10年前を思い出した
今年度は市の教育研究会で道徳部会に所属している。
かつては社会部会オンリーだったが、管理職としてこちらに来てからは、図工(これは県大会があったため)、国語(これも県大会があったため)、特別支援(これは全国大会があったため)というように、5年続けて大会絡みで所属先を選んでいた(というより自動的に決定。)
今年は大会関係はないので、「久しぶりに道徳を学ぼう」と考えて、道徳部会に入った。11名の小規模部会だ。それ故に会長となった。
これは自分にとっては有難いこと。それというのも事務局と一緒に企画ができるからである。特に2回目は一日研修であるから、工夫のしがいもある。
その2回目が昨日だった。講師として県の道徳教育研究会の事務局の方を講師として招いた。10年前地元の社会科教育研究会で一緒に企画を進めていた先生だ。
すばらしい内容、そして工夫された演習であった。参加された皆さんも満足度が高く、「ぜひまた」と話すほどだった。
思い出せば、10年前の企画も有田先生を招いて佐藤学級の公開授業をしたり、模擬授業3連発をしたり、さらに最後は有田先生に飛び込み授業もしていただいた。
私自身が事務局をしてもよかったが、彼がしっかりとしていたので全て任せることができた。こういう時は、参加者も多い。そんな10年前を思い出した。
ちなみに今の社会研究会の事務局も同様だ。私からバトンタッチして2年目。今日が夏のセミナーだった。
私も講師役で登壇したが、何よりも実践発表が2本あったのが嬉しい。
今日は32名の参加。反応も前向きでまさに「ホーム」のセミナーとなった。
こういう地道な取り組みが社会科への取り組みの裾野を広くするのだと思う。
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