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2017.08.10

学び続けるのは若手もベテランも同じ

岩手の夏休みは短い。本校は23日間である。
お盆以外は毎日出勤か講師役,研修で出かけていたので,学期中と同じであっという間に過ぎていく。
その講師役もこの夏は5ケ所。これは例年並みであり,増えたら校務に差し支えるのでちょうどよい回数とここ数年思っている。すでに4ケ所が終わり,あとはお盆あけに一つである。

さて,講座の合間に休み時間が10分~15分ぐらいがある。
担当者からは「控室へ」とご案内されるのであるが,基本的に会場や教室にそのままいるようにしている。次の準備もあるからだが,参加者との会話等を大切にしたいと思っているからである。
これは自分が若手だった時に,講師の先生にご挨拶や質問等を時々していて大変有難かったことが記憶にあるからだ。

今回も例によって休み時間に待機していると,20代の先生からご挨拶を受けた。社会科の研究授業があるということで,学びにきたとのこと。続いて私と同世代ぐらいと思われるベテランの先生から講座で紹介した本のことを質問された。購入して学びたいとのこと。

短い時間にお二人に対応して,自分の役割を改めて考えた。若手だけではなく,ベテランも学び続けている。講師役の時にはその皆さんの意欲に応えるような内容・構成をしっかりと準備しないといけないのである。自分としては毎回そのつもりで準備しているが,今回改めて思った。

そういえば2年前に県外の研修会で講師を務めた時に,最前列に年配の先生がおり,熱心に受講されていた。担当者にお聞きしたら,その年に定年退職予定という方だった。残り数ケ月でも学びを止めたら,それは子どもたちのためにならない。そういう意志をもった先生だったと思う。自分も同じでありたい。

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