修正箇所が出てくる
こちらの書籍が重版になるということで、「何が修正したいところがあったら」と連絡を受けていた。
こういう書籍の場合、発刊された時と事情が変わって(たとえば世界遺産の数が増えた時)、修正しなければいけない時が出てくる。
ただ、今回は3ケ月前に発刊された本なので、修正箇所はほとんどないであろう…と思いながらチェックしていった。確かに先のように年月を経て出てきた修正箇所はなし。
しかし、今回は読んでいて、「間違いではないが別表現にした方がいいかな」というところが数か所あり、修正をお願いした。何度も校正した時には感じなかった部分である。
やはりこれは執筆した当時から時間も経過し、新鮮な視点で見ることができたからであろう。ふだんの原稿は締切ぎりぎりとなってしまい、見直しても新鮮な目で…というようにはならない。「原稿を寝かせる」ことの大切さを感じた。
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