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2017.08.11

「山の日」にちなんで

 「山の日」について書いた原稿です。

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 山の日の趣旨は「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」ことです。
 八月十一日という日にちに特別な由来があるわけではありません。
当初は盆休みと連続させやすい利点があるとしてお盆前の八月十二日を祝日とする案でしたが、その日はかつて大きな飛行機事故があった日だったので、その前日の八月十一日となりました。

 ただ、全国各地には「ぎふ山の日」(岐阜県)や「えひめ山の日」(愛媛県)というように独自の「山の日」があります。それらは、「八」や「一一」の数字にちなんだ月や日を使っていることが多いです。それは「八」が山の形に見えるため、「一一」は木が立ち並ぶ様子に見えるからです。
その点では八月十一日も全く縁のない日とは言えません。

 さて、日本の面積で山の占める割合は七割ぐらいです。世界の平均森林率が約三〇パーセントですから、日本は世界の中でも森林大国と言えます。
  山の数は二万五千分の一の地形図に載っているものは一万六千以上もあります。みんなの住んでいるところから見える山もきっとあることでしょう。

 一番高い山はご存じ富士山です。標高三七七六メートルです。日本には三千メートルを越える山々が二一あります。夏を中心に多くの登山者が頂上を目指します。日本の登山人口(年一回以上登山した人口)は二〇一二年には八六〇万人で、最近では女性や中高年に人気があります。

  では、一番低い山はどれぐらいあるのでしょうか。二万五千分の一の地形図に名前と高さが載っているものの中では、何と三メートルの日和山(宮城県仙台市)があります。これなら皆さんでもすぐに登山ができますね。

 日本では昔から人々が山と共に生きてきました。山は里山とよばれ、薪や山菜をとったり、土を利用したりして、手入れをされてきました。また、「山崩れといった災害を防ぐ」「水をたくわえ、生き物のすみかになる」「木材を生み出す」「空気をきれいにする」というように森林の果たす役割は大きいものなのです。

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