教育実習の手紙が出てきた
今年度から来年度は本来であれば、教員免許状更新の年である。自分と同い年の先生方が、夏休みや冬休みに講習を受けているのを見ると、免除(管理職なので)されている自分が申し訳ないと思うのと同時に、最新情報が直接学べるのは羨ましいな…というところもある。その分、自力で学んだり、夏休み・冬休みは出勤して職務を果たしたりしなければいけないと思う。
そんな自分でも、更新免除の手続きはしなければいけない。教員免許状の写しが必要なので、保存場所を探す。そこで出てきたのが、自分が教育実習の時に子どもたちからもらった手紙であった。
1982年10月の秋田大学附属小2年生と83年6月の附属小5年生の両方があった。大学時代、「教師になりたい」という思いから、「教師になる」と決意を固めたのが、この2つの教育実習だった。
いろいろとわけあって、自分が学生までの分でとっている財産は本当に少ない。段ボール2つ分ぐらいだ。その中に「宝物」として入れていたんだな…と思った。
その時の子どもたちの名前の多くは失念してしまったが、教室の雰囲気、自分の失敗、指導教官から教わったことは今も鮮明に覚えている。もう三十数年も前のことなのに。
それだけ影響が大きな出来事だった。
学級通信に時々エッセーを書いていた。教育実習のことも自分が実習生を受け持った31歳のときに書いていた。(実習後まだ10年だったので、記憶も鮮明だった。)明日はその紹介をしたい。
The comments to this entry are closed.
Comments