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2016.07.15

連合チームという道

全国各地で高校野球の地方予選が真っ盛りである。
自分も小さいころから高校野球には興味をもっている。高校時代は進学校ながら、野球部も強い県立高校にいたので、なおさらだった。(先日の参議院選挙で秋田で当選した元巨人の石井浩郎選手がいたころだった。)
我が子が地元の高校に入った時には、その高校を応援するようになった。

そんな中、今年は岩手で「五校連合チーム」が話題になった。人数が少ない野球部のチーム同士が連合チームを作り、参加するというものである。少子化の影響で岩手では、高校生が減っている。学年2クラスだけという高校も聞く。そういうところでは、野球部員を確保するのも容易ではないであろう。
先の連合チームは前沢(4人)、宮古水産(2人)、沼宮内(3人)、大迫(3人)、雫石(2人)の五校。2~4人ではチームどころか、ふだんの練習もままならないのでは…と想像する。しかも、広い岩手ではこの五校は150kmぐらい離れている。
そのような中での連合チームの出場。結果はコールド負けの初戦敗退。それでも大会に出られたことの喜び、他校の選手と友情ができた喜びは大きかったであろう。

高校だけではなく、中学校では吹奏楽の連合もある。少子化が進む中で、このような連合は多くなってくるであろうし、それをプラスにする考え方も大切だろうと記事を読みながら感じた。

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