そして社会人になってからもテレビでのラグビー観戦は好きだった。岩手に新日鉄釜石があることも拍車をかけた。そして今に至っている。

さて、同世代で有名な選手に平尾誠二選手がいる。朝日新聞の土曜日版で彼のインタビュー連載が始まった。2回目の今回は「議論で築いた7連覇の「風土」」。
そこにこんな一節があった。

「神戸製鋼は開かれた企業であり、ラグビークラブでした。もともと外国から技術系の人が来て、海外との接点が多かったから、外のものを採り入れるという文化があったんです。だから、ガチガチに決められたことをやるのではなく、個性を生かしながら、物事に柔軟に対応していく。ラグビーでそれを表現するのは難しいですよ。でも、練習でディスカッションしながら、『作品』を作り上げていくのが楽しかった」

学校でもこれは同じ発想ではないかと読んで思った。
毎年4月になると、学校では定期人事異動がある。一定数の職員(2~3割)が変わる。彼らはある意味「外部の風」となる。その個性を生かしながら学校を作る。そのためにはディスカッションを重ねなければいけない…。
読みながら自分のポジションがその重要職ということを改めて感じている。
もう今年度もあと4ケ月。今までディスカッションが不足分、がんばらなければ…と思った次第である。

| | Comments (0)

2015.12.07

職員会議で研究仲間の本が

職員会議での特別支援部からの提案には、いつも本の紹介がある。特別支援が専門の実践者の本もあれば、研究者の本もある。時にはスキルトレーニング的なものもあり、「これならすぐに活用できるな」と感じたりもする。
提案時間はほんの1~2分程度。短時間だが、一種の清涼剤で知的刺激を受けている。

先日の職員会議でも書籍が紹介された。
参考資料を見て、驚いた。今年読んだばかりの研究仲間の本だったからである。
こういう偶然は嬉しい。

しかもこの夏に岩手に来ていただいて全国情緒障害教育研究大会のユニバーサルデザイン分科会の助言者で、有難い話をいただいた。
思わずその時のことを思い出した。
ちなみに書籍はこちらである。

通常学級担任はもちろん、特別支援を学び始める先生方にお勧めである。

| | Comments (0)

2015.12.06

初等教育資料より

初等教育資料12月号を読む。
いつも楽しみにしているのが「教育の扉」という著名人へのインタビュー記事。
今回は水泳の萩原智子さん。
名前は知っているし、オリンピックでも活躍したのでは…と思っていたら、次のような内容が書かれていた。

以下引用----

 私はオリンピックで4番でメダルを取ることができませんでした。そのコンプレックスを埋めるのに10年かかりました。私は「こうあるべきだ」というのを全部フラットにして、弱い自分も全て受け止めました。正直、苦しかったです。自分の弱みなどを認めたりするのはいやですが、自分で認めてしまえば、周りに言うのはすごく楽になりました。今はもう「悔しいよ」とか「コンプレックスだよ」などと周りにも、子供たちにも話せるようになったので、自分を知ったり素直になって心を開くのは大事だと思いました。

引用終わり---

オリンピックでメダルを目指していた者にとっては、4位は悔してしょうがなかったであろう。調べてみると、シドニーオリンピックのようだ。しかもその時には3位が同じ日本代表。周囲もメダリストとそうではない場合では、見方が違ってくる。それを埋めるのに10年。
自分も弱みを受け入れられるようになったのは、40代になってからだと思う。すっかりと受け入れてきたわけではないし、今もコンプレックスはないと言えばうそになる。
そういうことを意識するのも、子どもたちに教える仕事としては大切なのではないかと思っている。

| | Comments (0)

2015.12.05

エキサイティング!深堀りセミナー

今日は深堀りセミナーに登壇。
日帰り名古屋往復。飛行機では時間が合わないし、それほどはやいわけでもないので新幹線の往復。
朝一番で移動すると、10:40には名古屋駅である。

今回は主権者教育をテーマに選挙を取り上げた。
ブラッシュアップのヒントをいただいたので、改善して来週取り上げてみよう。
それにしても「深掘りセミナー」という名称通りのエキサイティングな会だった。

・予定調和的なものではない
・パネラーが授業についての「ショッキング・キーワード」を提言できる
・たとえば…と言って授業の一場面を納得のいく解説をしてくださる
・「授業者が発言(反論)したい」という気持ちにさせてくれる
・以上の結果で授業が深堀りとなる
・それだけではなく、授業作りの裏側もコーディネートで明らかになる…。

ざっと振り返ればこんな感じである。
あそこまで掘り下げて言い合えるパネルは経験なし。
登壇者はもちろん言いたくなるし(何回か玉置先生に止められた)、参加者もエキサイティングだったに違いない。

このセミナー、来年度の6月にも登壇することになっている。
今から楽しみになってきた。

| | Comments (0)

2015.12.04

愛される学校づくりフォーラム2016in東京

「愛される学校づくりフォーラム2016in東京」が今年度は2月に東京で行われます。
昨年度は不参加でしたが、その前は2年間、登壇(授業者)させていただきました。
今年は一参加者として学びたいと思っています。
申込みは7日からです。もう少しお待ちください。
ホームページはこちらです。お早目にお申込みください。

----

●日時
平成28年2月6日(土)
10:00~16:30(受付開始 9:30)

●会場
東京コンファレンスセンター・品川
※JR品川駅港南口(東口)より徒歩2分

●定員
300名  ※定員になり次第締め切らせていただきます

●対象
幼小中高等学校の教職員
大学等の教育関連の研究者
教員を目指す大学(院)生
教育委員会等の教育行政担当者
愛される学校づくり研究会会員および会員の紹介者

●参加費
3,000円(資料代含む)

●主催
愛される学校づくり研究会

●申込み
ホームページから、または参加申込書にご記入の上、FAXにてお申込みください。(平成28年1月20日締切)

| | Comments (0)

2015.12.03

ささいなことだが…

人から学ぶ。それが若い人から…ということもある。

今年は新年の欠礼の葉書を出していた。職場の同僚にもである。
そうしたら、届いた翌日にわざわざ「お葉書届きました。ありがとうございました」と言われたのである。年配者にも言われたが、20代の若手に言われたことに感心してしまった。

逆の立場の時は自分も同様に言っている。でも、それを若い頃に実行していたかどうかはわからない。
今さら当時に戻ることはできないので、こういうエピソードはしっかりと覚えていて何かの機会に伝えたいと思っている。

| | Comments (0)

2015.12.02

つぶやきより

・60周年記念事業の記念誌・記念品を、式典欠席の地域の方々に昨日から届けている。ちょっとした時間に家を探して届ける作業だ。時間だけを考えたら郵送が一番だが、予算にも限りがある。そこで直接届けられる分は届けることになったが、これがヒット。地域の方々の学校への有難い思いを知ることになった。直接訪れているから聞くことができたこと。送付するのは楽だが、このような声は聞くことができなかった。

・今日は様々な記念日のようだが、岩手のローカルニュースのトップは震災の行方不明者の捜索の話。月命日の11日に定期的に行われている。あの日からあと少しで5年となる。自分も「復興教育」を推進していきたいという思いから、今回の「社会科教育」誌の社会科見学のグラビアに被災地の今の写真と文章を掲載させていただいた。岩手の被災地の今を少しでも知ってもらいたいという思いである。

・今週の土日は何も入っていない貴重な2日間。家のこともあれこれがあるが、大学院レポート・修論関係・指導案にじっくりと向き合えそうだ。「時間がある」ことの有難さである。

・花巻の温泉にいく途中に見かけた「昭和の学校」。本当に学校ぽかったので、調べてみると廃校になったところに昭和時代を再現をしていた。今回は立ち寄らなかったが、今度温泉に入る時に行きたいところだ。こういう廃校の活用もいい。

・20日の飛び込み授業で地域教材を入れたいと思い、現地施設等に電話で問い合わせ。いつも感じることだが、今回も実に丁寧に対応していただいた。さらには「ウチにはないが、こちらに尋ねてみたら…」と次の情報源を教えてくださる。これとネット情報で下調べは終了。あとは当日の訪問前に、現地に行って自分なりの教材研究をするだけである。メインではない教材だが、何とか挿入できればいいが…。

・秋田での飛び込み授業終了。鍛えられた子たち、鍛えられた教師集団だった。その子たちに助けられて、単元1時間目の飛び込み授業にチャレンジすることができた。依頼された時には「6年生の歴史での単元1時間目か…」と戸惑ったが、自分なりの考えも出すことができたと思う。やはり今まで経験をしたことがないことは、自分にとっての学びになる。

・学ゼミで改めて自分の視野の狭さを知った。通信制なのでスクーリングを除くと年に3回しかゼミはないが、だからこそ1回1回が貴重。しかも、その間がもっと重要だとわかった。それにしてもキャンパスの空気を吸うこと自体が気持ちいい。大学図書館に入ることも。自著が2冊あり、これには嬉しく思った。

・地区社会科研究会のセミナー参加。昨年まで事務局として社会科の盛り上げに努めてきた。引き継いだ事務局さんがすばらしく、よきセミナーになった。次の1月のセミナーについて工夫点をアドバイス。今週の一関社研とのセッションも予想以上の人数が集まっている。どちらも中心は中堅と若手。実に頼もしい。

・来月のセミナーの指導案作り。先週の飛び込み授業は授業箇所を指定されたが、今回は自分で選ぶ。過去に行ったものではなく新作。なかなか糸口が見つからなかったが、ようやく題材を決める。考えたらタイムリーだし、主張点も打ち出せそう。今回は自分の中ではかなりのヒットである。

・副校長会の研究発表会。過去4年は事務局だったり、発表者だったりで主体的に参加していたが、今回は全くの一参加者。ずっと聞き続ける。終了後にとある先生から「疲れていませんか?」と声をかけられた。よほど聞く態度が…。反省。

・一関社研を今回は本校で開催。一関と奥州のコラボということで、金曜日の夜にもかかわらず40人近くが集まった。これには驚いた。働きかけもあるだろうが、内容も面白そうだからであろう。収穫はたくさん。本校若手教員の発表のすばらしさ。地区メンバーの今後の活躍も期待できる。それにしてもコアメンバーはさすが。今回は全くの裏役だったが、皆さんの活躍に刺激を受けた。そういう場を作ることの大切さも学んだ。ハッピーな話もサプライズだったなー。

| | Comments (0)

2015.12.01

教え子へのアドバイス

よく拝見させていただいているブログにこちらの記事が掲載されていた。
この先生が今年引退した大投手の担任だったことは知っていたが、そのやりとりをこういう風に載せているとは。しかもそのアドバイスはやはり凄いという内容だ。
こういうアドバイスができるからこそ、大投手も質問をしたのであろう。

自分も人前で話す機会が定期的にあるが、今年保育園で一般の保護者に話をしている時に、何となく「今は興味がない空気が流れているなー」という時間があった。ここに述べられている次の6つの内容は、そんな時にもきっと役に立っていたのではないか。まさに一流の視点である。

①今だから言える企業秘密にならないことで、ビックリするような情報
②プロ野球人生との決別を真剣に考えた頃、そして事由
③もし、この道を選ばなかったらどんな人生を歩んでいただろうか
④歩んだ人生の中で、忘れることのできない「人物」との出会い
⑤父と母、そして兄弟との家族としての思い出いろいろ
⑥あの華やかなスポットを浴びた瞬間に起きた隠れたエピソード

ところで、この③については自分自身考えたこともなかった。中高時代はそれなりに「こんな道を…」と思ったこともあったが、大学に入ってからは教員になるという道以外の選択肢は考えたこともなかった。大学での素晴らしい先生方、先輩方が教員の仕事のやりがいを教えてくださったからだ。それは教育実習で確かなものになった。
そして、1年間の遠回りを経て教員になって、この教職についた有難さを30年以上も実感し続けている。

| | Comments (0)

« November 2015 | Main | January 2016 »