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March 2017

2017.03.31

3月終了

恒例の月末の振り返り。今月は20日の更新。いつもより多かった。

・まずは、今月は講師役が印象に残った。5日にUDカレッジ、19日に0から学べるセミナー、20日に関西ネタ研。兵庫・京都・大阪と岩手から行くには遠い場所であるが、講師役をつとめていて民間のセミナーで元気な地区が自分にとっては関西圏や名古屋圏である。だから、遠いところでも自分のために講師を引き受けるという感じである。この3つでも新たな出会いがあり、次年度の仕事もいただいた。準備自体に十分な時間がさけなかったのは反省点。

・大学院での口頭試問も無事に終え、26日に学位授与式を迎えた。2年前に決意をして臨んだ通信制大学院。結果的に取得したいものは得ることができた。これについては周囲からの応援があってこそ。自分としては、「もっと学びを深めることができたのではないか」という思いがあるが、限られた時間の中で取り組んだことは自分にとっての財産である。寝不足の日々はまた経験したいとは思わないが、自分にもこういうエネルギーが残っているのだと感じた。

・原稿については著書について再度延期をしてもらった。学校業務の繁忙期ということもあり、何ともならないことを痛感。遅れている分については4月から挽回である。

・毎年慌ただしい3月であるが、今年度は転勤もないのに、春休みも事務的にハードであった。教員生活も残りが限られている。1年1年を大切にしていきたいという思いは毎年強くなる。2017年度も1日1日を大切にする年にしたいと思っている。

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2017.03.26

学位記授与式

本日は通信制大学院学位記授与式だった。
無事、修士の学位を取得した。

「学位記は1枚の紙きれに過ぎないが、それは皆さんの未来を切り開くパスポートのようなもの」というメッセージが強く心に響いた。
ようやく研究の第一歩を踏み出したに過ぎないが、未来は自分次第と思っている。
それにしても博士号を60代の権威ある方々が取得されていたことには驚いた。
学びに終わりはない。

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2017.03.25

保育園卒園式

学区にある保育園の卒園式に来賓として出席した。
管理職になってから、毎年1~2ケ所は出席をしている。
毎回のことながら、1年生になろうとしている子どもたちの立派な態度に驚く。

特に今回は思い入れが深かった。
それというのも、我が子2人が20年近く前に卒園した保育園だからである。
そのため、通常の来賓挨拶に加え、「私事ながら・・・」と我が子がこの保育園を卒園したこと、その頃も今もすばらしい保育・教育をしていることを話させていただいた。
檀上から、当時からずっといらっしゃる先生方が頷いているのがはっきりとわかった。

長女の卒園の時には自分の離任式と重なり、式自体を見ることができなかった。それでもあとで保育園が撮影・販売してくれたビデオで見て、いい卒園式だったことがよくわかった。離任式終了後に駆けつけて、先生方にお礼を述べたことを覚えている。
それが20年ものちのこのような立場でまた御礼を述べるとは思わなかった。縁の有難さを感じる次第である。

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2017.03.22

今年度の講師役終了

一昨日の講師役で、今年度の分が終了した。
数えてみたら合計23回。公的なもの、民間のものを合わせてである。今の職で平日に学校を空けるのは厳しいのでその点では自己規制をしているし、今年度は大学院関係に時間を割きたいということもあり、例年よりも少ない回数である。
自分としては回数にはこだわっていないし、むしろその内容が大事だと考える。その点では課題もあったので、これは次年度に生かしていきたいと思う。

幸い、次年度も有難いことに依頼を受けている。ただし、自分で取り組みたいこともあるので、その回数は減る予定である。その分一回一回を充実させていくことができれば…と思っている。

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2017.03.21

「授業のネタ研究会 IN 関西」

19日の京都でのセミナーの翌日、尊敬する大阪の河原先生のお招きをうけ、「授業のネタ研究会 IN 関西」でお話をさせていただいた。テーマは「アクティブな社会科授業づくり」。1時間、模擬授業を含めながら話をした。中高の先生方がメインの研究会だが、熱心に聞いてくださった。

お聞きすると今回が第43回。積み重ねのすばらしさを感じる。河原先生からは新刊のご著書「クイズ主権者教育―ウッソ―?ホント! 楽しい教材71」をいただいた。中学校の講座を自分が受け持つこともあるので、さっそく活用しようと思っている。教材開発の着眼点には学ぶところばかりである。

さて、この研究会では大学時代に社会科教育法の講義の教官だった中村哲先生(関西学院大学)のお話もお聞きした。交通機関の都合で半分で失礼したが、当時の講義(もう35年前!)が鮮明に思い出されてきた。今は授業ビデオを見て、研究会をするのは当たり前だが、中村先生はその先駆者でその当時、附属中やご自身の飛び込み授業を授業で視聴させ、授業について話し合いを学生にさせていた。それだけではなく、有名な社会科教師の実践を数多く紹介していただいた。
一回、一回が学生に力をつける講義だった。自分が教育実習で、この講義で学んだ「〇〇なのになぜ~なのか」という発問を応用して、わりとうまく授業がいったことを今も覚えている。

今回は退官講演ということでのお話だった。70歳といいながら、実にお元気だった。有田先生もそうだったが、70代でお元気な姿を見ると、自分はまだまだと思う。

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2017.03.20

「社会科授業を模擬授業で学ぶ」

19日のセミナーで発表者のお一人である大阪の丸岡先生に「ぜひお招きをしてセミナーを」というお話があった。
模擬授業をたくさんしたいという趣旨だった。
翌日やりとりをしているうちに、一気に募集公開となった。このお仕事ぶりには驚いた。
エキサイティングな会になりそうである。こちらに会のことが紹介されている。(申込みも)
以下本文である。

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社会科をはじめて教え始めたころ、丸岡自身苦痛の毎時間でした。
「教えるべきことが多い。でもずっと説明していたら子どもたちの表情はどんどんと暗くなっていく」
「子どもたち主体に教えようとすると、子どもたちは喜んで学習するが、テストになるとさっぱり定着していない。」
ずっと、どうしたらいいのかわかりませんでした。私が社会科の授業から逃げるのと同時に、子どもたちも「次、社会?最悪~。」と声をもらしていました。

しかし、学ぶことを繰り返すことで、授業が変わってきました。子どもたちが、社会科が大好きになり、知識の定着も図ることができるようになってきました。


学べば、授業が変わります。
そして、今も「よりよい社会科授業とは何だろうか?」と模索の毎日です。

新年初めの学びは社会科を学びましょう!!
模擬授業を通して、具体的に学びます。

模擬授業に、社会科指導のプロ、佐藤正寿先生にコメントしていただき、より学びを深めていきます。
1日社会科実践を深められること間違いなしのセミナーです。

ぜひ、ご参加ください!!
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日 時:平成30年1月6日(土) 9時30分~ 受付  9時45分 講座開始
会 場:大阪市内(決まり次第アップします)
講 師:佐藤正寿 氏(岩手県奥州市立水沢小学校副校長)
参加費:3000円
申 込:http://kokucheese.com/event/index/459781/

9時30分 受付

9時45分 開会

1、 佐藤正寿先生オープニング講座  9時50分~10時20分
「社会科授業に欠かせない必須の3か条」

2、社会科をどう授業する!?パート1~3・4年生編~ 10時30分~12時00分

模擬授業 25分×2人 50分 
フロアでの検討 20分
佐藤先生の解説 20分

3、社会科をどう授業する!?パート2~5年生編~ 13時00分~14時30分

模擬授業 25分×2人 50分
フロアでの検討 20分
佐藤先生の解説 20分

4、社会科をどう授業する!?パート3~6年生編~ 14時45分~16時15分

模擬授業 25分×2人 50分
フロアでの検討 20分
佐藤先生の解説 20分

5、これからの現場教師に期待する社会科授業とは 16時20分~16時45分

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2017.03.19

0から学べる社会科セミナーに登壇

今日は「0から学べる社会科セミナー」に登壇させていただいた。
セミナー名と同じ書籍を発刊し、昨年度が1回目。そして今回が2回目である。
関わった先生方が登壇するということで、ユニークな企画になった。研究者、元中学校教員(大学講師)、小学校教員(私)の3名がメイン講師で3つの講座。さらに小中の実践発表。模擬授業付の授業開き。ショートのパネルディスカッションと、有難い中身であった。
このコーディネートが生きて、前回とは違った参加が多かったと思う。特に中学校の教員や学生が目立った。

私の講座で「授業開き」を扱ったのは初めてであった。
これは自分の中での財産を広げる点では貴重だった。(原稿自体はいくつか書いていたので、それをプレゼン化した。)
また、大学の先生の事象を一般化できるコメントのすばらしさを、中学校のスペシャリストからは教材研究の深さを学んだ。いろいろな登壇者がいらっしゃることのメリットである。

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2017.03.18

「教職研修」に原稿掲載

長年購読している教育雑誌がある。「教職研修」は40代になってから購入し始めた。10年以上になるであろう。
購読はしているが、執筆については縁がない雑誌であったが、明治図書の副校長本を執筆したからか、書く機会をいただいた。

〇「「やめる」「減らす」「変える」で、学校での働き方を見直す」

という内容である。こちらに目次がある。アマゾンではこちら

自分の今までの仕事術を書かせていただいた。

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2017.03.17

「6年生最後の授業」の反応

前日行った「6年生最後の授業」の反応が意外なところから出てきた。

一つは保護者から。
担任ではないので直接お聞きする立場ではないのだが、来賓役で行った保育園で保護者の方がお勤めになっていた。「昨日の副校長先生の社会科、面白かったーと話していましたよ」と声をかけられた。確かに社会科好きで何度も発表した子だった。

もう一つは担任や参観された先生方から。
担任の先生からは「自分の授業で足りない点に気付きました」という声。総務の先生方もお二人参観されていて、丁寧な参観コメントをA4で1枚分いただいた。外部の講師役ではアンケートでいただくが、校内ではなかなかないこと。決して満足のいく授業ではなかったが、このような反応は嬉しい。

考えてみたら、3学期は先生方から依頼されて飛び込み授業を3回行った。2学期には依頼ではないが、自分の修論のために8時間の授業を行っている。校内でこれだけ意図的に授業をすることは今までなかった。そういう雰囲気が本校にはあるということであろう。

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2017.03.16

自己追試「6年生最後の授業」

とあることから、「6年生最後の社会科授業」を依頼された。

もともとは雑談の中で。6年生の先生方とは席が近いこともあり、授業や学級の話をよくする。今週が最終週なので、「社会科の最後の授業は何をしたのですか?」という話題になった。
「まあ、ふつうに…」と話されていたので、自分の4年前のフォーラムの時の授業を思い出し、こんな社会科授業がありますよと紹介をした。

「それならばぜひ授業を!」ということになった。
学年末の繁忙期ではあるが、授業の依頼なら別である。2クラスでこちらのような授業を行った。

このような時の飛び込み授業は実に楽しい。
もともと指導案も資料もあるので、実態に合わせて少し修正しただけで準備は終えた。
子どもたちも期待しているので、反応もよくなる。中学校への橋渡しの授業ができたと思う。

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2017.03.15

教師力アップセミナー

有難いことに愛知での教師力アップセミナーに平成29年度は登壇させていただきます。
平成19年(もう10年前!)、平成25年、平成27年に続いて4度目になります。
こちらに詳しい案内が掲載されています。
以下案内分です。(HPより)

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平成29年度の教師力アップセミナープログラム

第5回 11月12日(日) 10:00~12:00

佐藤 正寿(岩手県奥州市立水沢小学校副校長)
2年ぶりのご登壇です。有田和正先生から多くを学び、自身のスタイルに昇華させた佐藤正寿先生は、社会科授業の「達人」です。著書は、『ゼロから学べる小学校社会科授業づくり』『スペシャリスト直伝! 社会科授業成功の極意』など多数。前回の講演では「わくわく社会科授業」という演題で、全員がわかる、できる授業のつくり方を模擬授業「東京オリンピック」を通して伝授していただきました。今回も模擬授業を通して、社会科の授業づくりの技を伝授していただきます。佐藤先生のぐっと引きつけられる語りと思考を深める教材のしかけに引き込まれること間違いなしです。
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今までと違う内容を送ることができるように準備をします。お近くの方はぜひどうぞ。


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2017.03.13

「やはり、有田和正先生の授業です」

愛される学校づくり研究会のホームページに、原稿を掲載させていただきました。
「私の心に残る授業」というテーマで、教師3年目に見た有田和正先生の授業について書かせていただきました。
自分にとってはまさに衝撃的な授業でした。
若き日にあのような授業を参観できた幸せを感じます。
その内容はこちらです。

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2017.03.12

社会科教育4月号

27年度、28年度は雑誌連載をさせていただいたが、平成29年度はなし。
正直連載中は、執筆し送った後、ちょっとしたらすぐに「締切前」になって、落ち着かない面もあった。その点では、少しホッとしている。何よりも遅れている原稿を仕上げなければいけないので、通信制大学院卒業にあわせて今までとは違った時間の使い方ができるのではないかと思っている。

ただ、単発の原稿依頼は月1本ペースで来ている。
今月号は「社会科教育」4月号。「改訂キーワードでつくる授業開き 成功する仕掛けと授業計画 はじめの一歩」という内容で書かせていただいた。アマゾンではこちら

雑誌が届いてから気づいたが、19日のセミナーで講師役の先生方が揃って書かれていた。セミナーのテーマに似た内容で驚いた。セミナーの企画は1年前に立てたものであるが、企画者の先見性に驚くばかりである。

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「第2回 0から学べる社会科授業セミナー」

「第2回 0から学べる社会科授業セミナー」が1週間後となりました。
「残りわずか」の席数となりました。申込みはこちらから。

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第2回 0から学べる社会科授業セミナー
テーマ・・・小学校と中学校をつなぐ「楽しい」社会科授業づくり

2017年3月19日(日)
場所 同志社大学今出川キャンパス寧静館5階会議室
主催:楽しい社会科授業づくり研究会

※定員80名です。それ以上は事前申し込みを受け付けません。
当日参加をお願いします。その場合、資料をお渡しできない場合があります。
※参加費は講師の先生方の交通費および必要経費となります。遠方の先生方もいらっしゃいますので、参加できない場合は必ずキャンセルの手続きを行い、
参加を希望される方のご配慮を願いします。

(予定)
9:30受付 10:00スタート
16:30終了予定

講師 吉水裕也(兵庫教育大学)
   河原和之(立命館大学)
   佐藤正寿(岩手県奥州市立水沢小学校副校長)

実践提案
   丸岡慎弥(大阪市立小学校) 
   石原浩一(春日井市立中学校)

プログラム(変更の可能性あり)
≪午前≫
10:00 あいさつ
10:10 講演 「これからの社会科で大切なこと」
    吉水裕也(兵庫教育大学)

11:00 講座(1)「これからの社会科で大切なこと-小学校をいかす中学校社会科」
    河原和之(立命館大学)

11:30 講座(2)「これからの社会科で大切なこと-中学校へいかす小学校社会科」
    佐藤正寿(岩手県奥州市立水沢小学校副校長)

12:00~13:00 休憩

≪午後≫

13:00 実践提案(1)
  丸岡慎哉(大阪市立小学校)
13:30 実践提案(2)
  石原浩一(春日井市立中学校)

14:00 講評「実践提案のよさ」
  吉水裕也・佐藤正寿・河原和之 

14:30 模擬授業と解説(1)「模擬授業付!佐藤流社会科授業びらき」
  佐藤正寿

15:15 模擬授業と解説(2)「模擬授業付!河原流社会科授業びらき」
  河原和之

16:00 トーク&ディスカッション 「これからの小中の社会科連携を考える」
  吉水裕也 河原和之 佐藤正寿

16:30 あいさつ

質疑応答は会終了後、17:00まで受け付けます。

*************
今年度も第2回0から学べる社会科授業セミナーを行います。
「0から学べる小学校社会科授業」の監修者である吉水裕也先生と、社会科授業で大変著名な河原和之先生、そして、楽しい社会科授業づくり研究会のメンバーでもある佐藤正寿先生をメイン講師に研修会を予定しています。詳しい内容は11月以降にお知らせいたしますが、講座あり、実践提案あり、模擬授業ありの盛りだくさんな研究会になろうかと思います。どうぞご参加ください。

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2017.03.11

今年の3・11

今年の3・11。
例年のように数日前からテレビ番組やニュースでは特集が組まれた。
また、当日は土曜日ということもあり、朝から関連番組を見て、あの日を思い出した。
自分自身も岩手で当日だけではなく、何度も襲う余震、停電やガソリン不足、転勤先での体育館破損(その後半年以上使用不可能だった)等の不便は感じたが、これは沿岸の被災地の比ではなかった。改めて哀悼の意を表したいと思う。

さて、番組を通して感じたのは6年間の子供たちの成長ぶりだ。当時の小学生が高校生になり、あれこれ考える年代になった。それはそうだ。今年卒業する子たちは、余震が続く中、ふだんより遅い入学式を迎えた子たちだった。自分にとってはついこの間と感じるようなことでも、子供たちの姿を見ると6年間の年月を感じる。

震災後数年間は岩手では毎日震災関連のニュースが流れていた。いつのまにか「毎日」の報道はなくなった。今は「月に数回」復興関連の報道になっている。これからも変わらないであろう。それだからこそ、この3・11を忘れてはいけないと改めて思う。

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2017.03.10

地区の学習会

一関社研に続けとばかりに、本地区の社研でも自主的な動きが始まりました。1回目は30名ほど集まりました。奥州地区の皆さん、ぜひご参加ください。若い人たちの動きを応援しています。以下事務局からです。(私は同時刻にPTA会計監査があり、終了後に間に合えば…という予定です。)

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奥州地区社会科研究会では、若者学習会を開催します。20代の若者の先生が発表します。今回は学級開きを中心に行います。都合の方は是非ご参加ください。

日時:平成29年3月28日(火) 18:00~20:00
場所:奥州市水沢地区センター 第1会議室

次第
1 アイスブレイク【仲間づくり】
 
2 実践発表 【教科指導、学級経営、日頃心がけている事など】
 若手4人が発表

3 相談コーナー【若手教師Q&A】
 若手の先生からの質問や悩み、疑問などをみんなで共有し意見を出し合えたらと思っています。ベテランの先生方からもぜひ、ご意見や実践などを教えていただけるとうれしいです。

4 その他、連絡
※お友達や知り合い、職場の先生方を誘ってぜひ、いらしてください。
 難しいことはせず、毎日やっている実践や明日から使える指導技術などを情報交換します。お気軽にお越しください。
※学習集会後に懇親会も設定していますので、お時間ある方はぜひ、そちらもよろしくお願いします。(学習会出欠の連絡と合わせてお知らせください。)

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2017.03.09

「まんがで知る教師の学び2――アクティブ・ラーニングとは何か」

熊本県の前田先生の新著「まんがで知る教師の学び2――アクティブ・ラーニングとは何か」が発売されています。
まさにおススメの図書です。アマゾンはこちら

前作のこちらがすばらしい内容だったので、今回も期待していました。その期待通り、いや、期待以上の内容でした。
難しいテーマ、内容をわかりやすい表現で書かれているだけではなく、教師が「学びたい」「紹介されている本を読んでみたい」と自然になってしまう本です。
以下、アマゾンでの紹介部分です。
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内容紹介
今求められる教師の学びを、まんがで分かりやすく解説して大好評の『まんがで知る教師の学び――これからの学校教育を担うために』に続く、シリーズ第2弾。

今回は間近に迫る新学習指導要領の内容をテーマに、今知っておくべきキーワードや改訂のポイントを驚くほどわかりやすく解説。
各章とも、まんがに出てきた重要ポイントが、解説ページでさらに深く説明されているので、理解が確かなものになります。
教師も必読のビジネス書を紹介して人気のコラムも、さらに充実したラインナップで掲載。

この一冊を読めば、アクティブ・ラーニングも恐れるに足らず!
本当に目指すべきは何なのかが見えてきます。

出版社からのコメント
教師個々の成長を促し学校を去った吉良先生が新たに赴任した学校は、アクティブ・ラーニング研究開発指定校だった――。

圧倒的な情報量と深さで話題!
大ヒット作第2弾

まんがで知り、解説で納得。知識だけじゃない「そもそも」の考え方がわかります。
現職の教員である著者が描く、リアルな小学校教師たちの物語に引きこまれ、どんどん読み進められるのもこの本の魅力です。
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昨年の夏、きらり教師塾の講師として熊本に行かせていただいたおり、前田先生(教師塾を始めたのは前田先生です)との雑談でチラッと、この書籍の構想の様子をお聞かせいただきました。仕事術のようなものをお聞きして、この発刊を楽しみにしていました。全ての教師にお勧めです。

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2017.03.07

講師役で学ぶ

5日はUD(ユニバーサルデザイン)カレッジだった。会場は関西学院大学初等部。2年ぶり。
自分の登壇は「社会科初級 課題設定場面のUD」と「初級 課題追求、課題達成場面のUD」の2コマ。
記録のために内容を記録。

〇課題設定場面のUD
1 価値ある資料を生かす
2 資料にしかけをする
3 ICTのよさを生かす
4 ゆさぶり課題・発問
5 課題意識の共有化
6 実物の効果は大きい
7 事前に関わるしかけ

〇課題達成場面のUD
1 資料の読み取り
2 主体的に取り組む調べ学習
3 話し合いの手がかりを用意する
4 共有化を促すペア学習
5 価値判断場面が社会的な考え方を育てる
6 まとめで何を書くのか
7 個別の配慮

どちらも1時間30分という長丁場だったが、受講生の皆さんが熱心だったのであっという間だった。
自分にとっても、今までと違った視点からプレゼンをまとめることができてそれもよかった。

さて、この講師役は午後から。午前中は自由参加だったが、せっかくの機会ということで、社会科授業のUDの概論について第一人者の村田先生から学ばせていただいた。
講師役で参加する研修会で他の方が登壇されるという場合には、自分も学ぶことができる貴重な機会ということを感じた。
来年度も自分の中でUDは大切な研究領域である。さらに学んでいくことができればと思う。

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2017.03.05

口頭試問終了

通信制大学院の学修もいよいよ終わりが近づいてきた。
昨日は修士論文の口頭試問。
改めて自分の論文を読み直して、説明の準備をしたり、想定質問の答えを考えて臨んだ。
30分はあっという間。まずは無事終了してホッとした。
あとは学位取得を待つだけとなった。

先の準備は大学の図書館で行った。春休みということもあり、学生は数人しかおらず、静かな環境だった。
この図書館、ゼミやスクーリングで訪れた時にしか利用できなかった(合計10回ぐらいか?)が、本当に素敵な図書館だった。集中して学べる環境。疲れた時には庭の木々に目を向け、興味ある本をソファーで閲覧できた。電源が全ての席にあることも有難かった。

学位を取得したら、その式に来るのが最後となるので、この図書館ともお別れとなると名残惜しかった。こういう環境で学ぶことができたことを感謝したい。

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2017.03.04

教え子に偶然会う

毎年のことであるが、3月の卒業式練習の様子を見ると、自分が担任した時の子供たちを思い出す。
特に今年度は、かつて担任時代にもいた学校なので、10年前と12年前に6年生担任として見送った子供たちのことが思い出された。今は24歳と22歳の子たちだ。

「このステージで『旅立ちの日に』を歌ったなー」
「最後の担任の時には、校歌の時から涙が落ちて退場は泣きながらだったなー」

といったことを、今年の練習をみながら思い出していた。
今は便利な時代で、その時の教え子の何人かとはフェイスブックでつながっていて、がんばっている様子はSNSで時々見ることができる。だが、リアルではそういう機会はほとんどない。

昨日のこと。学区内の幼稚園・保育園に卒園式の祝詞を届けに回った。郵送でもいいのであるが、学区内ぐらいなら直接回ってお祝いの言葉を言いながらもいいな…と考え、足を運んだ。そのうちの一つの保育園で、玄関から入るなり「先生!」と言われた。10年前に本校を巣立った担任した子だった。
短大を卒業して、今の保育園で働いて2年目になるという。小学校当時とは雰囲気も変わっていて驚いたが、自分が教師ということを改めて感じた時だった。

それにしても教え子たちのがんばりにはいつも励まされる。それが教師冥利の一つでもある。

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2017.03.03

第2回 0から学べる社会科授業セミナー

「第2回 0から学べる社会科授業セミナー」が2週間後となりました。
「残りわずか」の席数となりました。申込みはこちらから。

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第2回 0から学べる社会科授業セミナー
テーマ・・・小学校と中学校をつなぐ「楽しい」社会科授業づくり

2017年3月19日(日)
場所 同志社大学今出川キャンパス寧静館5階会議室
主催:楽しい社会科授業づくり研究会

※定員80名です。それ以上は事前申し込みを受け付けません。
当日参加をお願いします。その場合、資料をお渡しできない場合があります。
※参加費は講師の先生方の交通費および必要経費となります。遠方の先生方もいらっしゃいますので、参加できない場合は必ずキャンセルの手続きを行い、
参加を希望される方のご配慮を願いします。

(予定)
9:30受付 10:00スタート
16:30終了予定

講師 吉水裕也(兵庫教育大学)
   河原和之(立命館大学)
   佐藤正寿(岩手県奥州市立水沢小学校副校長)

実践提案
   丸岡慎弥(大阪市立小学校) 
   石原浩一(春日井市立中学校)

プログラム(変更の可能性あり)
≪午前≫
10:00 あいさつ
10:10 講演 「これからの社会科で大切なこと」
    吉水裕也(兵庫教育大学)

11:00 講座(1)「これからの社会科で大切なこと-小学校をいかす中学校社会科」
    河原和之(立命館大学)

11:30 講座(2)「これからの社会科で大切なこと-中学校へいかす小学校社会科」
    佐藤正寿(岩手県奥州市立水沢小学校副校長)

12:00~13:00 休憩

≪午後≫

13:00 実践提案(1)
  丸岡慎哉(大阪市立小学校)
13:30 実践提案(2)
  石原浩一(春日井市立中学校)

14:00 講評「実践提案のよさ」
  吉水裕也・佐藤正寿・河原和之 

14:30 模擬授業と解説(1)「模擬授業付!佐藤流社会科授業びらき」
  佐藤正寿

15:15 模擬授業と解説(2)「模擬授業付!河原流社会科授業びらき」
  河原和之

16:00 トーク&ディスカッション 「これからの小中の社会科連携を考える」
  吉水裕也 河原和之 佐藤正寿

16:30 あいさつ

質疑応答は会終了後、17:00まで受け付けます。

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今年度も第2回0から学べる社会科授業セミナーを行います。
「0から学べる小学校社会科授業」の監修者である吉水裕也先生と、社会科授業で大変著名な河原和之先生、そして、楽しい社会科授業づくり研究会のメンバーでもある佐藤正寿先生をメイン講師に研修会を予定しています。詳しい内容は11月以降にお知らせいたしますが、講座あり、実践提案あり、模擬授業ありの盛りだくさんな研究会になろうかと思います。どうぞご参加ください。

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2017.03.02

フォーラム模擬授業の様子

2週間前に名古屋で行われた「愛される学校づくりフォーラム」の模擬授業の様子がアップされています。
こちらです。
内容から一部引用します。

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佐藤先生は、昔の生活場面の絵から道具の使われ方を考えさせて、生徒役にたっぷりと「やっぱり昔は大変だったよね。今は便利になったよね」という気持ちを味わわせておいて、でも便利になった今の道具には、昔の知恵が引き継がれているんだよということに気付かせ、生徒役を「すごいな~」と驚かせる展開をされました。

さらに、岩手の地場産業である南部鉄器とも関連付けるなど、地元の産業にも目を向けさせる工夫をされ、会場からは「おぉ~」と感嘆のどよめきが起こりました。

会場の反応からもわかるように、よく練られた教材で、いくつもの伏線を用意してあり、最後まで子どもを飽きさせることなく、楽しく集中させる授業でした。

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