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February 2017

2017.02.28

2月終了

2月は短い。つくづくそう思う。1月末に修論を出して、少しのんびりしていたが、修論のために止まっていた仕事をあれこれ行い、一気に過ぎてしまった。今月は6割のブログ更新。

・まずは校務。今年度の分の仕事と来年度の分の仕事等があった。来年度のための仕事は、改善のための大事なステップ。時間を割いて、いいものに仕上がってきている。PTAはじめ自分が担当する重要な会議も終わり、あとは仕上げるだけだ。

・今月の登壇は一関社研、愛される学校づくりフォーラム、あすの社会を考えるセミナーだった。その登壇自体はもちろんだが、人とのつながりの有難さを感じた。そこから新たな動きが出てくるような気配。その意味では大きな登壇であった。原稿自体は少な目。それでも苦しんだ。まだまだ力をつける必要がある。

・時期的なこともあり,来年度の登壇に関わってもあれこれ話がある。大会,重要な研修,そして昨年度からの継続等さまざまである。どのような形であっても依頼されるということは光栄なこと。誠意をもって受けて自分が学び続けていることを新たに発信できればと思う。

・修論を提出したこともあり、読書はいつもより多め。様々な情報収集ができたのはよかった。時間を見付けることの大切さである。

・いよいよ明日から3月。2月以上に時間が限られることが予想されている。よいまとめにしていこう。

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2017.02.26

学びチーム

昨日のセミナーの懇親会では岩手からも4名の先生方が参加した。
前回も同じぐらい参加したが、自分自身が都合により参加できなかったので、懇親を深めることができなかった。
今回は違うメンバーも参加し、楽しい懇親会となった。

そして、帰りは皆さん新幹線ということで、車中での懇親(車中マナーを守っての)となった。
これはこれでディープな話となり、楽しかった。
考えてみたら、岩手で県外の民間団体の研修会に参加される先生方はそれほど多くはない。昨日のメンバーはその先生方。県内だけではなく、県外で自腹を切って学びたいという意志をもった先生方だ。その点では、研修に対して前向きな話がどんどん出て、それが楽しさにつながったのだろう。いわば、一つの学びチームといってもよい。

そういう方々の学びの場を提供する…これからの自分の大切な役目だと感じている。

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2017.02.25

第2回あすの社会科を考えるセミナー

今日は標記のセミナー。
各地から二十数名の皆さんが集まった。もともとは少人数のセミナーにしようという企画なので、増えても三十名以内ということにしていた。
一人一人の様子もよくわかるセミナー。社会科が苦手な教師のために…ということで始めて、今回が2回目である。
前回は急遽の学校対応で途中で失礼しただけに、今回はそのリベンジもあった。

今回のテーマは「資料活用」。
2人の実践発表と佐々木先生の講座。その後自分の講座であった。
内容は次のようなもの。

〇魅力ある資料、発掘・活用のコツ

1 資料活用の「周辺」をおさえよう
 -学年による資料の特徴
 -資料の活用類型のよりどころ
 -教科書資料の「型」をネーミング

2 発掘・活用のコツ
  -「+α」の教材研究で教科書資料を
  -身近なところに「資料」はある
  -写真を「一工夫」して生かす
  -資料を作る

これらは新しく開発した内容は少なく、今まであちこちでプレゼンしてきたものを再構成したものである。
それが結果的に新たなプレゼンになった。その点ではテーマを絞ることの大切さを感じた講座であった。

セミナーはワークショップ・QAもあり、アンケートによれば参加者の満足度も高かったようだ。
懇親会も東北チームの絆を感じたものとなった。
セミナーを開催することの意義を感じた一日であった。

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2017.02.19

素材は同じでも…

愛される学校づくり研究会での模擬授業を終えた。
過去2回、フォーラムで模擬授業を行っているが、今回も楽しく授業をすることができた。

今回取り上げたのは「昔の道具」。素材自体は先日の一関社研と同様であるし、さらにさかのぼれば1年前の筑波大学附属小での内容にも似ている。
しかし、3つとも自分にとってはねらいが違うし、当然構成も違ってくる。先日の一関社研は単元の導入場面であるし、今回は1時間のみの特設単元。
同じ素材でも料理のしかたによってこんなに授業も変わってくるのか…ということを発見した日だった。

昨日も書いが、このフォーラムは思い出も学びも本当に多い。
今回の午前のプログラムも学校経営を考える点でとてもエキサイティングだった。
会員の一人としてこれからも学び続けたいと思う。

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2017.02.18

愛される学校づくりフォーラム

明日は「愛される学校づくりフォーラム」が開催される。
名古屋での開催ということで、本日は移動日。
3年ぶりの参加である。今回も模擬授業をさせていただく。

さて、このフォーラムには過去2回参加しているが大きな思い出がある。
一つ目は有田先生の最後の模擬授業で、一緒のテーマで模擬授業をさせていただいたことである。
もう4年前となる。東京だった。
「6年生最後の社会科授業をどうするか」というテーマ。
授業後に有田先生と一緒にシンポジウムの席に並び、終了後に笑顔で握手させていただいた。また、授業で使った資料をほめてくださって、有田先生にお渡ししたのも少しだけだが恩返しになったと思っている。

その翌年は京都でのフォーラム。
こちらは、前日移動の時に、東京が大雪だった。新幹線なら大丈夫と思っていたら、大宮がポイント故障ということで3時間以上遅れて東京到着。すでに夜の10時を過ぎていて、京都への最終の新幹線には間に合わなかった。急遽探すこととなったホテル探しは大変だった。ネットで見ても満室ばかり。あきらめて直接探すもなかなかなく…。翌日睡眠不足のまま、一番の新幹線で行ったことを覚えている。

今回は午後の授業は2コマあるが、自分はその2人目。(1人目は学生さん)。そして、新幹線は順調。自分も授業での準備はほぼ終わり。どのような学びがあるか、楽しみである。

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2017.02.15

データのヒントから

授業のために教材開発の事前調べを行っていた。
もともとはこちらのデータ
愛知県で模擬授業をするので、地元の教材もおもしろいかも…と考えていてあれこれ探していたら、愛知県が花きの産出額が日本一ということを知った。どうしても工業が盛んというイメージがあっただけに、これは意外だった。
しかも、日本で生産量が多い菊が愛知県では多く育てられているということも知り、「電照菊」のことをあれこれ調べて興味深い教材ということもわかった。

結果的に複数候補の一つだったということもあり、この電照菊を模擬授業では扱わないこととなったが、このような教材開発過程の楽しさを味わうことができた。自分で調べ、学ぶことの楽しさである。

このような教材開発を月に1回すると年間10本以上になる。まだまだ自分も可能ではないかと思った。

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2017.02.12

「社会科教育」誌連載ラスト

「社会科教育」(明治図書)に今年は月1回の連載をしています。
アクティブな社会科授業づくりの基礎基本がテーマです。
3月号で終了であり、「アクティブな社会科の授業づくりのめざすところ」というテーマで書きました。こちらです。アマゾンはこちらです。連載の最後ということで、この連載でまとめとなるような内容を書かせていただきました。
この号の特集も「家庭キーワードで読み解く「新しい社会科」」であり、次への新しい流れを感じさせるものでした。社会科がどんどん変わっていく予感がしています。

なお、連載が終わりましたが、4月号、5月号と執筆の機会をいただき、原稿を提出しています。掲載されたら、また紹介をします。

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2017.02.11

有難いブログ

昨日の一関社研の事務局さんのブログ。
こちら
その中で私の授業について書いている。

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佐藤正寿先生の模擬授業は、
やっぱり圧巻の一言。
シンプルな指導内容を物凄い指導技術で、
ぐいぐいと深めていく。
自然と参加者が前のめりになっていく。

反省会でとある若手が
「正寿先生の(子役への)対応、一言一言が勉強になった」
と話し、大喝采を浴びていた。
教材開発力とか、授業の構成とか、そちらの方にばかり
目が行きがちなのだが、それと同じくらい凄いのが、
(毎回言うが)空間支配力
そこを、社研のメンバーがしっかり感じ取ってくれていることが
本当に嬉しかった。
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有難いことである。
昨日の授業については反省点も多々あるのだが、それでもよき面を見ていただいている。
そういう点で自分の果たす役割もあるのだろうと感じている。

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2017.02.10

久しぶりに一関社研

今年は予定が会議等とぶつかってしまい、なかなか参加できなかった一関の社会科研究会。
今日、久しぶりに参加した。奥州地区の開催のものには11月に参加しているが、一関に行ったのは1年数か月ぶりとなるだろう。

ただ、参加したのは後半から。コアメンバーである中堅の先生方の3名の発表は、質も量も高かった。年数回ずつ参加して6年ほどになるが、着実に成長をし続けていることを改めてわかった。
そしてその先生方に憧れて集う若手の先生方。その皆さんも積極的だった。
このような学習会が定期的に開催され、地区の若手学習の貴重なコミュニティになっていることを改めて感じた夜だった。

私も刺激を受け、模擬授業で単元1時間目の内容を提案。参加する限りは発表を続けなくては…と思っている。

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2017.02.09

やはり1年生

時々補欠授業に入る。
今週は1年生に入る。

以前入ったのは2学期も初め。
その時に比べたら、子どもたちはグーンと成長していた。1年生の成長の早さを実感する。
ただ、「やはり1年生」と感じることが何度もある。

たとえば、「グーが入るぐらい足を開きます」という指示に、多くの子たちが実際にすぐに手をグーにして入れてみる。これが2年生以上だったら、立っていて下を見るだけの子たちであろう。何でも実際にやってみるのが1年生だ。ストレートに指示を聞く1年生。かつて前を向かせようと「先生におへそを向けなさい」と言ったらおへそを出して見せようとした子がいたことを思い出した。

なわとび運動をしていると、そばにいる子が「見て!見て!」と後ろ跳びができたことを教えてくれる。「できたこと」をストレートに教えてくれる。こちらももちろんびっくりした表情で「すごいねー」と応える。「驚くことも教師の仕事の一つ」という言葉を思い出した。

いろいろと思い出させてくれる1年生の補欠授業である。

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2017.02.07

意外と歩いている?

先週から万歩計を使っている。
現任校に転勤してから、少しずつ体重が増えたこと、以前から運動不足を実感しているからである。
本当は時間をとって運動ができればいいのであるが、現状は厳しい。しかも職務はディスクワークが中心。
そこでせめて万歩計で一日どれぐらい歩いているかを実感しようと思って始めた。

一日5~6千歩ぐらいしか歩いていないだろう…と思っていたものも、意外にもその倍ぐらいは歩いていた。
特に雪かきの日はかなりの数値になっていた。
少ない日でも1万歩は越えていた。
確かに各種連絡、見回り等で校舎内はこまめに歩いている。それがこれぐらいになっているとは意外であった。

ただ1万歩、歩いているからといってそれが健康につながっているわけではないであろう。健康のことはこれから自分の重大事。それを意識するためのきっかけにしたいと思っている。

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2017.02.06

今後の登壇

2月,3月登壇するものでWebにあるものを紹介します。

愛される学校づくりフォーラム2017 in名古屋(2/19)
 定員に達したので締切をしました。ご参加される皆様,よろしくお願いいたします。

第2回あすの社会科を考えるセミナーin仙台 (2/25)
 増席してまだ余裕があります。セミナーまで3週間を切りました。

第3回授業UDカレッジ(関西)(3/4,5)
 私は5日に登壇します。まだ余裕があります。

第2回 0から学べる社会科授業セミナー(3/19・同志社大学)
 定員80名のところ6割が埋まっています。

 全て社会科に関する登壇です。この他にもいくつか講師役があります。それも社会科。2ケ月間,社会科どっぷりになりそうです。


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2017.02.05

北上にスタバ

12月に北上に行ったおり,スタバが作られておりビックリした。オープンはまだだったが,もう数日で…というところだった。

仙台に行ったとき,上野や東京に行った時に,スタバには時々お世話になっている。たいていは時間調整だが,時には電源確保ということで重宝している。どこに行っても,ファーストフード店のような狭苦しさはなく,1時間近くいても飽きないところがいい。

それが北上にできたとあれば,1度は行こうと思っていた。ちなみにそれまでは盛岡にしかなく,盛岡以外では初ということだった。それでも我が家から20kmは離れてはいるが。

駅から離れていて,車で行くスタバということでドライブスルーは長い列だった。中に入ると親子連れもけっこう来ている。東京で見かけるようなパソコン利用のお客さんはほとんどおらず,岩手らしい雰囲気。家族でちょっとした時間を過ごすことができた。

ちなみにもう1軒,一関にもできるようだが,その中間の奥州は難しいだろう…。時々「北上通い」が続くかもしれない。

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2017.02.04

本のタイトルを眺める喜び

めっきり地元の書店に行かなくなってしまった。
昨年度までは勤務校の学区にあり,帰りにサッと寄ることができたので,不便ではなかったのだが,今年度は遠くなってしまった(といっても車で10分もかからないのだが…)。
30年以上年間購読している雑誌も定期的に職場に届けていただいている。単身赴任や遠い勤務校時代は本屋さんに取りにいったので,その時に一定時間あれこれ本を見ていたものだった。
東京に行った時には東京駅そばの書店にはよく立ち寄るが,地元ではこんな感じだ。

しかも,今日などは興味があって以前から読みたいと思っていた書籍を「今日は家で読める日」としていたので,3冊電子書籍で注文。すぐに読み始め,それぞれ読み終えた。(ビジネス書と新書)。こういう時の電子書籍は有難い。

しかし,このような本の選び方をしていると,書店に行った時に本のタイトルを見て,「これはおもしろそう」とジャンルが広がる本には出会うことができないと感じている。実際の書店に行く喜びも,自分の場合にはそこにあった。
 修論に取り組んでいる最中には気分的にも追われている感じで余裕がなかったが,これからはやはり地元の書店にも寄ってみないと…と思っている。

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2017.02.03

校門指導

雪が降り積もり,校門前の横断歩道の下校指導を週に2~3回している。
1回につき20~30分。本校は3ケ所から下校するので,その時間帯だと50~60人ぐらいの子たちと触れ合うことができる。

補欠授業には時々入るが,なかなか子どもたちと触れ合うことはできない。そういう点では貴重だ。子どもたちは自分のことを知っているので,「あっ,副校長先生」と言ってくれる。補欠授業に入った時には「今日の3時間目,ありがとうございました。楽しかったです」と言われたこともあった。ちょっとした言葉だが,こういうのはエネルギーになる。もともと,「さよなら」と声がけするだけでエネルギーになる。

そんな中,子どもに「さようなら」と言ったあと,低学年の子が隣の子に「ねえ,学校で一番忙しいのは副校長先生なんだったよ」と話しているのが聞こえてきた。思わず笑ってしまった。それが事実かどうかは別にして,家の人にもそう思われているんだな…とマスコミに影響を感じた。

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2017.02.02

来年度の授業深掘りセミナー

平成29年度の授業深掘りセミナーの案内が公開されています。
こちらです。

今年度,昨年度と関わってきました。次年度から、(若手教師向け)模擬授業+授業の深掘り→教育情報知っ得コーナー→(テーマに基づいた)模擬授業+授業の深掘り→フリー相談コーナーと変更し、9時30分から12時30分までの会となりました。
私は6月の会で模擬授業を行います。次年度もエキサイティングな会になること,間違いなしです。

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2017.02.01

「授業のユニバーサルデザイン vol.9」発刊

「授業のユニバーサルデザイン vol.9」が発刊になった。
こちらは年に1回発刊されるもので,創刊号から私はもっている。毎回毎回充実した内容である。
以下発売元の東洋館出版のHPの紹介文。

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第一特集では、学習指導要領改訂の指針である「主体的・対話的で深い学び」の実現に向けたアクティブ・ラーニング、そして授業のユニバーサルデザインとの関係性や課題について焦点をあてた。田村学氏(文部科学省)、奈須正裕氏(上智大学)、桂 聖氏(筑波大学附属小学校)による特別鼎談、および、アクティブ・ラーニングを目指す授業のユニバーサルデザインの取り組み、全員参加の各教科の指導について取り上げた。
 第二特集では、授業のユニバーサルデザインを支える学級経営に着目。論考ほか、「参加」レベルを支えるフリートークの実践について、豊富な写真とともに授業風景を収録した。
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アマゾンでも購入できる。
今回は私も社会科で2ページの執筆をさせていただいた。さらに今月はUD関係の原稿が一つ,来月はUDカレッジの登壇もある。自分の学びを深めるよい機会である。

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