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January 2017

2017.01.31

1月が終わった

恒例の月末の振り返り。今月は14回の更新。

〇今月は修士論文集中月間。そのために今年は講師役も入れないようにしたし,他の大きな仕事もできるだけ入れないようにしていた。また,原稿も1本のみにしていた。書籍原稿は6ケ月ほどストップしたままだ。しかし,それでも予定通り進まないのが修論。自分の力不足を感じたものの,前に進むしかない。限られた時間でまずは自分なりに取り組んだ。

〇指導教官には年休をいただいて,2回訪問をした。1回2時間弱ほどの指導だったが,自分の取り組みの甘さを痛感した。この訪問日を節目にがんばった形である。睡眠不足も続いたが,不思議と職務には影響はそれほどなかった。通信制大学院生だれば当然のことであろう。

〇研修会にも今月は遠くのものは参加しなかった。しかし,地元での地区社研参加や社会科に関係する会でディスカッションをした。それぞれが意義のあるものとなった。また校内でも社会科飛び込み授業を,指導案を作成して行った。その点は評価できる。

〇修論のために他の仕事を溜めていた。明日からの2月はそれらの仕事をどんどんと進めなければいけない。今年はこれからも勝負である。

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2017.01.30

修士論文を提出した

明星大学通信制の大学院に通って2年目。
一昨日,修士論文を提出した。

通信制といえども指導教官からは直接御指導をいただくために,多摩のキャンパスには今年度だけで6度通った。昨年度は3回プラススクーリング3日間。合計10度の指導の場は自分の研究力を進めるための大切な場となった。

指導教官からは,序章の内容についてかなり厳しく指導を受けた。

〇この研究をする意義は?
〇先行研究との違いは?
〇子どもたちに新たな教材を教える意義はあるのか?
〇なぜそのような評価方法で行ったのか?
〇この言葉の定義は?

一つ一つ問われる度に自分の甘さを痛感した。
それらが次回までの宿題となり,次にはまた新たな宿題が発生するという感じだった。

そしてラスト2ケ月は必死になって執筆に取り組んだ。
直前は睡眠不足との戦いだった。これが働きながら学位を取る厳しさだと感じた。
無事提出した翌日は溜まっていた疲れがドッと出た感じだった。

もちろん,今回の修論提出は自分にとってはゴールではない。
今後の研究のスタートだと思っている。

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2017.01.29

つぶやきより

フェイスブックのつぶやきです。

・姫路での講師役終了。今回は児童対象の飛び込み授業もあり、自分にとっても学びが大きかった。授業後に子どもたちが追究活動をすぐに開始し、コンビニに行ったというエピソードも嬉しかった。それにしても山の麓の会の皆さんの充実した活動ぶりには感心するばかり。毎年私のエネルギーになっている。ありがとうございました。

・「人と比較するのではなく、自分として努力を積み重ねて達成できた。努力を積み重ねれば、みんなも将来、思ってもみなかった自分になれると思う」…今日のイチローのニュースより。確かにこの夏、イチロー記念館に行った時に見た小学校5年生の町陸上大会の記録は意外なものだった。

・昨年は年賀を欠礼したので、年賀状のやりとりのみの友人の情報は2年ぶり。高校時代の友人の近況に驚いたり、「じいさんになりました」という添書きが数枚あったりと興味深かった。年末に「年賀状か…」と毎年重い気持ちになるが、こういう時には嬉しくなるものだ。

・初めて国立国会図書館へ。ネットで利用したことはあったが、実際に入るのは初めて。目的の論文のコピーを入手するまで結構時間がかかったが、その分、雰囲気を味わうことができた。大学時代、恩師が「情報と刺激を求めて月に1度は(秋田から)国会図書館へ自腹で通う」と語っていたことを思い出した。

・成人の日。TV番組「スッキリ」で毎年、地元奥州市の「泣ける成人式」を放送している。親が我が子に手紙を読むもの。今年も昨日の成人式をやっているなーと思ってみていたら、本校を卒業した子だった。手紙を読んだ父親も10年近く前にお世話になった方。心のこもった手紙だった。毎年のことながら、よき成人式が続いていると感じている。

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2017.01.26

修論もラストスパート

1月の末が修士論文の締切であり,今はその取り組みのラストスパートだ。
20日の午後に有給休暇をいただいて,大学院へ。研究室で最後の御指導を受けた。そこからは,睡眠を削りながら,毎日修正に取り組んでいる。当たり前だが,仕事自体は変わらないので時間確保のためには,睡眠を削るしかない。体力的には厳しいが,「今の時期だけ」と思うと不思議と時間ほどの疲労感を味わわないものだ。(あとでどっと来るのかもしれない。)

さて,修士論文を読めば読むほど修正箇所が出てくる。「ここは伝わらないな…」「もう少し書き足すことでわかりやすくなるなあ…」というのものだ。今まで書籍や雑誌の原稿では,あまり修正をしない。それが修論の場合には通じないのはわかっているので,それを今学んでいる感じだ。提出まで限られた時間であるがラストスパートである。

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2017.01.24

「策略―ブラック授業づくり つまらない普通の授業にはブラックペッパーをかけて」

中村健一先生から新刊「策略―ブラック授業づくり つまらない普通の授業にはブラックペッパーをかけて」が届いた。発売サイトはこちらアマゾンではまだ予約段階のようだ。

今までブラックのシリーズで2冊発刊されているが,どちらも充実した内容だった。多くの人に受け入れられており,教育書では驚異的な売上である。(今もランキング上位だ。)
本書も一気に読ませていただいた。

〇授業は「小さな活動」を寄せ集めて作れ
〇「誰でも答えられる質問」で全員を巻き込め
〇「褒める貯金」をしてから叱れ

といったわかりやすい言葉が並ぶ。

先の明治図書のサイトには以下のようにお勧めされていた。
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熱意だけで授業は成立しない、策略という武器をもて!
毎日の授業を研究授業のように力を入れたら24時間仕事をしても足りない。子どもは授業をシッカリ聞くものだと思っている教師は化石である。それでも授業をウマくこなさなければクラスは崩れていくだろう。教師生活を続けるために授業にピリリと効く策略を手に入れろ!
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この通り,特に若手教員には大きな武器になるであろう。おススメである。

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2017.01.23

「Hot Edu」リニューアル

自分がかつて関わった冊子がリニューアルされた。
実物投影機の活用についてビジュアルに解説されている「Hot Edu」である。
こちらから無料で購入できる。お勧めである。

以下,プレリリースより。
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テクノホライゾングループ(JASDAQ 証券コード:6629)の株式会社エルモ社(本社:名古屋市瑞穂区明前町 6-14 代表取締役社長:林数馬)は、2017 年 1 月 23 日(月)より、学校での定番で便利な実物投影機活用方法を事例集としてまとめたフリーマガジン“Hot Edu UP No.1~No.4”を発行いたします。

本シリーズは堀田龍也教授[東北大学大学院情報科学研究科]と高橋純准教授[東京学芸大学教育学部] と延べ 200 名の先生方との ICT 活用に関する産学協同研究の成果を、全国の先生方にお役立ていただくことを目的に、2008 年より「Hot Education」として発行を開始いたしました。2011 年には内容を刷新して「Hot Edu +」へリニューアルし、これまでのシリーズ累計で 32 万部を全国の先生方のお手元へお届けしてまいりました。

この度、普遍的で基礎的な実物投影機の活用例を継承しながら、2020 年から始まる次期学習指導要領に対応した内容へとリニューアルし、「Hot Edu Up」としてご希望される全国の先生方及び教育関連機関への配布を開始いたします。

本冊子シリーズは授業での実物投影機活用の具体的シーンを撮影した写真を中心にわかりやすく構成されており、明日から始められる実践的 ICT 機器活用が詰まっているノウハウマガジンとして高い評価をいただいてまいりました。今回のリニューアルにより引き続き息長くお使いいただけるフリーマガジンとして、より多くの先生方のお手元へ、あるいは ICT 研修資料として教育委員会などの教育関連機関へ、エルモ社よりお届けしてまいります。

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2017.01.16

あっという間の冬休み

先週段階で日本の一部の地区(北東北や北海道等)を除いて3学期が始まっていることであろう。
我が岩手県も,夏休みが短い分,冬休みが長い。その冬休みも今日で終了。今年度は例年とは違う冬休みとなった。

長い分,何かしらの講師役や自分の研修を入れていたが,今年度はどちらもなし。それというのも通信制大学院の修士論文の提出を間近に控えているからである。そのための時間の確保ということで,休日等も予定を入れなかった。
それでも平日は学期中と同じように時間の確保が難しく休日中心の執筆作業となった。今回は1月5日と15日を節目の日としていた。5日は指導教官に指導を受ける日,そして昨日15日は修正版を送る日である。寝不足になりながらも,何とかこの節目の日を目標として辿りつくことができた。

その他は12月末に原稿を1本書いただけ。あっという間の冬休みだった。修論は締切までまだ2週間ある。これからラストの追い込みである。

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2017.01.12

「社会科教育」2月号

「社会科教育」(明治図書)に今年は月1回の連載をしています。
アクティブな社会科授業づくりの基礎基本がテーマです。
今月号は「キャリア教育の視点で授業づくりを考える」というテーマで書きました。こちらです。アマゾンはこちらです。
この連載もあと11回で終わりです。ただ、4月号、5月号と連続で原稿依頼を受けており、有難いことだと思っています。

なお、今月号の特集は「主体的・対話的な深い学びのプロセスと問題解決学習」というものです。今話題のテーマということで読み応えがあります。

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2017.01.10

修論に関わって

この冬は修士論文のことが頭から離れない。それもそうだ。1月末が締切。今月の5日にも修論指導を受け、修正を日々行っている。
さて、そんな中、ちょっとでも論文の参考になりそうな文献はどんどん購入しているが、その中で今月は日々の授業にも役立ちそうものを購入した。その中で役立ちそうなものを3冊表示。

〇「情報リテラシーを育てる授業づくり」(鎌田和宏著・少年写真新聞社)
〇「なぜ子どもに社会科を学ばせるのか」(北俊夫著・ぶんけい)
〇「社会科授業づくりトレーニングBOOK 学習問題づくり・教材化・単元の指導計画づくり編」(澤井陽介編・明治図書)

どの書籍も著者名だけで学びが多いとわかるものばかりである。修論関係では書籍の一部が参考になるところであろうが、実践のためにも修論終了後にじっくりと読みたいと思う。

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2017.01.09

テレビで地元が…

成人の日。たまたま見ていたテレビに地元奥州市に関わるものがあった。
その話題に関わって。

TV番組「スッキリ」で毎年、奥州市の「泣ける成人式」を放送している。
親が我が子に手紙を読むものであり、もう十数年続いているものだ。
今年も昨日の成人式をやっているなーと思ってみていたら、本校を卒業した子だった。手紙を読んだ父親も10年近く前にお世話になった方。
実に心のこもった手紙だった。毎年のことながら、よき成人式が続いていると感じている。

NHKの大河ドラマの1回目の録画を見ていたら、ロケ地「奥州市」とあった。
ネットで調べると、歴史公園藤原の郷で昨年ロケがあったことがわかった。こちらは2校目に赴任した小学校の学区であり、勤務していた24年前に大きなオープンセレモニーに全校児童が参加したものだった。
何度も様々なドラマのロケが行われ、著名人に自分も会ったことが何度もあった。
今回の大河ドラマは、主人公は本市と全く関係がない。それでもロケ地として役に立っているのであれば、嬉しいことはない。

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2017.01.05

思い出した恩師の言葉

昨日、有給休暇をいただいて、修論の指導を受けた。終了後、文献探しのために国立国会図書館へ。
今まで、ネットから文献を購入の依頼でお世話になっていたが、実際に入ってみるのは初めて。入った時に、大学時代の恩師が話していたことを思い出した。

大学4年生の時。自分の卒論担当の先生が、博士論文に取り組んでいた。完成し5部コピーをするということで、そのお手伝いを依頼された。当時は手書きの時代なので、コピーの量も膨大だった。5時間ぐらいかかったと記憶する。
終了後、お手伝いのお礼ということで大学時代の御鮨屋で一献。その時に、研究に対する思いをあれこれお話いただいた。その中で次のように言われたことを覚えている。

〇40歳近くになるが、研究のお金を注いでいる。今も月に1回、自腹で情報と刺激を求め、国立国会図書館に通っている。

今とは違い、直接文献から情報を得るのが貴重な時代。しかも秋田から東京に行くのは時間がかかった時代。その中でも研究のために自費で時間をかけて出かける姿に、教師になれたら自分もこうならなくては…と思ったものであった。
その後、自分も教師になった。当時のことを自覚していたわけではなかったが、結果的に自費であちこちに出かけるようになっていた。その時の教えが自分の中にあったのだろう。国立国会図書館に入った時に恩師の言葉を思い出した。

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2017.01.03

「社会科教育研究」誌

いくつかの学会に所属しているが、その学会の成果が表れているのが学会機関誌である。
その中の一つである日本社会科教育学会の「社会科教育研究」誌のバックナンバーがネットで読むことができるようになった。こちら

今までは目次まではわかっていたが、すぐに資料は入手することができなかった。
それがこのように知りたい時に知ることができるのは有難い。

むろん、それだけではない。自分が社会科教育でどのような研究をしていくか、そのためのヒントも一通り見ていくことで得られるであろう。これから大いに活用できそうである。

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2017.01.02

愛される学校づくりフォーラム2017in名古屋

自分も会員である「愛される学校づくり研究会」。
そのフォーラムが今年も開催されます。
今年は名古屋。私も模擬授業で登壇をします。詳しい内容はこちらです。
以下、会長のあいさつと内容です。

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今年も、多くの皆さんと“ 愛される学校づくり”について、ともに学び、ともに考えるフォーラム2017 を開催いたします。

「愛される学校づくり研究会」は、学校教育にかかわってくださるすべての皆さんから、愛される学校となるためのさまざまな研究、開発、実践等を行い、会員相互の力量向上を図るための研究、情報交換、発表を目的として活動しています。
 第1回のフォーラムを平成23年2月に名古屋で開催してから、第2回と第3回を東京で、第4回を京都で、第5回を大阪で、そして第6回を東京で開催してきました。今回は6年ぶりの名古屋開催になります。

午前中は「カリキュラム・マネジメント」をキーワードに、4つの視点から「愛される学校のつくり方」を提案します。「愛される学校」をつくるために、学校をどうマネジメントしていくのか、一緒に考えていきましょう。

午後は、「授業研究の成果があがっていない」「日常の授業改善が進まない」などの課題を踏まえ、私たち研究会が考えた授業改善の方法を提案し、皆さんと考えたいと思います。

前半は、学生の模擬授業をもとに若手教師のアドバイスはどうあるべきかを提案します。後半は、おなじみの佐藤正寿先生に登場していただき模擬授業を行います。後半の模擬授業では、例年通り会場から抽選で児童役を選び参加していただきます。
 会員一同、皆さんのお越しをお待ちしています。(会長 長谷川 濃里)

●日時
平成29年2月19日(日)
10:00~16:30(受付開始 9:30)
●会場
東建ホール・丸の内
※地下鉄桜通線・鶴舞線「丸の内」駅下車1番出口より徒歩1分
●定員
300名  ※定員になり次第締め切らせていただきます
●対象
幼小中高等学校の教職員
大学等の教育関連の研究者
教員を目指す大学(院)生
教育委員会等の教育行政担当者
愛される学校づくり研究会会員および会員の紹介者
●参加費
3,000円(資料代含む)
●主催
愛される学校づくり研究会
●申込み
ホームページから、または参加申込書にご記入の上、FAXにてお申込みください。

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2017.01.01

今年もよろしくお願いします

2017年の始まりです。
今年もよろしくお願いします。

仕事上では4月1日が元日なので、例年のとおり、「今年のモットー」という形で新年の決意を表したいと思います。

1 続チャレンジ
 50代半ばの自分。残り時間に限りがあるからこそ、あれこれ挑戦したいと思っている。昨年は「チャレンジ」を一番のモットーにした。今年もチャレンジを続けたい。

2 研究を深める
 通信制大学院も順調にいけば卒業となる。これは今後の研究のスタート。これからは自分のテーマとする研究をいかに深めるかが大事である。

3 有難い依頼を大切にする
 昨年仕上げたかった本の原稿がストップしたままである。また、今年の講師依頼も受けている。それぞれ有難い依頼である。依頼されていることに真摯に取り組むことが自分の学びにもなっている。今年も大切にしたい。

4 着実に責務を果たす
 勤務校は2年目となる。2年目だからできることがいくつもあると考える。自分の責務を着実に果たしたい。

どうぞ今年1年、よろしくお願いいたします。

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