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2016.07.19

研究へのエネルギー

昨日と同じように大学での図書館での一コマ。
社会科教育関係の書籍を閲覧していて、分厚い書籍が目に入ってきた。
著者名を見ると自分の大学生時代、「社会科教育研究」を受講していた時の先生である中村哲先生のものだった。
自分自身は現在は社会科を専門としているが、大学生時代(もう35年前だ…)は教育学専攻だった。
『社会科授業実践に関する体系枠の構築』(風間書房)というその書籍は850ページを超える。しかも1ページ1ページは文字がぎっしりの学術書。まさに超大作の研究物。

さっそく借り出して参考になりそうな部分を読み始めた。
その内容は自分の頭では簡単に理解できなかったが、「研究に対するエネルギー」は書籍から伝わってきた。「これだけの研究物にまとめるのに何年かかったのだろう…」「私たちに指導をしてくださった頃に加えて、十数年の成果物なのだろう…」と想像した。

正直、なかなか大学院関係の研究にエネルギーを物理的に割くことができないでいるが、そんなことは言ってられない。そんなエネルギーをいただいたこの本との出会いだった。

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