教え子と偶然の再会
昨日は他校で会議があった。
1時間ほどで終了し、帰りに何げなく、その学校の靴箱が目に入ってきた。
見ると、「実習生〇〇〇〇」という名札がある。9年前に担任した子の名前だ。
最後に担任した学級の教え子の一人である。
「もしかして、教育実習に来ているのか?」と思い、慌てて戻って副校長に確認する。
すると、確かに教育実習で来ているという。
お願いをして、職員室で呼び出してもらい、久しぶりに再会する。
小学校の時と同じ笑顔でやってきた。背も私と同じぐらい高くなっていた。
聞くと中学校の数学教師を目指しているとのこと。
「いい教師になれるよ」と励ましがっちりと握手をして別れた。
教師として嬉しいひとときだった。
それにしても、その日に会議がなければ、そしてその中学校に行かなければ、そして、帰りに目がくつばこにいかなければ再会ができなかった。
これは偶然ではあるが、必然のような感じもする。
出会うべき必然性があったのである。
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