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2016.03.21

奥州市出身の社会科の先達・佐島先生

教育展望」に「わたしはなぜ教育の道を志したか」というコーナーがある。
年配の(70代後半から80代が多い)教育学者さんたちの人生がそこに書かれている。
3月号は佐島群巳先生(東京学芸大学名誉教授)であった。そして我が奥州市出身である。日本で環境教育を始めた方であり、私も著書を数冊読んだことがある。

もう30年前であるが、初任校の学区が佐島先生の出身地であった。同僚に、「ここの出身で有名な教育学者さんがいる。それも社会科。6年生にいる佐島さんは、その親戚だよ」と話され、「そういう有名な先生がここの出身なんて…」と思ったものだった。農家が中心の地域だったから、不思議に思ったのであった。

先のエッセーには、佐島先生の小学校時代のことが書かれている。やはり、10歳か農作業と家畜の世話を行っていた。そのような中で、父から大切なことを教えられている。

〇手塩にかければ、作物はよく育つよ
〇人様には迷惑かけるなよ、人のためになることをすること
〇人からいわれたら素直に「はい、ありがとう」といえ

何事にも通じる教えである。家庭の中での道徳教育がしっかりと行われていたことがわかる。

現在佐島先生は86歳!最後に次のように書かれていた。
「私は、今、五十数年来追い求めてきた「授業臨床学」の事例研究をとりまとめているところである」…まだまだ学者として現役!佐島先生にしたら、50代の自分など、「まだまだ」の世代なのであろう。このような生き方を知ると、一生勉強と感じる。

佐島先生とは残念ながら一度もお話を聞いたり、お会いしたこともない。いつか我が奥州市出身の社会科の先達にお会いしたいものだと思う。

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