社会科学習が外国人居住者の日本理解に
冬休みに入って、勤務時間後の退庁時刻が早くなった。
それにともなって、学期中はなかなか見ることができないニュース番組等を見る機会が増えている。
クローズアップ現代もその番組の一つ。
19:30からのこの番組をふだんはなかなか視聴できない。4月からは遅い時間帯になるようなので、その分視聴の可能性が出てくるが。
さて、4日の放送は「シリーズ「新たな隣人たち」①どう接しますか?地域の外国人」というテーマだった。HPはこちら。途中でおもしろいエピソードがあった。
東南アジアから数年前に移住してきたご家族。「ごみの分別」がわからず、近所の人に何度も注意を受けた。しかし、なかなか改善できない。
ところが、娘が4年生の社会でごみの分別の必要性やリサイクルを学習し、さらに清掃工場にも見学に行った。そこで学んだことを家族に話して、親もようやく分別の必要性を理解したというものだった。その国ではゴミは地中に埋めるものだったとのこと。
このエピソードを聞いて、社会科の教科の今後の重要性を感じた。今後日本にも外国から移住してくる人が増えると推定する。彼らが日本のことを学ぶ機会は限られている。しかし、子供たちは社会科で日本の社会について学ぶ。そこからの情報は家族にとっても貴重な情報になる可能性があるということだ。
そういうことを考えさせられた番組だった。
The comments to this entry are closed.
Comments