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2016.06.21

転勤から見えてきた学校のよさ

 新聞掲載のエッセーです。

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 今春、隣の小学校へ人事異動となった。転勤すると、その学校のよさがすぐに見えてくる。

 まず感じたのは、子どもたちの「時間を守ること」のすばらしさだ。休み時間、元気よく子どもたちは校庭や中庭で遊ぶ。終わりのチャイムと同時に一気に校舎内に入り、すぐに次の授業の準備をする。これはスムーズな授業のスタートを切るためには不可欠なことである。

 また、挨拶のすばらしさにも感心した。特に4月は児童会活動で挨拶運動に取り組んだので、朝廊下ですれ違った時にも次々と子どもたちから「おはようございます!」の挨拶が出てきた。教師に対してだけではなく、子ども同士で明るい挨拶を交わしていた。このようにさわやかな朝の雰囲気を子どもたちが作るのはすてきなことと感じたものだった。

 先生方も意欲的かつ責任感あふれている。限られた時間で他の先生と打ち合わせをしたり、放課後も時間をかけて教材作りをしたりと子どもたちのためにエネルギーを注いでいる。また、欠席した子どもたちに「具合はいかがですか」と温かく電話をしている。このような熱意は教育に不可欠のものであり、本校のすばらしさだ。

 保護者や地域の方々にもすでに多くの点でお世話になっている。役員の皆さんが積極的に運営するPTA。600名を越す地区のスクールガードの皆さんが子どもたちの下校を見守ってくださる…まさに地域と共に歩く学校である。

 転勤した時には、子ども、教師、地域の3つに惚れることが大事と考えている。転勤2ケ月で、この3つにすでに「惚れた」状態である。この学校での仕事が、これからも楽しみである。

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