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2016.10.28

1冊の本が夢だった

昨日、教え子のことを書いた。
その年は自分にとって、驚くべき依頼がった。ちょうど今頃の季節だた。単著の執筆だった。
当時は雑誌の原稿を時々書く程度だったので、その依頼に驚いた。社会科関係の原稿の内容を膨らまして…というものだった。

「教師であればいつかは1冊の本を…」と願っていたが、それは夢。まだまだ実力不足の自分であるから、この依頼には驚いた。「書く力は自分にはない」と思いつつ、「このチャンスを逃したら、もう本は出せないだろう」と思った。すぐに、様々な文献を2週間ほどで探してプロットを立てた。「ではこれで」とOKが出たので、さっそく執筆開始。

11月から2月ごろまでだったと思う。3ケ月以上、夢中で書いた。当時は我が子たちも保育園児で、子育て真っ最中。睡眠時間を削りながら執筆した。実践で不足のものは、昨日会った教え子の学級で次々と実践をして原稿化した。その子も、よき感想を書いてその原稿の一部になった。その点でも忘れられない学級だった。

ところが…2月ごろに送った原稿は「書き直し」という結果だった。夢中で書いたが、まだまだ力不足。すぐに転勤となり、新しい学校で書き直そうと思ったが、結果的にそこまで至らず。それらの原稿はボツとなった。今となっては懐かしい思い出である。

ちなみに、1冊の本は数年間は夢のままだったが、6年後に発刊することができた。また、先のボツの原稿についてはそこに書いた内容をベースにして、7年後にハウツーものとして再度執筆し、書籍となった。また、その出版社からもその後依頼があり、本を執筆させていただいている。自分にとってはよき経験として今は振り返ることができている。

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