やはり1年生
時々補欠授業に入る。
今週は1年生に入る。
以前入ったのは2学期も初め。
その時に比べたら、子どもたちはグーンと成長していた。1年生の成長の早さを実感する。
ただ、「やはり1年生」と感じることが何度もある。
たとえば、「グーが入るぐらい足を開きます」という指示に、多くの子たちが実際にすぐに手をグーにして入れてみる。これが2年生以上だったら、立っていて下を見るだけの子たちであろう。何でも実際にやってみるのが1年生だ。ストレートに指示を聞く1年生。かつて前を向かせようと「先生におへそを向けなさい」と言ったらおへそを出して見せようとした子がいたことを思い出した。
なわとび運動をしていると、そばにいる子が「見て!見て!」と後ろ跳びができたことを教えてくれる。「できたこと」をストレートに教えてくれる。こちらももちろんびっくりした表情で「すごいねー」と応える。「驚くことも教師の仕事の一つ」という言葉を思い出した。
いろいろと思い出させてくれる1年生の補欠授業である。
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