レポートへの取り組み
年末から、ずっと取り組んでいたことがあった。
通信制大学院のレポートである。
今年度の目標は30単位の取得。修士論文以外の全ての単位である。
通信制なので、講義があるわけではない(スクーリングは2単位)。だからといって、取得しやすいというわけではない。指定図書を読んで、該当科目に関わる知識を自分で得て、それをもとに指定テーマのレポートを書く。レポートの時数は4千字。それが2本ある。そしてその科目の試験に合格して、ようやく4単位を得ることになる。
今年度のレポートの締切は1月15日。どうしても学期中は日常業務、各種登壇、執筆活動で腰を落ち着けてレポートには取り組むことができなかった。(本当はそうではいけないのだがー)
岩手の冬休みは長いし、年末年始は家のことはあるものの、まとまった休みとなる。4日以降も勤務は毎日であるが、学期中よりは家で勉学の時間もとれる。
そういうわけで6本のレポートを苦しみながら書いた。ちなみに取り組んだレポートは教育心理学、教育行財政学、障害児教育学である。どれも今までの仕事に関わっているものの、指定図書は今まで自分が読んでいない(読もうとすらしない)ものばかりだった。その点で知見も広がる。やはり大学院に入った意義は大きいと感じた。
もちろん、レポートも提出しただけで合格とは限らない。さらには、2月には試験も待っている。きちんと準備しないとダメである。年度末にはよい報告ができるようにしたいと思う。
※ちなみに、指定図書は科目に1冊というわけではない。通常は3~4冊。これは納入した学費で送られてくる。さらに参考図書として5~6冊紹介されており、レポート内容に応じて参考図書を自分で購入する仕組みになっている。
今回印象に残った指定図書は、次の通り。
〇「特別支援教育の基礎・基本 新訂版」
〇「状況に埋め込まれた学習―正統的周辺参加」
〇「ヴィゴツキー 教育心理学講義」
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