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2017.03.21

「授業のネタ研究会 IN 関西」

19日の京都でのセミナーの翌日、尊敬する大阪の河原先生のお招きをうけ、「授業のネタ研究会 IN 関西」でお話をさせていただいた。テーマは「アクティブな社会科授業づくり」。1時間、模擬授業を含めながら話をした。中高の先生方がメインの研究会だが、熱心に聞いてくださった。

お聞きすると今回が第43回。積み重ねのすばらしさを感じる。河原先生からは新刊のご著書「クイズ主権者教育―ウッソ―?ホント! 楽しい教材71」をいただいた。中学校の講座を自分が受け持つこともあるので、さっそく活用しようと思っている。教材開発の着眼点には学ぶところばかりである。

さて、この研究会では大学時代に社会科教育法の講義の教官だった中村哲先生(関西学院大学)のお話もお聞きした。交通機関の都合で半分で失礼したが、当時の講義(もう35年前!)が鮮明に思い出されてきた。今は授業ビデオを見て、研究会をするのは当たり前だが、中村先生はその先駆者でその当時、附属中やご自身の飛び込み授業を授業で視聴させ、授業について話し合いを学生にさせていた。それだけではなく、有名な社会科教師の実践を数多く紹介していただいた。
一回、一回が学生に力をつける講義だった。自分が教育実習で、この講義で学んだ「〇〇なのになぜ~なのか」という発問を応用して、わりとうまく授業がいったことを今も覚えている。

今回は退官講演ということでのお話だった。70歳といいながら、実にお元気だった。有田先生もそうだったが、70代でお元気な姿を見ると、自分はまだまだと思う。

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