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2016.09.22

【HP移行原稿】研究通信3

研究通信 第24号 H11/2/8

指導案から拾う研究の視点

 あさって、今年度最後の研究授業が行われます。これは、実質的には来年度の研究のスタートと言えます。「新しい年度の研究の方向性を確認する」という意味では大切な授業です。
 そこで、改めて研究研究授業の視点を考えていきたいと思います。

1 12月の研究会から
 昨年の研究会では、次の5点を次年度の研究の方向性として確認しました。
① 基本的には今年度の研究の方向で推進していく
② 学年(学団)ごとの系統性をより吟味し、指導に役立てる。
③ 基本的な指導過程を弾力的に運用し、工夫された授業を目指す。
④ 1時間だけではなく、単元レベルで授業構想を組み立てることを重視する。
⑤ 子ども自身の力を高めるための日常的な実践の交流を図る。
 このうち⑤については、実際に来年度の校内研の中に組み入れられることです。
 また、②については、出された年間指導計画をもとに3学期中に大まかな系統性を吟味しようと考えています。
 すぐに指導案に反映できるものは、①③④ということになります。

2 指導案から拾う視点
 今回の研究授業の指導案から、先の項目が表現されているところを見てみます。

★見通し・一人学びの重視【①に対応】
 本校の研究テーマで重視しているのは、「見通し」と「一人学び」の部分です。本時の展開でここの部分を詳しく書いています。特に一人学びについては、重要語句だけではなく、「子どもたちにこのような一人学びをしてほしい」という教師の願いを具体的に記しています。読み手にとってもイメージ化がしやすいです。

★時間の弾力的運用【③に対応】
 子どもたちの力が高まれば、削れる部分が出てきます。今回は「見通す」が3分です。今までの指導案に比べたら短いです。その分、他の活動に時間を割くことができます。これは時間の弾力的運用であり、工夫の一つと言えます。

★表現を見通した単元指導計画【④に対応】
 1時間目に表現との関わりが書かれています。単元全体を見通した指導計画になっていることがわかります。また、重要語句を含めた新しい様式になっています。

これらは今後も留意する点と思われます。

★この通信の一言コメント
 2学期末の反省会で出たものを、3学期の研究授業の指導案に反映させました。その「解説」も兼ねた通信です。この研究授業が2年次の研究の実質的なスタートであり、新たな研究の方向性を示している。

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研究通信 第27号  H11/4/26

   今すべきこと

 先週の木曜日、〇〇研修会に行ってきました。この研修会で私は指定校研究主任ということで、公開に関わる具体的な話を中心に聞いてきました。
 その中で本校に関わる部分を紹介します。

1 新しい学力観のまとめを
 2002年の新学習指導要領への動きが目立っています。
 たとえば、教育雑誌は目玉である「総合的な学習」の特集が多くなりましたし、校内研究で取り組む学校も管内で多いようです。
 しかし、今回の研修会で大事なことを教わりました。それは、

  新しい学習指導要領への準備は当然行う。それとともに、今までの学習指導要領のまとめもきちんとしなければならない。

ということです。
 ご存知のように、平成元年の学習指導要領から「新しい学力観」というキャッチフレーズで新たなる教育活動が展開されています。意欲・関心・態度が重視された教育活動です。その10年間の成果をまずはっきり把握することが必要だということです。
 考えてみれば、本校の公開はこの「新しい学力観のまとめの公開」と言えるかもしれません。研究主題の冒頭の文言が「学ぶ意欲を大切にしながら」です。子どもたちの意欲面を重視した授業構成をすることが第一と感じました。

2 検証方法の工夫を
 印象に残ったお話の二つ目として、「検証方法について」ということがあげられます。客観的なデータ、情報の処理ということです。
 もちろん、それで終わらせるのではなく、それをどう生かすかが大事です。
 本校でも2回、子どもたちへのアンケートが行われました。そのデータ処理も行われています。問題はそれをどう生かすかということです。
 たとえば、「視写活動」の意義を感じていない子に、どのような視写活動を工夫していけばいいか。交流会でアイデアを出し合うことが大事と感じました。

3 授業研でのお願いです
 ① 授業は子どもたちの意欲ぶりが観察できる横から見てほしい。
 ② 参観メモの様式に、意欲部分の項目も入れました。また、気付かれたこと、エピソード的なものもお書きください。(研究紀要執筆のヒントとなると思われるので。)
 よろしくお願いします。

★この研究通信一言コメント
 2年次の研究のスタート号です。研修会で学んだことを、本校の研究の必要性と共に書いたものです。改めて移行措置前の本校の研究の意義を感じました。

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