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2016.08.09

HP移行原稿「宮古の民話を伝えよう」

2000年8月に自分の実践を記録化しようとHPを立ち上げた。
2004年の5月にこのブログをはじめたので4年近く、HPに記録化したことになる。
プロバイダーから連絡があり、そのHPも9月末をもって閉鎖となる。

4年間のみといえどもせっかく毎日1本以上は記録化してきたので、土日を中心に記録を転載してきた。しかし、このペースだと9月末日までに、残したい記録を全て保存できないことに気づいた。
そこで、土日はもちろん、平日も自分の実践記録として一部掲載していく。また、土日の分は予約投稿をして、9月末日が過ぎても更新ができるようにしておこうと考えた。皆さま、よろしくお願いいたします。

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★ 宮古の民話を伝えよう(4年)

 国語で「吉四六」という昔話の学習がある。その学習の発展として、地域に伝わる民話を扱うことにした。ふるさと学習の一環である。
 最初に子供たちだけの手で調べさせようとした。しかし、お家の人に聞いても学校の図書館で調べてもなかなか見つからなかった。私自身インターネットで調べても、岩手県のものはあるが宮古のものはなかった。
 結局、「調べさせる」にではなく、私が市立図書館から借りた本を読み聞かせることにした。

★扱った民話
 「赤前は、まだ昼前」(江戸時代に赤前にクジラがきた時のエピソード)
 「乞食坊主とサケ川」(津軽石川の名前の由来となった話)
  『陸中海岸の民話・今野静一著)より』

 この話を読みきかせたら、子供たちは「おもしろい」「初めて知った」と大いに興味を示した。
 さっそく子供たちに次のように投げかけた。

  今度は君たちが語り部となって、この民話を工夫して伝えていくようにし ましょう。班ごとに方法を考えて練習しましょう。

 準備と練習に2時間をかけて発表会である。発表会の様子について、学級通信から紹介をする。

■宮古の民話発表会(学級通信「トゥモロウ」64号より)

■ぼくたちの町にいっぱい民話があるなんて、初めて知りました。ぼくたちの町がわかってすごいと思いました。
■自分がすんでいるところの民話ができて、民話のことがよくわかりました。
■民話の勉強をして、昔のことや津軽石とかまだ名前もついていなころのことがいろいろとわかりました。こういう風に自分たちのすんでいたところの勉強ができて楽しかったです。

 これは土曜日に行った「宮古の民話発表会」の子供たちの感想です。
 自分たちのふるさと宮古に伝わる民話。それを自分たちなりに発表して、このような感想を持ちました。自分たちのふるさとに愛着を持ったことがわかると思います。

 私自身も宮古の民話は初めてです。読んでいて、なかなかおもしろい話と感じました。
 さて、子供たちの民話発表会は、この民話をいろいろな方法で自分たちなりに工夫して発表するというものです。班ごとの発表でした。

★1班
 「乞食坊主とサケ川」をペープサ―ト劇で行いました。事前にシナリオを書く場合には、思いっきりカットしてと話していたのですが、その通りこの班は大胆にカットしました。だから、すっきりとした劇になりました。

★2班
 「赤前は昼前」を劇で行いました。選んだ民話も方法も一つの班だけで、みんなの注目をあびていました。劇では、クジラをまねていたところが大受けでした。(以下、中略)

 感想に見られるように子供たちは、宮古の民話に興味を持ったようです。いろいろな学習で郷土宮古に関心をもっともっと持つようになればいいなあと思っています。

 この発表会で子供たちの民話に対する興味は高まったし、さらに郷土の民話の理解にもつながった。
 発表は学級内だけでしたが、より目的意識を持たせるには「〇年生に宮古の民話を伝えよう」というようにすれば、よかったと思う。場合によっては全校の集会で行ってもよかったであろう。

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