授業深掘りセミナーの授業分析
6月に行われた授業深掘りセミナーでの「森林を守る人々」の授業について、大西先生が分析してくださいました。
こちらです。
いつものことですが、私自身が意図しているところを見抜き、的確に言語化してくださるところに脱帽です。
まさに授業者が得する批評です。
たとえば、一つの発問について、次のように書いています。
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続いて、「どのようなことが起きているか、どんなことを思ったか」を話し合わせます。この問いの組み合わせは面白いと思います。「どのようなことが起きているか」はシカの捕獲数が増えていることを根拠に考え(予想)させる発問です。一方、「どんなことを思ったか」は、気持ちを問うものです。根拠を必要としないものなので、答えやすい発問です。しかし、「どうしてそう思ったの?」とその理由を問えば必ず資料と何らかの関係のある言葉が出くるはずです。この発問を付け加えることで、資料をなかなか読み取れない子どもも参加しやすくなりますし、理由に焦点化して考えを深めていくこともできます。何気ない発問に見えますが、奥深さを感じました。全員を参加させることを意識しているからの発問のように思いました。
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確かに私の意図の通りですが、私自身このように明確に表現できません。その点で、本当に有難い批評です。
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