フィールドワークの楽しさ
今日は大阪のsoyaサークルのセミナー。
午後から通常のメニューなのであるが、午前中は自分にとっては今まで経験したことのない役割をいただいた。
●会場のある大阪・八尾市の駅前をフィールドワークをする
もともとは昨年、セミナー会場に新大阪駅から移動する際に、私がその街並みや土地活用等、車中から見える風景に興味をして、代表の方に質問をしたり、一般的な話をしたりしたことがきっかけだった。
「先生のまちの見方、フィールドワークのしかたをぜひ」ということで担った役であった。
もちろん、八尾市は初めてのまち。全く知識はない。
それでも役割として、事前に市役所に問い合わせ、パンフレットを送っていただいたり、自分なりの視点を22項目書いたりした。駅前の地図も準備して、いざフィールドワークである。
参加者は30名あまり。一斉に集団で駅前や商店街を歩く姿は壮観だった。
実際はどういうハプニングやラッキーがあるかわからない。それがフィールドワークのよさでもある。
これがなかなか楽しかった。(コースは予め下見をしてくださった代表の先生の通りに。これがよかった。)
〇方角確認。高いところに上る。看板に注目。「福祉のまちづくり」という視点。駅には市を象徴するモニュメントがある。防犯カメラの存在…最初の10分で自分がふだん見ているようなこのような視点を話す。自分にとっては当たり前のことであるが、参加者も皆さんがメモしたり、「あー」と話したりする姿を拝見し、こんな感じていいんだと自分で納得した。
〇積極的に「人」に飛び込みで学んだ。道がわからない時に聞いた方、河内音頭記念館の方、お茶屋さん、靴やさん、薬屋さん、そして八尾図書館の担当の方、観光協会の方。その日に突然だったが、私が質問をすることに詳しく話してくださった。皆さん教室にゲストで招きたい方ばかりだった。
〇実際に駅前の様子を知るだけではなく、教材化のための裏ワザもいくつか話した。特に店にある貴重そうな茶釜を借りて教室で見せる、木綿の種を教室のプランターで蒔く、町の自慢CMを作るといったことには興味を示してもらった。先生方から質問もされた。
あっという間の2時間半だった。今回の経験は自分にとっても貴重だった。フィールドワーク関係で何かしらの原稿を書く機会があったら、間違いなく生きる…そんなことを感じた。
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